手つかずの自然が残る沖縄「阿嘉島」ってどんな島?観光スポットや行き方など楽しみ方を解説

Traveloka Japan
11 Jun 2025 - 読了時間:約 1 分

阿嘉島(あかじま)とはどんな場所?

阿嘉島は、島の周囲が約12kmほどの小さな島です。お隣の慶留間(げるま)島と外地(ふかじ)島とは橋でつながっており、島巡りの拠点としても人気があります。

阿嘉島最大の魅力は、なんといっても「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海!浅瀬から深い海までグラデーションのように広がる青い海は圧巻の美しさです。

観光の中心はマリンレジャーですが、港周辺の集落をのんびり歩いたり、展望台から絶景を眺めたりと、さまざまな楽しみ方が可能です。

阿嘉島はフェリーや高速船を利用する

阿嘉島へ行くには、まず那覇空港から那覇市内の泊港(とまりん)へ向かい、そこからフェリーまたは高速船を利用します。

のんびりと船旅を楽しみたい方には、所要時間約90分の「フェリーざまみ」がおすすめ。運賃は大人片道2,150円、往復で4,090円です。

一方、移動時間を優先したい方には、所要時間約50〜70分の「クイーンざまみ(高速船)」が便利。片道3,200円、往復で6,080円となっています。

いずれの船も、夏休みや連休などの繁忙期は特に混み合い、予約がないと乗船できない場合もあります。出発前には公式サイトなどで時刻や運航状況を確認し、早めに予約しておくと安心です。

自然が溢れる阿嘉島でのおすすめの楽しみ方2選

1.ケラマブルーを独り占め!ビーチで海遊び&のんびり

阿嘉島に来たら、まずは透明度抜群の「ケラマブルー」の海を存分に楽しみましょう!

なかでもおすすめは、島内随一の美しさを誇る「ニシバマビーチ(北浜ビーチ)」です。港から自転車で約10分の場所にあり、約1kmにわたって続く白砂の天然ビーチが続きます。

色とりどりのサンゴや熱帯魚が泳ぐ浅瀬は、シュノーケリングにぴったり。ビーチにはシャワーやトイレも完備されており、家族連れでも安心して楽しめます。

2.レンタサイクルで島めぐり

阿嘉島の面積は約1.4平方キロメートルと小さく、アップダウンも少ないため、自転車での島めぐりも楽しめます。

レンタサイクルは「民宿・スーパー辰登城」や「Yoshidaya」などで借りることができ、料金は1時間300円から。自転車なら徒歩では少し遠いスポットにも気軽にアクセスできます。

おすすめは、阿嘉港から北へ進むルートです。阿嘉港から北上すると、「ニシバマビーチ」や「北浜展望台」など、島の代表的な景勝地を巡ることができます。また、島の南側の橋を渡って慶留間島や外地島へ行くルートも。

どちらも絶景が楽しめる展望台があり、「タキバル展望台」や「後原展望台」からは海に沈む夕陽を一望できます。

個性豊かなカフェ&食事処で阿嘉島グルメを満喫

阿嘉島には、地元食材を活かした料理を提供する個性豊かな飲食店が点在しています。特に港周辺にはカフェや食堂が集まっており、観光の合間に立ち寄るのにぴったり。

沖縄の定番「ソーキそば」や、島豆腐を使った料理のほか、ピザやパスタなど観光客に人気の洋風メニューが楽しめるカフェもあります。

ただし、ほとんどの店舗は現金のみの対応となっているため、島に渡る前に現金を準備しておくのがおすすめです。

阿嘉島旅行の注意点とアドバイス

阿嘉島を訪れる際は、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

まず、阿嘉島へのアクセス手段はフェリーと高速船の2種類のみで、いずれも那覇市の泊港(とまりん)から出港しています。

ただし、船便は天候の影響を受けやすく、特に台風シーズンや冬場の強風時には欠航となるケースも。現地での宿泊やアクティビティを予定している場合は、出発前に運航状況を必ず確認しましょう。

また、島内にはコンビニや大きなスーパー、常設のATMがありません。飲み物や日焼け止め、虫除けといった旅先で必要になりがちなアイテムはもちろん、滞在中に使う現金も那覇市内の泊港周辺などで事前にしっかり準備しておきましょう。

島には小さな商店や飲食店もありますが、品ぞろえには限りがあり、営業時間も短いことが多いため、必要なものが手に入らない可能性もあります。

さらに、島内には公共交通機関がなく、移動手段は基本的に徒歩か自転車が中心です。日差しが強くなる季節は帽子やサングラス、日焼け止めのほか、こまめな水分補給など熱中症対策も忘れずに。

気候や環境に合わせてこうした準備を整えておくことで、より安心して島の魅力を満喫できるでしょう。

阿嘉島のおすすめのホテル&宿泊施設

1. 慶良間諸島ツーリストロッジ ハナムロ・イン 阿嘉島

「慶良間諸島ツーリストロッジ ハナムロ・イン 阿嘉島」は、阿嘉港から徒歩3分という便利な立地にある、全6室の小さな宿泊施設です。「海と星空を楽しむ大人の宿」がコンセプトで、阿嘉島の自然を満喫しながらのんびりとした島時間を過ごしたい方にぴったり。

宿泊料金は時期やプランにより異なりますが、1部屋1泊あたり8,605円から。コストを抑えたい方にもおすすめの宿泊施設です。

2. 民宿 宝生(ほうせい)

「民宿 宝生(ほうせい)」は、阿嘉島の前浜ビーチを望む絶好のロケーションに建つ、温もりあふれる老舗の民宿です。宿泊料金は1部屋1泊あたり約  円で、食事には新鮮な海の幸や島の食材を使ったウチナー料理を楽しめます。

また、宿泊者以外でも利用できる体験ダイビング(11,800円)や、シュノーケリング、シーカヤックなどのマリンアクティビティも充実。手ぶらでも楽しめるレンタルサービスも整っており、海の魅力を満喫したい方にぴったりな宿泊施設です。

3. Lagoon315

「Lagoon315(ラグーン315)」は、全5室のツインルームを備えた素泊まり専門の宿泊施設です。体験ダイビングやシュノーケリング、サンセットクルーズなど、阿嘉島の海を満喫できるアクティビティも満載。時期によって異なりますが、宿泊料金は1部屋1泊あたり6,733円から。

集落の中心部という便利な立地で、阿嘉島ならではの暮らしを体験したい方におすすめの宿泊施設です。

4. ブルースイーツ・ハナムロ オンザビーチ

「ブルースイーツ・ハナムロ オンザビーチ」は、全3室のスモールラグジュアリーリゾートで、18歳以上の大人のみが宿泊可能な静かな空間が魅力です。

各客室には専用の屋上ホットタブやパティオが備えられ、ケラマブルーの海を眺めながらぜいたくな時間を過ごすことができます。

宿泊料金は時期やプランによって異なりますが、1部屋1泊あたり51,473円から。大人だけの落ち着いたリゾートステイを求める方におすすめの宿泊施設です。

5. マリンハウスシーサー 阿嘉島店

「マリンハウスシーサー阿嘉島店」は、ダイビングショップと宿泊施設「ペンションシーサー」が一体となった、マリンレジャーを満喫できる総合リゾートです。

宿泊料金は、時期やプランによって異なりますが、1部屋1泊あたり  円から。

施設では、初心者向けの体験ダイビング(1ダイブ13,200円)、経験者向けのファンダイビング(1ダイブ12,100円)など、レベルに合わせた多彩なプランが用意されています。ダイビング器材のレンタルやナイトダイビングなどもあり、阿嘉島の海を深く楽しめるのが大きな魅力。

阿嘉港からの無料送迎サービスも行っており、ダイビングを中心に滞在を楽しみたい方におすすめの施設です。

まとめ

美しい海と自然が広がる阿嘉島は、日常を忘れて心身ともにリラックスできる特別な場所。マリンレジャーを満喫するのはもちろん、自転車での島めぐりや阿嘉島グルメを楽しめるのも大きな魅力です。

手つかずの自然が残る阿嘉島で、あなただけのとっておきの時間を見つけてみてくださいね。

記事上で

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• 阿嘉島はフェリーや高速船を利用する
• 自然が溢れる阿嘉島でのおすすめの楽しみ方2選
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• 2.レンタサイクルで島めぐり
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• 1. 慶良間諸島ツーリストロッジ ハナムロ・イン 阿嘉島
• 2. 民宿 宝生(ほうせい)
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• 4. ブルースイーツ・ハナムロ オンザビーチ
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