タイには魅力的なビーチリゾートが数多く点在していますが、旅行の目的や過ごし方によって、ぴったりの場所は異なります。アクティビティを楽しみたい方はマリンスポーツが充実したエリアを、静かにリラックスしたい方は人が少ない穴場ビーチを選ぶのがポイント。アクセスのよさや周辺施設の充実度もリゾート選びの重要な基準になります。
そのたびで自分はどのように過ごしたいか、何をしたいのか、はたまた全部か。やりたいことや見たい景色など、優先順位を決めて行き先を考えてみるとよいでしょう!
まずは、アクティブ派におすすめのビーチリゾートを厳選紹介! バナナボートやパラセーリング、シュノーケルなど、思いっきり体を動かして楽しんでくださいね。
タイ屈指の人気観光地・プーケットにあるパトンビーチは、活気ある雰囲気とアクティビティの豊富さで有名。プーケットの中でも、ひときわにぎわうのがこのビーチです。
ジェットスキー、パラセーリング、バナナボートなど、スリル満点のマリンスポーツが揃い、ビーチで退屈するヒマはなし!夜も砂浜でチルな時間を過ごす人が多く、朝も夜もにぎやかなビーチです。さらに、ビーチ周辺の周辺バングラ通りを中心に、ナイトライフも大盛り上がり。レストランやバー、ナイトマーケットも充実しており、昼も夜もアクティブに過ごしたい人におすすめのスポットです。
◇パトンビーチ(パトン、プーケット島)
住所: Patong Beach, Kathu District, Phuket 83150, Thailand
日本からのアクセス:日本各地からバンコク経由でプーケット国際空港へ(所要約8〜10時間)。プーケット国際空港から車で約1時間。
おすすめの時季:乾季(11月〜3月頃)がベスト。天候が安定し、海の透明度も高い。
ホアヒンビーチは落ち着いた雰囲気ながら、カイトサーフィンや乗馬など、ほかのビーチでは味わえないユニークなアクティビティが充実。風の強い日が多いため、特にカイトサーフィン愛好家に人気のスポットです。近郊にはゴルフ場も多く、海も陸も満喫したいアクティブ派にぴったり!
◇ホアヒンビーチ(ホアヒン、タイ本土)
住所: Hua Hin Beach, Hua Hin District, Prachuap Khiri Khan 77110, Thailand
日本からのアクセス:
日本からバンコクへ(直行便で約6〜7時間)、バンコクから車または鉄道で約3時間半。
おすすめの時季:乾季(11月〜2月)がベスト。湿度が低く、ビーチアクティビティに最適。
サムイ島最大のビーチであるチャウエンビーチは、マリンアクティビティの宝庫。バナナボートやジェットスキーはもちろん、初心者向けのスノーケリング体験も豊富で、気軽にチャレンジ可能。ビーチ沿いにはジムやヨガスタジオも点在しており、体を動かしたい派にはたまらない環境です。さらに、ナイトマーケットやクラブも充実していて、昼も夜も楽しめるアクティブスポットが満載!
◇チャウエンビーチ(チャウエン、サムイ島)
住所: Chaweng Beach, Ko Samui District, Surat Thani 84320, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でサムイ空港へ(所要約9〜11時間)。空港から車で約10分。
おすすめの時季:乾季(1月〜4月)がベスト。波が穏やかで透明度が高く、アクティビティにも最適。
エメラルドグリーンの海に白い砂浜――タイには、息をのむほど美しい透明度を誇るビーチが点在しています。南国ならではのゆったりとした雰囲気に包まれながらも、海中ではカラフルな熱帯魚が泳ぎ、シュノーケリングやダイビングには絶好の環境。続いては、特に「海の美しさ」にこだわりたい方におすすめの、透明度抜群のタイのビーチリゾートを厳選してご紹介します。
タイ最南端、マレーシアとの国境近くに位置するコ・リペは、「タイのモルディブ」とも称されるほどの抜群の海の透明度を誇る島です。アンダマン海に浮かぶこの小さな島は、白砂のビーチと遠浅のターコイズブルーの海が広がり、シュノーケリングやダイビングにはまさに理想的なロケーション。周辺の海洋保護区では、サンゴ礁や色とりどりの熱帯魚がすぐ近くに見られ、初心者でも感動的な水中体験が楽しめます。アクセスは少し手間でも行く価値しかない“秘境感”ですよ。
◇コ・リペ(ムーコ・アダン国立公園周辺、サトゥーン県)
住所: Ko Lipe, Mueang Satun District, Satun 91000, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でハートヤイ空港へ(所要約9〜11時間)。空港から車とスピードボートで約3〜4時間。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。海の透明度が高く、移動もスムーズ。
「ダイバーの聖地」として世界中に知られるコ・タオは、透明度の高い海と豊かな海洋生物が魅力。初心者から上級者まで楽しめるダイビングスポットが数多く点在し、ライセンス取得のために訪れる人も多数。静かな雰囲気と手つかずの自然も残されており、のんびり過ごしつつも本格的な海の冒険が楽しめる、バランスの取れたビーチリゾートです。
◇コ・タオ(タオ島、スラーターニー県)
住所: Ko Tao, Ko Pha-ngan District, Surat Thani 84360, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でサムイ空港へ(所要約9〜11時間)。空港からフェリーで約1時間半〜2時間。
おすすめの時季:乾季(2月〜5月)がベスト。海の透明度が最も高く、ダイビングにも最適な時期。
観光開発がまだ控えめなコ・クラダンは、手つかずの自然とガラスのような透明な海が魅力の穴場ビーチ。特にビーチの目の前からすぐに広がるサンゴ礁は、スノーケリングに最適で、色鮮やかな熱帯魚と出会えるチャンスも豊富。人の少ない静かな環境で、のんびりと美しい海を独り占めしたい人におすすめです。
◇コ・クラダン(クラダン島、トラン県)
住所: Ko Kradan, Trang Province 92110, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でトラン空港へ(所要約9〜11時間)。空港から車とスピードボートで約2〜3時間。
おすすめの時季:乾季(12月〜4月)がベスト。海が穏やかで透明度が高く、移動もスムーズ。
日々の忙しさから離れて、のんびりとした時間を過ごしたい――そんなチル派のあなたにぴったりなのが、タイの穏やかで美しいビーチリゾート。波の音を聞きながら砂浜に寝転び、ゆるやかな風に吹かれて過ごす贅沢なひととき。人混みを避けて静かな海辺でリラックスしたい方におすすめの、隠れ家的なスポットや落ち着いた雰囲気のビーチを厳選しました。心も体もゆったり解放できる、タイのチルビーチをぜひチェックしてみてください。
プーケットでもにぎやかなパトンビーチとは対照的に、カタビーチは落ち着いた雰囲気が魅力。透明度の高い海とゆるやかな波、美しいサンセットで有名です。ビーチ沿いにはおしゃれなカフェや静かなリゾートホテルが並び、のんびり本を読んだり、ヨガをしたり、ただボーッと海を眺めるのに最適です。
◇カタビーチ(カタ、プーケット島)
住所: Kata Beach, Karon, Phuket 83100, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でプーケット国際空港へ(所要約8〜10時間)。空港から車で約1時間。
おすすめの時季:乾季(11月〜3月)がベスト。天気が安定し、海も穏やかでのんびり過ごせる。
ロングビーチはランタ島の中でも特に長く続く白砂のビーチが特徴で、のんびりリラックスしたい人にぴったり。観光客も比較的少なめで、静かな環境の中で波の音をBGMにゆったりと過ごせます。周辺にはこぢんまりとしたカフェやビーチバーもあり、夕暮れ時には美しいサンセットを眺めながらまったりするのがおすすめです。
◇ロングビーチ(クロンニン、ランタ島)
住所: Long Beach, Ko Lanta District, Krabi 81150, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でクラビ空港へ(所要約8〜10時間)。空港から車で約1時間半。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。天候が安定し、海も穏やかでのんびり過ごせる。
アオ・プラオビーチはサメット島の中でも特に静かで落ち着いたエリア。白い砂浜と透き通った海が美しく、混雑を避けてゆったり過ごしたい方にぴったりです。周囲にはリゾートホテルや小さなレストランが点在し、ゆっくりとした時間を満喫できます。夕方のサンセットは特に美しく、チル派の心を癒す最高のスポットです。
◇アオ・プラオビーチ(サメット島、ラヨーン県)
住所: Ao Prao Beach, Ko Samet, Rayong 21160, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコクへ直行便(約6〜7時間)、バンコクからラヨーンへ車で約3時間、さらに港からフェリーで約30分。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。海が穏やかで透明度も高く、リラックスに最適。
観光客でにぎわう有名なビーチも魅力的ですが、もっと静かで自然そのままの美しさを感じられる「穴場ビーチ」こそ、旅の醍醐味。
タイにはまだ知られていないけれど、その分ゆったりとした時間が流れ、透明度抜群の海や手つかずの自然が楽しめるビーチリゾートが数多く存在します。今回は、混雑を避けて心からリラックスできる、穴場のタイビーチを紹介。新しい発見と特別なひとときを求めるあなたにぴったりのスポットがきっと見つかります。
タイ湾の東側、カンボジアに近い場所にあるクッド島は、「最後の秘境」とも呼ばれるほど手つかずの自然が残る島。透明度の高い海と美しいサンゴ礁、そして白砂のビーチが広がる一方で、観光開発はまだ進んでいないため、とても静かです。高級リゾートからローカルなバンガローまで宿泊施設の選択肢も豊富で、まさに“何もしない”贅沢を味わえる穴場スポットといえます。
◇クッド島(クッド島、トラート県)
住所: Ko Kut, Trat Province 23000, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でトラート空港へ(所要約9〜11時間)。空港から車とボートで約2〜3時間。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。海も穏やかで透明度が高く、ゆったりと過ごせる。
パンガー湾に浮かぶコ・ヤオ・ノイは、タイの喧騒を忘れさせる静かな島。手つかずの自然と穏やかなビーチが魅力で、観光客も少なめ。島内には高級リゾートからローカルな宿泊施設まで多彩な選択肢があり、のんびりとした時間を過ごせます。カヤックやサイクリングなど自然と触れ合うアクティビティも豊富で、穴場ならではの贅沢なリゾート体験がかないます。
◇コ・ヤオ・ノイ(パンガー湾、パンガー県)
住所: Ko Yao Noi, Phang Nga District, Phang Nga 82160, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でプーケット国際空港へ(所要約8〜10時間)。空港から車とボートで約1時間半。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。穏やかな海と豊かな自然を満喫できる時期。
カオラック近郊に位置するバンサクビーチは、観光客が比較的少なく静かな環境が魅力。広い砂浜と澄んだ海が広がり、自然のままの美しさを満喫できます。ビーチ沿いには隠れ家的なリゾートも点在し、のんびりとした時間を過ごすのにぴったり。混雑を避けてゆったりと過ごしたい穴場派におすすめのスポットです。
◇バンサクビーチ(カオラック近郊、パンガー県)
住所: Baan Sak Beach, Takua Pa District, Phang Nga 82190, Thailand
日本からのアクセス:日本からバンコク経由でプーケット国際空港へ(所要約8〜10時間)。空港から車で約1時間半。
おすすめの時季:乾季(11月〜4月)がベスト。穏やかな海と晴天が続き、ゆったり過ごせる。
タイのビーチリゾートは、賑やかな観光地から静かな穴場まで多彩な魅力にあふれています。今回ご紹介したスポットは、どれもそれぞれの個性と美しさを持ち、訪れる人の心を解きほぐしてくれるはず。
自然の透明度に感動したり、のんびりと波音に癒やされたり、あなたの理想のビーチタイムがきっとここにあります。次の旅は、ぜひこの記事を参考にして、タイの美しい海辺で特別なひとときを過ごしてみてください。