【ベトナム ビーチリゾート9選】定番から離島・穴場まで!あなたにぴったりの楽園はどこ?

Traveloka Japan
02 Jul 2025 - 読了時間:約 1 分

ベトナムのビーチリゾートを選ぶ前に知っておきたいこと

ベトナムの気候とベストシーズン

ベトナムは縦に長い国土をもつため、地域ごとに気候が異なります。北部(ハノイなど)は四季があり、10〜12月、3月〜4月は乾季で旅行に適しています。中部(ダナンやホイアン)は5〜8月が乾季で、青空とビーチのベストシーズン。

南部(フーコック島、ホーチミンなど)は12〜4月が乾季で、雨が少なく快適です。特にフーコック島は乾季に訪れると、透明度の高いエメラルドグリーンの海を満喫できます。

通貨・言語・ビザについて

ベトナム旅行をよりスムーズに楽しむために、基本的な通貨や言語、ビザのルールをしっかり把握しておきましょう。日本とは異なるルールや慣習も多いため、事前の知識が旅のトラブル防止にもつながります。

通貨は「ベトナムドン(VND)」

ベトナムで使用されている通貨は「ベトナムドン(VND)」。日本円からのレートはおおよそ1円=180ドン(2025年6月時点)で、ゼロが多くて少し戸惑うかもしれません。たとえば、500円は約90,000ドン程度です。

支払いは現金が主流で、特にローカル店や市場ではカードが使えないことも。高級ホテルや大手レストランではクレジットカード(Visa、Masterなど)も利用可能ですが、少額紙幣(10,000〜100,000VNDなど)を常に持っておくと便利です。

言語は「ベトナム語」/英語の通用度は場所次第

ベトナムの公用語は「ベトナム語」。声調のある発音が特徴で、日本人には少し難しいかもしれません。ただし、観光地やリゾートエリアでは英語がある程度通じることが多いです。

ホテル・空港・観光施設・カフェ・スパなどでは英語で対応してくれるスタッフも多く、簡単な会話なら問題ありません。タクシーや市場などローカルな場面では、翻訳アプリや地図アプリがあると非常に便利です。

観光ビザは45日以内なら不要(日本国籍の場合)

2025年現在、日本国籍の方は45日以内の観光目的の滞在であればビザは不要です(パスポートの残存有効期間が6カ月以上必要)。

ただし、45日を超える滞在予定がある場合は、電子ビザ(e-visa)の事前申請が必要になります。

SIMカードとネット環境について

旅先でもスマホを快適に使いたい方は、ベトナム到着時にプリペイドSIMカードを購入するのがおすすめ。空港や市内の携帯ショップで、1週間〜1カ月利用できるプランが安価で手に入ります。

通信会社は「Viettel(ベトテル)」「Mobifone(モビフォン)」「Vinaphone(ビナフォン)」などが主流で、通信速度も比較的安定しており、観光地では快適に使えます。

また、Wi-Fiルーターを日本でレンタルして持っていく方法もありますが、SIMカードのほうがコストパフォーマンスに優れています。

こんなにあるベトナムビーチリゾート!楽しみ方や見どころは?

©Richie Chan / Shutterstock.com

都会リゾートを求めるなら「ダナン」

ベトナム中部にある「ダナン」は、洗練された都会の雰囲気とリゾートの魅力が共存する、女子旅にも大人気のビーチタウン。ミーケビーチの白砂は広々としていて、朝のヨガや散歩にもぴったり。

近くには、パワースポットとして知られる五行山(マーブルマウンテン)や、夜に火を吹く「ドラゴン橋」など見どころも豊富です。高級リゾートホテルからおしゃれなカフェまで、観光しながら快適に過ごせるのが魅力。

アクセス:成田空港・関西空港から直行便あり(約5〜6時間)。ダナン国際空港から市内中心部へは車で約15分と非常に便利です。

おすすめ周辺観光:ユネスコ世界遺産の「ホイアン旧市街」へは車で約60分、古都フエへは電車で約2時間半。日帰りでも気軽に足を伸ばせます。

世界遺産とビーチを両方楽しめる「ホイアン」

ノスタルジックな街並みが魅力の「ホイアン」は、世界遺産にも登録されているベトナム屈指の観光地。黄色い壁とランタンの灯りが映える旧市街の散策は、まるで映画のワンシーンのよう。

ビーチもすぐそばで、アンバンビーチではのんびりとした時間を過ごせます。伝統と自然、どちらも味わいたい方にぴったりのスポットです。

アクセス:成田空港・関西空港からダナンへの直行便(約5〜6時間)利用。ダナン空港からホイアンまでは車で約50分。

おすすめ周辺観光:世界遺産の「ミーソン聖域」や、ナイトマーケットでの食べ歩きがおすすめ。毎月開催される「ランタン祭り」も必見です。

穴場感のある離島リゾート「フーコック島」

“ベトナム最後の秘境”とも呼ばれる「フーコック島」は、静けさと自然の豊かさに包まれたベトナム最大の離島。人混みを避けたい方にぴったりで、どこまでも続くエメラルドグリーンの海と、サンセットの美しさに心が癒やされます。

動物好きならサファリパーク「ビンパールサファリ」、自然派さんにはジャングルトレッキング、グルメ派には新鮮なシーフードのナイトマーケットが楽しめます。

アクセス:日本からの直行便はなし。ホーチミンまたはハノイで乗り継ぎ、国内線でフーコック空港へ(約1時間)。空港から市内中心部までは車で約30分。

おすすめ周辺観光:全長約8kmの世界最長のケーブルカーは必見。歴史に触れるなら「ココナッツ刑務所(プリズン)」、夜はナイトマーケットでローカルグルメも満喫できます。

マリンアクティビティを満喫するなら「ニャチャン」

リゾートとアクティブ体験の両方を楽しみたいなら、ビーチシティ「ニャチャン」へ。美しい海岸沿いにはリゾートホテルが並び、ジェットスキーやシュノーケリングなどのマリンスポーツが充実しています。

さらに、ニャチャン名物の「泥温泉」は、美肌効果も期待できると女性に人気。街全体にリゾート感があふれ、旅の高揚感を一気に盛り上げてくれます。

アクセス:日本からの直行便はなし。ホーチミンまたはハノイ経由でカムラン国際空港へ(国内線で約1.5時間)、空港から市内へはバスや車で約40〜60分。

おすすめ周辺観光:歴史好きならチャンパ王国時代の「ポー・ナガール遺跡」へ。隆山(ロンソン)寺の巨大仏像や、海沿いのカフェ巡りもおすすめです。

海の綺麗さで選ぶ!秘境系リゾート「コンダオ諸島」

16の島々からなる「コンダオ諸島」は、ベトナムの中でも知名度が低く、秘境感たっぷり。透明度の高い海ではダイビングやシュノーケリングが楽しめ、運が良ければウミガメに出会えることも。

観光地化されていない静けさが魅力で、手つかずの自然に、日常を忘れて心から癒やされるひとときが待っています。

アクセス:日本からの直行便はなし。ホーチミンで乗り継ぎ、国内線で約1時間(小型機使用)。空港から中心部までは車で約20分。

おすすめ周辺観光:フランス統治時代の歴史が残る「コンダオ刑務所」や、ウミガメの保護区は自然教育にもぴったり。ビーチでのんびりするだけでも十分満足できるリゾートです。

砂丘と海のコントラストを楽しむ「ムイネー」

他のビーチとは一味違う、幻想的で風光明媚な景色が広がるのが「ムイネー」。真っ赤な砂丘と真っ白な砂丘のコントラストが魅力で、まるで異国のような風景を楽しめます。

強風を活かしたカイトサーフィンのメッカでもあり、アクティブ派にもぴったり。物価も比較的安く、長期滞在にも向いています。

アクセス:日本からの直行便なし。ホーチミン着の国際便を利用後、バスで約4〜5時間でムイネーへ。

おすすめ周辺観光:「フェアリーストリーム」は裸足で歩ける渓流トレッキングコースで、自然の造形美を楽しめます。「フィッシャーマンビレッジ」ではローカルな雰囲気も。

ホーチミンから日帰りで行けるビーチシティ「ブンタウ」

週末旅行におすすめなのが「ブンタウ」。ホーチミンから約2時間の距離なので、都会の喧騒を忘れてリゾート気分を味わえます。ふらっと海へ行きたいときにおすすめです。

市内には「バックビーチ」と「フロントビーチ」の2つの人気ビーチがあり、のんびり散歩したり海鮮を楽しんだりするのにぴったり。日帰りはもちろん、1泊2日でも十分満喫できます。

アクセス:日本からホーチミンまで直行便(約6〜7時間)。ホーチミン市内から車やバスで約2時間。スピードボートなら1.5時間。

おすすめ周辺観光:海沿いには巨大な「キリスト像」や、ベトナム最古の灯台もあり、フォトスポットとして人気。バックビーチとフロントビーチの違いを楽しんだり、新鮮なシーフード料理を味わうのもおすすめです。

ベトナム中部の穴場リゾート「クイニョン」

まだ観光地化されていない「クイニョン」は、手つかずの自然とローカルな雰囲気満載の、静かに過ごしたい方にぴったりのローカルリゾート。

リゾート感はありながらも商業的すぎず、海と空と自然の音だけが広がる、そんな贅沢な空間が魅力です。人が少ない分、地元の暮らしにも触れやすく、リアルなベトナムを味わえます。

アクセス:日本からの直行便はなし。ホーチミンまたはハノイから国内線でプーカット空港へ(約1時間)、空港から市内へは車で約30分〜45分。

おすすめ周辺観光:「エオジョー」は海、山、雲のハーモニーが特徴の絶景スポット。海岸沿いにある「キーコービーチ」では人の少ないビーチタイムを満喫できます。ローカル市場でのんびり過ごすのもおすすめです。

世界が注目する高級リゾート「ランコー」

静かで落ち着いた雰囲気を求める大人の旅におすすめなのが「ランコー」。フエとダナンの間に位置し、どちらへもアクセスしやすい立地が魅力です。

高級リゾートホテルやスパやプライベートビーチで贅沢な時間を過ごせます。また、18ホールチャンピオンシップ・ゴルフコースもあり、観光よりも“ととのう”旅をしたい方にぴったりです。

アクセス:日本からの直行便はなし。ダナン、またはフエへ国内線で乗継。各都市から車で40分〜1.5時間ほどでアクセス可能。

おすすめ周辺観光:海と山に囲まれた自然が広がる「ランコービーチ」や、幻想的な「ラップアンラグーン」で心癒やされて。世界遺産の街フエへの日帰り観光や、ゴルフクラブでのゴルフなども楽しめます。

ベトナムビーチリゾートで後悔しないためのポイント

ホテル・リゾート選びのコツ

予約時には、部屋のタイプや設備の確認がマスト。スパやキッズクラブの有無、朝食付きプラン、無料送迎の有無なども重要です。

プライベートビーチ付きのホテルを選べば、静かに過ごせて安心感もアップ。

ベトナムのビーチリゾートを楽しむための持ち物リスト

せっかくのビーチ旅行、忘れ物があると楽しさも半減してしまいますよね。ここでは、ベトナムのビーチリゾートを最大限に楽しむために持って行きたいアイテムを、用途別にご紹介します。

日焼け止め

紫外線が強いベトナムでは必須アイテム。SPF・PA値が高いものを選び、海やプールでのレジャー用にはウォータープルーフタイプがおすすめです。

帽子

ビーチや観光時の日差し対策に。折りたたみできるつば広ハットなら持ち運びにも便利で、写真映えも◎。

サングラス

強い日差しから目を守りつつ、おしゃれ度もアップ。UVカット機能のあるものを選びましょう。

水着

ビーチやプール、ホテルのスパでも活躍。複数日行く場合は、乾きやすい素材のものを2セットあると安心です。

ビーチサンダル

濡れてもOKなサンダルは、海辺の散歩やホテル周辺の外出に便利。軽くてかさばらないのも嬉しいポイントです。

虫よけスプレー

夕方以降やジャングル系アクティビティでは蚊が多いため、現地で購入できる強力タイプも便利です。

ウェットティッシュ・除菌グッズ

外での軽食時や乗り物移動中など、手を洗えないシーンで活躍します。アルコールタイプもあるとより安心。

常備薬

整腸剤、解熱鎮痛剤、酔い止めなどは旅行前に準備を。現地での購入が難しい場合もあるので、持参が安心です。

ラッシュガード・羽織もの

紫外線対策や、冷房が強いホテル・移動中に重宝します。冷え対策にもなって◎。

モバイルバッテリー

マップや翻訳アプリの使用でバッテリーは減りがち。観光中も安心してスマホを使えます。

防水ポーチ/ジップロック

スマホやお金を濡らさず持ち運べる便利アイテム。ビーチや船移動の日に役立ちます。

変換プラグ・充電器

ベトナムの電圧は220V。日本の電化製品を使うにはCタイプの変換プラグが必要な場合があります。

ベトナムのビーチリゾートで注意すべきこと

南国ムードたっぷりのベトナムのビーチリゾートですが、滞在をもっと快適に、そして安全に楽しむためには、いくつか気をつけたいポイントがあります。旅行中によくあるトラブルや困りごとを避けるために、以下の点をぜひチェックしてください。

衛生面に注意(食べ物・水など)

ベトナムでは日本ほど水道水が安全ではなく、飲み水には必ずペットボトルのミネラルウォーターを使用しましょう。歯磨きの際もペットボトルの水を使うと安心です。氷入りのドリンクや屋台の生ものなども、体調に自信がない方は避けたほうが無難です。

また、食べ歩きの際は清潔そうなお店を選び、混雑している人気店を参考にすると安心。お腹が弱い方は整腸剤や下痢止めの常備薬を持参しておくと、いざというときに安心です。

タクシー利用は「アプリ配車」がおすすめ

都市部やリゾート地ではメーターのないタクシーや、不当な料金を請求してくるケースがあるため、移動には配車アプリ「Grab」などを使うのが安全・便利。料金は事前にアプリで確定し、現金・カードどちらも対応可能です。

どうしてもタクシーを利用する場合は、大手会社(VinasunやMai Linhなど)を選び、乗車前にメーターの有無や目的地を確認しましょう。ぼったくりを防ぐためにも、おつりのないよう小額紙幣を持っておくと安心です。

現地の治安と注意点

ベトナムは比較的治安の良い国とされていますが、観光客を狙ったスリやひったくりには注意が必要です。特に、バイクに乗ったままカバンを奪う「ひったくり被害」が起きやすいため、ショルダーバッグは体の前に、リュックは抱えるようにして持ちましょう。

夜間の一人歩きや人通りの少ないエリアの散策は避け、特に夜のビーチは暗くなりがちなので注意が必要です。ホテルのセーフティボックスを活用して、パスポートや多額の現金、貴重品は持ち歩かないのが鉄則です。

ビーチでの盗難・貴重品管理に注意

ビーチに荷物を置いたまま遊泳するのは危険です。防水ケースや鍵付きバッグを利用する、ホテルのロッカーを活用するなどして、貴重品の管理を徹底しましょう。

スマホやカメラなどの電子機器は、砂や海水による故障にも注意。砂浜に直接置かず、防塵・防水機能のあるポーチを使用するのがおすすめです。

まとめ

ベトナムには、都会的なリゾートから手つかずの離島、ローカル感あふれる穴場まで、多彩なビーチリゾートが揃っています。旅の目的や過ごし方に合わせて、ぴったりの場所を選びましょう。

どのリゾートも、日本からのアクセスが良く、女性ひとり旅にもおすすめです。青い海と美しい自然に癒やされる、ベトナムのビーチリゾート旅をぜひ楽しんでくださいね。

記事上で

• ベトナムのビーチリゾートを選ぶ前に知っておきたいこと
• ベトナムの気候とベストシーズン
• 通貨・言語・ビザについて
• 通貨は「ベトナムドン(VND)」
• 言語は「ベトナム語」/英語の通用度は場所次第
• 観光ビザは45日以内なら不要(日本国籍の場合)
• SIMカードとネット環境について
• こんなにあるベトナムビーチリゾート!楽しみ方や見どころは?
• 都会リゾートを求めるなら「ダナン」
• 世界遺産とビーチを両方楽しめる「ホイアン」
• 穴場感のある離島リゾート「フーコック島」
• マリンアクティビティを満喫するなら「ニャチャン」
• 海の綺麗さで選ぶ!秘境系リゾート「コンダオ諸島」
• 砂丘と海のコントラストを楽しむ「ムイネー」
• ホーチミンから日帰りで行けるビーチシティ「ブンタウ」
• ベトナム中部の穴場リゾート「クイニョン」
• 世界が注目する高級リゾート「ランコー」
• ベトナムビーチリゾートで後悔しないためのポイント
• ホテル・リゾート選びのコツ
• ベトナムのビーチリゾートを楽しむための持ち物リスト
• 日焼け止め
• 帽子
• サングラス
• 水着
• ビーチサンダル
• 虫よけスプレー
• ウェットティッシュ・除菌グッズ
• 常備薬
• ラッシュガード・羽織もの
• モバイルバッテリー
• 防水ポーチ/ジップロック
• 変換プラグ・充電器
• ベトナムのビーチリゾートで注意すべきこと
• 衛生面に注意(食べ物・水など)
• タクシー利用は「アプリ配車」がおすすめ
• 現地の治安と注意点
• ビーチでの盗難・貴重品管理に注意
• まとめ
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