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シャルガオ島はフィリピン・ミンダナオ島北東部、スリガオ・デル・ノルテ州に属するティア・ドロップ(涙のしずく)のような形をした島です。約437平方キロメートルの面積があり、リーフや小さな岬、白砂のビーチが沿岸部に連なっています。
シャルガオ島は、世界的に有名なサーフスポット「クラウド9」で知られており、サーフィン以外にも、周辺の離島巡り、洞窟探検、滝へのハイキングなどの冒険アクティビティも楽しめます。
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リラックスした雰囲気とエコツーリズムの取り組みも魅力的です。サーファーにとどまらず、バックパッカーや自然愛好家に至るまで、サステイナブルでエシカルな旅行を好む欧米の旅行者に愛されています。
ロンリープラネットが選ぶ「2024年の東南アジアで訪れるべきベストスポット」では、第1位に輝きました。
フィリピン群島南東部の大きな島、ミンダナオ島から見て北東に位置する島で面積は約437 km²。ティア・ドロップ(涙のしずく)のような形が特徴。
乾季にあたる12月~5月が旅行のベストシーズン。穏やかな気候と晴天が多く、快適に楽しめます。サーフィンのベストシーズンは、9~11月で、この期間は波が良いと言われています。
通貨はフィリピン・ペソ(PHP)。言語はフィリピン語(タガログ語)と英語が通じます。観光地では英語が主流です。日本国籍の観光客は30日以内の滞在ならビザが不要(※2025年6月時点)。
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アクセスは空路と海路の両方があり、空路が現実的です。島の西部にあるデル・カルメンの近くにサヤク空港があり、島と本土を結ぶ定期便が運航されています。
2024年8月以降、マニラ・セブ・ダバオなどからサヤク空港への直行便が複数社で運航されており、便数は時期により増減します。
島内移動では、ジープニーやトライシクル(バイクタクシー)の交通手段が発達しています。地元ドライバーとの触れ合いも旅の醍醐味のひとつ。
日本(東京・大阪・福岡など)からフィリピン国内(マニラ、セブ)を経由し、シャルガオ島にあるサヤク空港へと乗り継ぎます。マニラ発のシャルガオ直行便は安定して就航しています。
【航空会社と所要時間・費用目安】
日本 ⇒ マニラ(約4~5時間)、マニラ ⇒ シャルガオ(約2時間)
合計フライト時間:6~8時間+乗り継ぎ待機(合計8~12時間)
チケット代金:往復5~8万円程度(時期により変動)
Thu, 5 Feb 2026

フィリピン航空
東京 羽田 (HND) に セブ (CEB)
から始まる 36,842円
Wed, 21 Jan 2026

セブパシフィック航空
東京 成田 (NRT) に セブ (CEB)
から始まる 22,799円
Wed, 21 Jan 2026

セブパシフィック航空
大阪 関空 (KIX) に セブ (CEB)
から始まる 20,221円
サヤク空港から、世界的に有名なサーフスポット「クラウド9」があるジェネラル・ルナまでは30~60分でアクセス可能です。宿泊施設で事前手配がおすすめです。
【移動手段】
ジープニー:サヤク空港からジェネラル・ルナまで約15ペソ(約35円)。所要時間は30~40分。
バン(シャトル):宿泊先によっては送迎を手配してくれます。片道150~300ペソ(約400~800円)。
バイクタクシー(トライシクルなど):1kmあたり20~30ペソ(約50~80円)。
Wed, 4 Feb 2026

Sunlight Air
セブ (CEB) に シアルガオ島 (IAO)
から始まる 4,657円
Sat, 31 Jan 2026

セブゴー
セブ (CEB) に シアルガオ島 (IAO)
から始まる 5,660円
Sat, 31 Jan 2026

Sunlight Air
マニラ (MNL) に シアルガオ島 (IAO)
から始まる 7,977円
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サーフィンの国際大会「シャルガオ・インターナショナル・サーフィン・カップ」が毎年9~10月に開かれます。サーフィンの聖地として世界的に知られるシャルガオ島では、サーフィン未体験の人も一度は挑戦してみたいところです。
世界的に有名なサーフスポット「クラウド9」のあるジェネラル・ルナ(General Luna)エリアを中心に、波の特徴、ベストシーズン、主なサーフスポットまで、さまざまな情報をまとめました。
サンゴ礁によるリーフブレイクが多いシャルガオ島の波質は「鋭くパワフル」。クラウド9の波は世界屈指とされます。
一方で、初心者も楽しめるサーフスポットもあり、サーフ文化が根付く島内には、スクールやレンタルも充実しています。
上級者向け:乾季の9~3月。大きくて強力な波が立ちます。
初心者向け:雨季の4~8月。波がマイルドになり、初心者にも扱いやすくなります。
世界最高峰の波で知られ、クリスタルリーフ上で鋭く割れる波はパワフルそのものです。しかし、繁忙期は混雑が必至です。
クラウド9に近いサーフポイントで、波は柔らかく、初心者向けのレッスンにも使われます。スクールも豊富なので、こちらのスポットを初心者はまず検討してみてください。
クラウド9と隣り合ったサーフスポットで、比較的穏やかで長めのライドが可能です。ロングボーダーに人気です。
沖合にある小島周辺のサーフスポットで、左ブレイクでパワフルな波が発生します。アクセスはボートのみ。岩場やサンゴに注意してください。
島北部の東岸にある静かなポイントで混雑も少なめです。長めのライドも可能ですが、中級者から上級者向けです。
初心者向けサーフィン体験では、レッスン料、ボードレンタル料が発生します。個人レッスンかグループレッスンかで料金が上下します。
サーフレッスン(1時間):800~1,500ペソ(約2,000~3,500円)
サーフボードレンタル(1日):500ペソ(約1,200円)
グループレッスン:ツアー形式で割安設定の場合もあります。
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サーフィンだけではなく、自然に囲まれたリゾートもナイトライフも、シャルガオ島の魅力です。
島内のリゾート地を巡る場合は安全面を考慮して、ローカルガイドや地元を知る案内人をツアー会社を通じ、手配してみるのもひとつの手段。島のストーリーを聞く、貴重な機会にもなりますよ。
干潮前後の時間帯に現れる天然の岩プールです。透明度が抜群に高いため、スノーケリングが楽しめます。写真映えも見事です。
名称|マグパプンコ・ロックプール(Magpupungko Rock Pool)アクセス|ジェネラル・ルナからバンまたはジープで約1時間
エメラルドグリーンの湖面では、SUPや飛び込みが楽しめます。離島にある隠れた楽園エリアです。
名称|スガバグーン(Sugba Lagoon)
アクセス|バンまたはバンカボートで約1~1.5時間
シャルガオ島を拠点に楽しめる3つの離島巡りツアーの中でも代表的な離島で、ヤシ並木と白砂が続きます。BBQランチや海遊びがメインで、ブードルファイト(大きなバナナの葉にご飯や肉、魚、野菜を豪快に並べて、手づかみで食べる料理)も楽しめます。
名称|ダクアイランド(Daku Island)
アクセス|アイランドホッピングツアーでボート移動(ジェネラル・ルナ発、30~45分)
島の中央部にあり、マングローブに囲まれた天然プールつきの神秘的な洞窟散策が楽しめます。
名称|タヤンバン ケイブ(Tayangban Cave)
アクセス|北シャルガオ州へバンで移動後、徒歩またはボートで洞窟へ
シーフード料理からキニラウ(フィリピン風魚介のマリネのセビーチェ)、アドボ(肉の煮込み料理)といったローカルフードが勢揃い。フィリピン定番デザートのバナナキュー(揚げバナナをカラメリゼしたスイーツ)やフルーツシェイクなども楽しめる、地元感あふれる夜市です。
名称|シャルガオ・ナイト・マーケット(夜市)
アクセス|ジェネラル・ルナ中心部。夕方~夜に開催
地元産ラムを使ったオリジナルカクテルが名物のお店で、レゲエやDJイベントが定期開催されます。雰囲気が抜群なので、ナイトマーケットの散策のついでに立ち寄ってみてください。
名称|ラムバー(RumBar)
営業時間|通常 19:00〜深夜2:00 頃(ピークは深夜以降)
住所|ジェネラル・ルナ中心部
「非公式の集いの場」と呼ばれる開放感のあるラウンジバー。ビーチフロントに位置しているため、リラックスした雰囲気が楽しめます。また、親切な接客も魅力です。
名称|ブラボー(Bravo Beach Resort Bar)
営業時間|7:00〜23:00
アクセス|ブラボービーチリゾート敷地内(車または徒歩訪問)
シャルガオ島に滞在する際におすすめのホテルを紹介します。中でも、サーフィンの名所「クラウド9」のある、ジェネラル・ルナエリアのホテルをピックアップしました。
シャルガオ アイランド ヴィラズ
ジェネラル・ルナエリアにあるホテルで、プライベート感のあるヴィラタイプの宿泊施設が特徴的です。 静かな環境で自然に囲まれたリゾートステイを楽しめるため、家族連れやグループにもおすすめです。
オーシャン 101 ビーチ リゾート
サーフィンの名所「クラウド9」近くにあり、ビーチフロントが魅力のサーファーに人気のリゾートです。オーシャンビューの部屋やファミリールームなどの客室があり、手ごろな価格帯で滞在できます。レストランやバーも完備されています。
クラブ タラ リゾート
水上コテージ風のヴィラが特徴で、絶景と静けさを楽しめます。ラグーン(砂州などによって外海と切り離されてできた湖)に面した環境で、プライベート感を満喫できるため、カップルや新婚旅行にもおすすめです。
レジデ シャルガオ
清潔な客室とフレンドリーなサービス、アートの要素がミックスしたブティックホテルです。周辺にレストランやカフェが多く、観光に便利な立地です。
ブラボー ビーチ リゾート
ビーチフロントにある宿泊施設で、ドミトリーからヴィラまで部屋のタイプが豊富です。リモートワークや長期滞在にも向いており、アクティブな旅行者に人気です。上述したブラボーバー(Bravo Beach Resort Bar)があるホテルです。
シャルガオ島時のモデルプランを提案します。ジェネラル・ルナエリアのホテルに泊まったケースを想定します。
午前:サヤク空港到着 ⇒ ジェネラル・ルナへ移動、ホテルにチェックイン
昼:地元の人気レストラン&サーフリゾートの「Kermit Siargao」でランチ(本格ピザ、自家製パスタなど)
夕方:クラウド9の桟橋でサンセット散策
夜:シャルガオ・ナイト・マーケットでローカルグルメとお酒を堪能
【2日目】サーフィン&カフェ巡り
早朝:クラウド9に近いサーフスポットのジャッキングホースでサーフィン体験(初心者レッスン有)
午前:近くのオープンエアカフェ「Shaka Café」でアサイーボウルなどヘルシーな朝食
昼:ビーチでのんびり or 宿で昼寝
夕方:マッサージ&スパでリフレッシュ
夜:バー「Loose Keys」や「Bravo Beach Resort Bar」で夜遊び
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午前:アイランドホッピング(ダク島、グヤム島、ネイキッド島)
昼:船上でBBQランチ
午後:シュノーケリング・写真タイム
夜:ライブ音楽BAR訪問 or BBQパーティ
早朝:朝サーフ or カフェでまったり朝食(例:シャルガオ島ピラールにある「Ante’s for coffee」など)
午前:チェックアウト後、サヤク空港へ移動 ⇒ セブorマニラ経由で帰国
都市部のマニラに比べてシャルガオ島は治安が良好ですが、スリ・ひったくりなど軽犯罪には注意してください。ATMやカード利用時は後ろを確認し、無防備にならないようにしてください。特に、 スマホやアクセサリーの扱いは、人混みやナイトスポットでは注意してください。
また、近年は、欧米を中心とした外国人客の増加により「昔は静かで、急な変化には戸惑いもある」といった声が一部の島民から出ています。
「未開の楽園」と呼ばれる同島を観光客として訪れる際には、自然環境や地元文化に与える影響に対して、自覚と責任を持った行動が求められます。ゴミの持ち帰りはもちろん、リーフセーフの日焼け止めなどを意識してみるのもいいかもしれませんね。
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以下に、離島観光時に知っておくと得する情報をまとめました。
飲料水:水道水の飲用は基本NGです。ミネラルウォーターを購入してください。
熱中症対策:サンスクリーン、ラッシュガード、帽子、サングラスなど日差し対策を万全にしてください。
マリン用品:現地で準備した方が経済的なケースも少なくありません。手荷物の軽量化も考えて、シュノーケル、マリンシューズなどは現地購入またはレンタルがお得です。
電圧・電化製品:220 V、50 Hz。日本(100 V)からの電化製品使用にはトランス・変圧器が必要です。コンセントタイプは日本と同じAタイプまたはBタイプです。
現地ネット事情:SIMカードやポケットWi-Fiは空港や街中で入手可能です。通信速度はさまざまなので、用途に応じて余裕のあるプランを選んでください。
白砂とどこまでも続く青い海が心踊るサーフィンの聖地、シャルガオ島の魅力と見どころをお伝えしました。サーフィン好きな方は、ぜひサーフィンガイドを参考に、スポットやホテル選びをしてみてください。夜遊びが充実しているのも、シャルガオ島ならでは。注意点を踏まえつつ、ナイトライフも思う存分満喫してください。







