三溪園
横浜市にある三溪園は、実業家で茶人の原三溪によって造られた国指定名勝の日本庭園です。国の重要文化財建造物10棟、横浜市指定有形文化財建造物3棟を含め、17棟の建築物を有し、広大な敷地の起伏を生かした庭園との調和がはかられています。
園内では1年を通して四季折々の花をお楽しみいただけ、春は桜、秋は紅葉と横浜の名所でもあります。
①外苑:明治39年(1906)年、一般向けに公開されたエリア。京都・燈明寺から移された室町時代の建築・三重塔がランドマークとして配され、ウメ・サクラ・ハナショウブ・ハスなど、四季折々の花を中心に楽しめます。
②内苑:原家が私邸として使用していたエリア。江戸時代初期に建てられた、雁行形に3棟が連なる外観の臨春閣を中心に、古建築で構成された繊細なつくりの庭が広がります。
③記念館:展示室において三溪園や原三溪に関する資料・美術品などをご覧いただけます