“104の島”が織りなす楽園ランカウイ諸島──冒険と癒やしの必見観光スポットとベストモデルコース|観光に便利なおすすめホテルも!

Traveloka Japan
01 Jul 2025 - 読了時間:約 2 分

なぜ今ランカウイが選ばれるのか?

©︎ Juan Carlos Herrera / Shutterstock.com

翠緑のマングローブ林とエメラルドグリーンの海に包まれた、マレーシア・ランカウイ島。マレー半島西海岸のアンダマン海にある観光地で、104もの島々の形が渦状に連なっているのが特徴。地質学的に極めて希少な構造をしていることから、国際的に価値のある地質遺産を保護する「ユネスコ世界ジオパーク」にも認定されました。

島内では、いにしえより数々の伝説や言い伝えが受け継がれ、“伝説の島”としても知られています。このエリアには世界各国から年間約200万人が訪れており、セブ島やプーケットなど、ほかの有名リゾートと比べるとローカル文化が残る穴場です。

また、免税島のため物価が安く、ホテルやグルメに加え、旅を締めくくるお土産までコスパ抜群なのがうれしいポイント! アクティビティやリラクゼーション施設も充実しており、ファミリー層からカップルまで幅広いスタイルで遊び尽くすことが可能。まるで映画のワンシーンのような絶景が非日常を演出します。

2025年6月時点、日本からアクセスする際は、クアラルンプールを経由するルートが定番。国際線で約7時間の空旅を楽しみ、離陸後は国内線を乗り継ぎ約1時間かけてランカウイ島へ。入島までに厳重な保安検査があり、治安は比較的良好とされるものの、夜間の一人歩きや貴重品の取り扱いには十分注意が必要。乾季の12~3月が晴天が続くベストシーズンです。

絶景と伝説を体感!ランカウイ島の“心を揺さぶる”必見スポット

マレーシア屈指のリゾート地・ランカウイ島には、ただ美しいだけではない“心を揺さぶる”ような絶景とアクティビティが勢ぞろい。雄大な景色を一望したり、現地ならではのカルチャーに触れたりと、何度訪れても新しい発見があるほど見どころ満載です。まずは、旅心を刺激する話題のスポットを厳選してご紹介します。

イーグルスクエア|島名の由来“鷹”と夕日が交差する感動体験

ランカウイ島を代表する観光スポット「イーグルスクエア(Dataran Lang)」は、島名の由来である“鷲(イーグル)”が凛々しく翼を広げる姿をかたどった巨大なシンボル。海を見渡すロケーションにそびえ立つビジュアルは迫力があり、とくに夕暮れ時はサンセットとのコントラストが壮観です。

ここへ立ち寄った際は、広場周辺の免税ショップやローカルグルメも必見。観光からショッピング、一日の終わりを彩るディナーまでワンストップで楽しめますよ。

スカイブリッジ&ケーブルカー|標高708m、360度パノラマの絶景空中散歩

「ランカウイ スカイキャブ ケーブルカー(Langkawi SkyCab Top Station)」では、標高708mの山頂へと続くエキサイティングな“空中散歩”を体験することが可能。世界有数の急勾配を誇るケーブルカーから眺望できる大自然が圧巻で、島全体を囲む山々やきらめく海などを360度のパノラマビューで楽しめるのが特長です。

ガラス張りのゴンドラや吊り橋のスリルも、旅行客から人気を集めている理由の一つ。約15分かけてゆっくりと頂上に登り、終点から同じルートで戻れるため、心ゆくまで絶景を満喫してみてください。

タンジュン・ルー&チェナンビーチ|開発されていない白砂と透明度抜群の海

マレーシアの隠れ家的リゾートとして注目を集めている「タンジュン・ルー(Tanjung Rhu)」と「チェナンビーチ(Cenang Beach)」。

それぞれ異なる魅力を持つ有名な観光スポットです。「タンジュン・ルー」は、手付かずの山林が残る白砂のビーチがあり、海の透明度が高くマリンアクティビティに最適。干潮時に現れる神秘的な“幻の砂州”は見逃せません。

一方で「チェナンビーチ」周辺には、レストランやカフェ、宿泊施設などが充実。晴天のときには、マリンスポーツショップでアクティビティやツアーにも参加できます。

キリム・カルスト・ジオフォレストパーク|ユネスコ認定のマングローブ密林探検

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「キリム・カルスト・ジオフォレストパーク(Kilim Karst Geoforest Park)」は、世界的に優れた地質や文化遺産を保護するプログラム「ユネスコ世界ジオパーク」に認定された観光名所。マハスリの神話や伝統工芸といったマレー固有のカルチャーが残り、自然美を通して島が誕生した歴史について知識を深められます。

また、ボートツアーで動植物の観察や洞窟探検も体験可能。石灰岩の崖に加え、奇岩群がそびえ立つエリアを巡回するコースが定番となっています。

セブンウェルズ滝|伝説と癒しのマイナスイオンスポット

約30分〜1時間のトレッキングで到達、妖精伝説と絶景

ランカウイの北西部、ジャングルの奥深くで雄大に流れる「セブンウェルズ滝(Telaga Tujuh Waterfall)」。7つの滝つぼからなる神聖なマイナスイオンスポットは、現地ではその清らかな水に“妖精が宿り、人々の心を癒やす”という伝説が語り継がれているのだそう。

滝へは約2時間のトレッキングで到着し、山嶺からの眺めや水遊びも堪能できる点が魅力。足元が滑りやすくなっているため、歩きやすいスニーカーで入山しましょう。

アイランドホッピング|“104の島”を巡る冒険クルーズ

ビーチ周辺に連なる104の島々をスピードボートで巡る「アイランドホッピング」は、海外の旅行客から人気の高いツアー。

とくに、古くから“子宝に恵まれる聖水”との言い伝えがある「妊婦の湖」で淡水浴でき、大地の息吹や神秘的なパワーを全身で感じ取れるのが注目したいポイントです。

次に渡る「パヤール島」の海は透明度抜群で、サンゴ礁を眺めながらシュノーケリングも体験することが可能。色とりどりの魚類とともに遊泳を楽しんだら、サンセットもあわせて一見する価値があります。

マングローブクルーズ&カヤック|生態系の宝庫を探検

ユネスコの認定を受けたマングローブ林では、希少動植物を観察できるクルーズやカヤックツアーが人気。約2時間のボートライドで、石灰岩の崖やフィヨルド、海食柱がそびえ立つ様子を回遊します。ほかにも、野生のシロガシラトビやイルカなどを間近に見られる点がハイライト。探検する面白さも同時に味わえるため、ファミリーやカップルに選ばれる機会の多い水上アクティビティの一つです。

ジップライン&アドベンチャーパーク|熱帯雨林を空中滑走

「ランカウイ・アドベンチャー&エクストリームパーク」は、ジオフォレストパーク内に位置する大自然が舞台のアトラクション施設。12種類以上 あるアドベンチャーのなかでも、アスレチックが得意なら「ジップライン」は搭乗必至。眼下に広がる絶景と手に汗握るスリルが冒険者を待ち受けており、熱帯雨林の間を颯爽と駆け抜けるスピード感が相まって特別な体験へと導きます。

免税ショッピング&ローカルグルメ

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ランカウイ島には、マレーシア国内でもめずらしい“免税エリア”があり、格安スーパーでビールやチョコレートなどがリーズナブルな価格で購入可能。ばらまきにぴったりなお土産探しにも最適です。また、屋台やローカルレストランでは、シーフードを中心とした新鮮な料理を味わい尽くすのが醍醐味。アクティビティを楽しんだあとは、マレーシアならではのグルメも要チェックです。

おすすめの滞在日数とベストモデルコース

マレーシアのランカウイ島へは日本からの直行便がないため、乗継便を利用した移動が一般的。そのため、あらかじめ余裕をもった日数での滞在が理想です。短期間で主要スポットを効率よく巡るなら2泊3日、よりディープに楽しみたいなら3泊4日のスケジュールがマスト。トラベロカでは、旅のスタイルにあわせたベストモデルコースをご提案。ローカルグルメやアクティビティを存分に満喫してみてください。

【ランカウイ島2泊3日モデルコース】絶景・文化・買い物をバランスよく

©︎ Nataliia Sokolovska / Shutterstock.com

Day1:到着→ビーチ&夜市で南国感に浸る

到着初日は、ホテルにチェックイン後、ランカウイらしさを感じられるチェナンビーチへ。きめ細やかな白砂のビーチを歩きながら南国の景色を堪能し、夕焼けで染まる海を眺めるだけで旅気分は最高潮に。夜は異国情緒あふれるナイトマーケットへ足を運び、レストランでディナーを味わうのがポイントです。

Day2:スカイブリッジとマングローブ探検の王道観光+マッサージ

2日目の朝は、定番スポットともいえるケーブルカーに乗り、スカイブリッジからの眺望で一息つきリラックス。近隣エリアで提供されるローカルフードランチで小腹を満たしたら、キリムジオフォレストでマングローブ探検クルーズへ出航。豊かな自然のなかを進むボートツアーは、アトラクション好きにはたまらない冒険心が刺激されます。夕方以降はスパで体の疲れを癒やすほか、サンセットクルーズで海上からの夕景を見るのもGOOD。その日の目的に応じてプランを立てましょう。

Day3:お土産ショッピング→帰路へ

最終日は、島内の大型スーパーや免税店でお土産を購入した後、ランカウイ空港へ。限られた日数でも、見どころを押さえた3日間の観光を実現することが可能です。

【ランカウイ島3泊4日モデルコース】ランカウイ初訪問のベストバランス

©︎ Anusorn ThaiLand / Shutterstock.com

Day1:リゾートチェックイン〜海沿い散歩

国際線や国内線を乗り継ぎ、上陸後はホテルでゆったりと過ごして長時間のフライト疲れを癒やしましょう。チェックインが完了したらチェナンビーチへと向かい、サンセットに彩られた海沿いを優雅に散歩。夜はレストランでナシゴレンやシーフードなどの伝統料理、アルコール類を嗜むのがオーソドックススタイルです。

Day2:絶景と冒険の日

2日目は、ランカウイの絶景とアトラクションを体験するアクティブな一日。朝にスカイキャブに乗って山頂へと向かい、スカイブリッジで大自然のパノラマを一望。写真愛好家を中心にフォトスポットとしても話題になるほどの開放感があり、まさにマレーシアが誇る圧巻の場所です。夜はスパで伝統的な施術を受け、全身を癒やす極上のご褒美タイムを。

Day3:離島シュノーケリング

3日目は、透明度抜群の海で知られるパヤ島へ日帰りシュノーケリング。事前予約が必須となるため、利用する際は前日までにプランニングしておきましょう。のんびり過ごす場合は、リゾート内で朝食を味わい、館内のプールや周辺エリアの海辺で読書にふけるのも◎。夕方には、群島をリッチに巡る「サンセット・ディナークルーズ」をセレクト。ロマンチックな旅を求める旅行客から人気が高く、波のきらめきやクリムゾンとのコントラストが別格の美しさです。

Day4:買い物&出発

最終日は、現地の魅力が詰まったマーケットや免税店でショッピング後、ランカウイ空港から日本へ出発。観光・自然・グルメとの最高の出会いが楽しめる、マレーシア初旅行の方にこそ試していただきたい3泊4日のモデルコースとなっています。

ランカウイ島のホテル&リゾート選び──“癒やし”と“非日常”を両立

島内には、長時間のフライトや移動で疲れた体を優しく包み込み、非日常の空間で迎えてくれるホテルやリゾートが点在しています。静かな海を眺めながら穏やかなひとときを過ごしたり、ラグジュアリーなスパやプールでリフレッシュしたりと、滞在そのものが旅を彩る場所ばかり。ここからは、トラベロカおすすめの宿泊先を4軒ピックアップ。快適性や立地のよさもふまえて、最適な拠点選びの参考にしてみてください。

アディアホテルランカウイ(ADYA HOTEL LANGKAWI)

クアタウンの中心部に位置する「アディアホテルランカウイ(ADYA HOTEL LANGKAWI)」は、イスラム文化を尊重した設計が特徴のモダンホテル。ムスリムフレンドリーなサービスも充実しており、館内には24時間営業のレストランのほか、屋外・屋内プールを完備。フェリーターミナルへのアクセスも良好で散策にぴったり。大人2名の宿泊は、朝食がセットでMYR 272(約9,300円/2025年6月時点)とリーズナブル。コスパを重視する際に選びやすいため、ベストシーズンは即満室になることも。

店名:アディアホテルランカウイ(ADYA HOTEL LANGKAWI)
住所:No 1 PT 4001 Mukim Darul Aman Persiaran Mutiara 2 Mukim Kuah, 07000 Langkawi, Kedah, Malaysia

セントレジス・ランカウイ(The St. Regis Langkawi)

ラグジュアリーな滞在を求めるなら、「セントレジス・ランカウイ(The St. Regis Langkawi)」を。全室スイート仕様となっており、24時間対応のバトラーサービスや数々の受賞歴がある5つ星のリゾートです。主要観光地へのアクセスもよく、非日常感と利便性を有している点が魅力的な特長。

キングベッドスイートルームの価格は、大人2名の利用でMYR 3,223(約110,000円/2025年6月時点)。配慮の行き届いたホスピタリティはさることながら、ワンランク上の旅を叶えられる一軒。アンダマン海の見晴らしも別格で、まさに息をのむような美しさです。

店名:セントレジス・ランカウイ(The St. Regis Langkawi)
住所:Jalan Pantai Beringin, 07000 Langkawi, Kedah, Malaysia

テンプルツリーリゾート(Temple Tree Resort Langkawi)

“隠れ家ステイ”で足を延ばせる「テンプルツリーリゾート(Temple Tree Resort Langkawi)」は、築100年以上の歴史ある伝統家屋をリノベーションした唯一無二のブティックホテル。ランカウイ空港やチェナンビーチからわずか10分のエリアに位置し、徒歩で観光・グルメ・ショッピングを満喫しやすい拠点として人気の宿です。

敷地内には2面のプールを完備し、そのうちの一つはホテル名の由来となった「テンプルツリー(Temple Tree)」の木陰にあります。個性的なヴィラや白を基調とした客室が旅行客を温かく迎え、自然と一体化するようなひとときを演出。プランテーション2(ツインルーム)の価格は、大人2名でMYR 587(約20,000円/2025年6月時点)と比較的コスパに優れているのも◎。

店名:テンプルツリーリゾート(Temple Tree Resort Langkawi)
住所:Lot 1053, Jalan Pantai Chenang, Pantai Cenang, 07000 Langkawi, Kedah, Malaysia

HIG ホテル(HIG Hotel Langkawi)

観光重視のアクティブな旅にベストな「HIG ホテル(HIG Hotel Langkawi)」。コストを抑えつつも快適に過ごせるコミュニティホテルで、繁華街のクアタウンからタクシーで約10分のロケーションにあります。HIGコンプレックス内にはショッピングセンターやハラルレストランも充実しているため、エンターテインメント施設の利用にも優れている点がメリット。

大人2名・朝食付きの価格は、MYR 132(約4,500円/2025年6月時点)とほかにはない安さで高評価を獲得。無料Wi-Fiやレンタカーの手配もスムーズに行え、散策の際に重宝します。

店名:HIG ホテル(HIG Hotel Langkawi)
住所:Jalan Penarak, Kuah, 07000 Langkawi, Kedah, Malaysia

また、以下でトラベロカからランカウイ島のホテル一覧をチェックできます。旅を計画中のツーリストは、あわせて押さえておくと予約を円滑に進められるため便利!

まとめ

104の島々が織りなす冒険の宝庫、マレーシア・ランカウイ島。日本からの観光はもちろんのこと、免税エリアがあるためショッピングにも最適です。この孤島が旅の目的地として選ばれる理由は、なんといってもコスパがよく比較的治安が良好な点。地質遺産を保護する「ユネスコ世界ジオパーク」にも認定されており、歴史や文化の奥深さにふれるきっかけになることも。本記事を参考に、理想の南国ステイの計画にプラスしてみてはいかがですか。

記事上で

• なぜ今ランカウイが選ばれるのか?
• 絶景と伝説を体感!ランカウイ島の“心を揺さぶる”必見スポット
• イーグルスクエア|島名の由来“鷹”と夕日が交差する感動体験
• スカイブリッジ&ケーブルカー|標高708m、360度パノラマの絶景空中散歩
• タンジュン・ルー&チェナンビーチ|開発されていない白砂と透明度抜群の海
• キリム・カルスト・ジオフォレストパーク|ユネスコ認定のマングローブ密林探検
• セブンウェルズ滝|伝説と癒しのマイナスイオンスポット
• アイランドホッピング|“104の島”を巡る冒険クルーズ
• マングローブクルーズ&カヤック|生態系の宝庫を探検
• ジップライン&アドベンチャーパーク|熱帯雨林を空中滑走
• 免税ショッピング&ローカルグルメ
• おすすめの滞在日数とベストモデルコース
• 【ランカウイ島2泊3日モデルコース】絶景・文化・買い物をバランスよく
• 【ランカウイ島3泊4日モデルコース】ランカウイ初訪問のベストバランス
• ランカウイ島のホテル&リゾート選び──“癒やし”と“非日常”を両立
• アディアホテルランカウイ(ADYA HOTEL LANGKAWI)
• セントレジス・ランカウイ(The St. Regis Langkawi)
• テンプルツリーリゾート(Temple Tree Resort Langkawi)
• HIG ホテル(HIG Hotel Langkawi)
• まとめ
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