湯布院の中にあって外観から軽井沢を彷彿させる洋館ホテル。ゆっくり気持ちよく滞在させていただきました。浴衣を着て温泉も朝食もとれるところは日本。スタッフさんのサービスに品があり、ちょうどいい。押し付けのおもてなしがなく、そっとしてくれる。客室の家具は北欧風。エステの建物はバリ風。朝食の量もちょうどよく、一品一品こだわっているのがわかる。パン、クロワッサン、自家製三種のジュースが美味しかった。朝食会場にダンスフロアがあり、ギリシャの神殿を思わす柱があり、アロハの絵が立てかけてあり、上には葡萄の身がなっていて、実際に夕食に出されたりもするらしい。こだわりハーブティーがハマる。庭の手入れも行き届いており、細部にまで人の手が加えられている感じがした。
カーペット、置物、お酒、ソファーなど、全体的な統一感やストーリー性を求めるよりは各アイテムからストーリーをこちらが想像する楽しみがあった。私はいろんな国を探して空想で遊ばせていただいた。
畳、懐石料理、いわゆるザ!にほん!にこだわらない人は間違いなくここでゆーっくりできる。