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シンガポール名物といえばチキンライス
シンガポールに訪れたなら、絶対に食べたい名物グルメを4つご紹介します。
シンガポールの国民食ともいうべき代表グルメ。蒸し鶏または茹で鶏と、鶏の茹で汁で炊いた香り高いご飯をセットで楽しむ料理です。鶏肉はしっとりとしてジューシーで、ごはんは鶏の旨味がたっぷり。添えられるソースもさまざまで、日本人の口にも合う味わいです。
シンガポールを代表するシーフード料理の一つ。ピリ辛のソースで調理されたカニ料理で、マントウ(揚げパン)と一緒に楽しむのが一般的です。
ココナッツミルクをベースにしたスープ麺料理で、特にカトン地区のラクサが有名。濃厚なスープと太い米粉麺が特徴です。
朝食にぜひ食べたいのがカヤトースト。こんがりと焼いたトーストにカヤジャムと呼ばれるココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフで作られたジャムをたっぷり塗り、スライスバターを挟んだものです。シンガポールでは、温泉卵に絡ませながら食べるのが定番スタイル。
甘いカヤジャムとバターがベストマッチで、何度でも食べたくなるおいしさです。
続いては、シンガポールに来たら必ず訪れたい名所や観光の名物をご紹介します。
シンガポールの中心部、マリーナ・ベイ・ウォーターフロントに位置する統合型ラグジュアリーリゾート。ホテルやカジノ、レストラン、ショッピング施設などが軒を連ねます。建築も夜景も名物級。57階にある展望デッキからは、街の壮大なスカイラインを360度一望できます。
さらにホテル宿泊客専用の屋上インフィニティプールは150mにも及びます。豪華な座席エリアでくつろいだり、屋上バーでドリンクを楽しんだりと、ラグジュアリーな気分を味わえそう。
住所:10 Bayfront Ave, Singapore
公式サイト:https://www.marinabaysands.com/?utm_source=google&utm_medium=GMB&utm_campaign=hotel_info_main
マリーナ・ベイ・ウォーターフロントにある、シンガポールを代表する自然あふれる101ヘクタールもの広大な公園です。象徴的なのは、幻想的なスーパーツリーグローブ。温室に入れば、世界中の植物たちに出会えます。霧が立ち込め、屋内滝のあるクラウド・フォレストや、美しい花々に出会えるフラワードームは見ごたえたっぷり! ゆっくり時間をかけてまわるのがおすすめです。
日が暮れるとスーパーツリーグローブがライトアップされ、行われる光のショーは感動的。滞在中何度も見たくなる美しさです。
住所:18 Marina Gardens Dr, Singapore
公式サイト:https://www.gardensbythebay.com.sg/
シンガポールの象徴的存在。マリーナ・ベイ・ウォーターフロントにあるマーライオン公園は、フォトスポットとして人気です。
住所:1 Fullerton Rd, Singapore
カヤジャムを使ったカヤトーストは、シンガポールのソウルフード
シンガポールを訪れたら、手に入れたいお土産を4つご紹介します。
カヤトーストに使われているカヤジャムをお土産にするのもおすすめ。シンガポールのスーパーや、お土産ショップ、カヤトーストが楽しめるお店などで販売されています。種類や価格もさまざまなので、見比べて購入してみてくださいね。
洗練された大人向けのお土産を探しているなら、シンガポール発のラグジュアリーティーブランド「TWG Tea」の紅茶がおすすめです。高級感のある黄色のパッケージも特別感があっていいですね。
ブランドを象徴する「1837ブラック」というフレーバーは、熟したベリーやアニス、キャラメルなどの風味が楽しめる上質な茶葉です。
シンガポール発祥の外用軟膏タイガーバームもお土産の定番。肩こりや腰痛、筋肉痛などさまざまな用途に使われています。シンガポールでは軟膏だけでなく、湿布や虫よけスプレーなどもあるので、日本では手に入らないアイテムを選ぶのもよさそうです。
チリプラウンロールは、ピリ辛風味の干しエビを春巻きの皮で巻いて揚げたおつまみ系お菓子。シンガポールのローカルスナックの一つで、お酒のお供にもぴったりです。サクサクとした食感とピリ辛な味わいがクセになりそう!
シンガポールならではの名物体験をしたい人に、おすすめの3つの体験をご紹介します。
ホーカーとは、屋台が多く集まった地元料理を一気に味わえる、食の名物スポットのことで、日本でいう屋台村です。そんなシンガポールのホーカーは、実に100カ所以上あるといわれています。まずは、著名なホーカーセンターから訪れてみるのがおすすめです。
シンガポール最大規模の「ラウパサ ホーカー センター」では、世界各国のグルメを味わえます。グルメ本のマカンストラがプロデュースした「マカンストラ・グラトンズ・ベイ」は、観光客とローカルでいつも賑わっています。
シンガポールといえばマリーナ・ベイの景色が象徴的。そんなマリーナ・ベイ周遊観光の目玉に、シンガポール川のリバークルーズがあります。最大の夜遊びスポットといわれるクラークキー発着の船に乗ってゆっくり周遊してみるのはいかがですか?
夜はロマンチックな雰囲気の中、マリーナベイ・サンズのショーに遭遇できるかもしれません。
ナイトサファリは、世界初の夜だけ開園する動物園です。2,500頭にも上る夜行性動物たちと出会うことができますよ。ウンピョウ、ジャコウネコ、マレートラ、ワラビー、フクロモモンガなど、たくさんの動物が住んでいます。トラムに乗って出かける、本格的なシンガポールならではのサファリ体験が可能です。
シンガポールのグルメや観光、お土産の名物をご紹介してきましたが、それらをより存分に楽しむためには、ちょっとしたコツと注意点があります。訪れる前にぜひチェックしておいてくださいね。
シンガポールを訪れるベストシーズンは、特に3月~10月ごろまでの乾季に当たる時期。雨が少なく、観光しやすいのでおすすめです。ナイトサファリやガーデンズ・バイ・ザ・ベイの夜景もきれいで、思う存分満喫できるでしょう。
避けるべきなのが、1~2月のチャイニーズ・ニューイヤーや、ナショナルデーに当たる8月9日前後。この時期は混雑し、航空券やホテルの価格上昇に注意が必要です。
名物グルメを一通り満喫するなら、ホーカーセンターを活用するのがおすすめです。ホーカーセンターは、チキンライスやラクサのほか、焼き鳥料理のサテーや骨付き豚肉を煮込んだバクテーなど、名物グルメの宝庫。約3~6シンガポールドルで満足できる食事が楽しめるのもうれしいポイントです。
名物スポットを満喫するなら、時間帯と服装を選ぶのがポイント。例えば、マリーナベイ・サンズの屋上は、夜景を楽しむために夕方~夜に訪れるのがおすすめです。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの屋外施設では、日中は暑く日差しが強いので、帽子・サングラス・日焼け止め・飲み物を忘れずに持参しましょう。
ショッピングモールや交通機関では冷房が強めなので、羽織りものがあると安心です。
郷に入っては郷に従えといいますが、シンガポールのルールやマナーに注意して観光を楽しみましょう。
例えば、公共の場での喫煙・ゴミのポイ捨ては禁止です。高額な罰金対象となるため注意しましょう。
モスクや寺院などの宗教施設では露出の少ない服装をするのがマナーです。肩や膝を隠す服装を心がけましょう。靴を脱いで入る場所もあるので、脱ぎ履きしやすい靴が便利です。
お土産を購入するときは、スーパーや空港よりも、地元チェーン店や小売店のほうが安いことが多いです。価格をよく見比べて購入するとよいでしょう。
基本的にクレジットカードがあれば問題ありませんが、ホーカーセンターや一部のローカル店では現金のみの場合があるので、小額紙幣を用意しておくと安心です。
年間を通じた平均気温は27度前後で、一年中暑く湿気が高いため、喉が渇く前に水分補給をして熱中症にならないように気を付けましょう。コンビニやホーカーで手軽に飲料が買えますが、観光中はマイボトルを持ち歩くのもおすすめです。
シンガポールの名物グルメ・観光・お土産を一挙ご紹介しました。どれも魅力的で日本人にとっては親しみやすいものばかり。これからシンガポール旅行の計画を立てるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。