ある朝、インドネシア国立博物館(Museum Nasional)を訪れ、その規模と文化の奥深さに心から感銘を受けました。本館は西洋植民地時代の典型的な建築様式を特徴としており、館内には先史時代やヒンドゥー教・仏教王国から、ジャワ島、カリマンタン島、パプア島といった島々の多様な文化に至るまで、数千点もの遺物が展示されています。
私にとってのハイライトは、1000年以上前のヒンドゥー教の石像や、インドネシア各地で発掘された古代の考古学的遺物が展示されているヒンドゥー教の石像セクションでした。博物館全体をじっくり見学するには、少なくとも2~3時間は確保しておきましょう。