バリ島のベストシーズンはいつ?雨季・乾季の特徴と旅行時期の選び方

Traveloka Japan
11 Jun 2025 - 読了時間:約 1 分

バリ島の年間気候とシーズンの特徴

乾季(4月〜10月)の特徴と過ごし方

バリ島の乾季は天候が安定し、海や観光に最適なシーズン。晴天が多く湿度も低いため、街歩きや寺院巡りを快適に楽しめます。海の透明度も高く、サーフィンやダイビング、シュノーケリングなど人気のマリンアクティビティを絶好のコンディションで体験できます。雲が少なく、美しい朝日や夕日を見ることができるのも魅力です。

デメリットは、人気が高い時期だけに航空券やホテル代金が高騰しやすく、観光地が混雑しやすいことが挙げられます。

雨季(11月〜3月)の特徴と注意点

バリ島の雨季(11月~3月)は、一日の中でスコールと呼ばれる激しい雨が短時間降りますが、長時間続くことは少なく、晴れ間も見られます。

比較的観光客が少なく静かに過ごすことができ、航空券やホテル代金が安くなる傾向も。緑も豊かで、美しい景観が楽しめます。

一方で、雨具の準備が必要で、屋外アクティビティが天候により制限される場合があります。また、湿度が高く虫が多くなることもデメリット。雨季ならではの静かなバリ島を、ゆったりと楽しむのがおすすめです。

バリ島旅行の目的別おすすめ時期

ビーチリゾートを満喫したいなら【乾季がおすすめ】

バリ島の乾季(4月〜10月)は、降水量がほとんどなく天候が安定しているため、連日晴れ渡る青空が広がります。湿度が低くカラッとした気候で過ごしやすく、海の透明度も高くなります。ビーチでのんびり過ごしたり、サーフィンやダイビング、シュノーケリングなどのマリンアクティビティに最適です。

美しい日の出や夕日も楽しめるので、観光や写真撮影もおすすめ。雨による予定変更の心配も少なく、バリ島の自然とリゾートの魅力を存分に味わえます。

ゆったり過ごしたい・穴場を楽しみたいなら【雨季がおすすめ】

バリ島で静かな時間を求める旅行者には雨季(11月~3月)がぴったり。雨季は観光客が少なく、人気スポットやビーチも混雑せず、落ち着いた雰囲気の中で自分だけの時間をゆったりと過ごせます。

雨が洗い流した緑豊かなライステラスや森林、色鮮やかな花々など、自然が一層美しく生き生きと感じられるのもこの時期ならではの魅力です。

宿泊料金や航空券も乾季と比べて安くなる傾向があり、コストを抑えて贅沢なホテルやヴィラに滞在できるチャンスも。雨は短時間のスコールが多く晴れ間も多いため、静かなバリ島の魅力をじっくり満喫できます。

地域や年によっては長雨が続くこともあるので、屋内で過ごすプランも用意しておくと安心です。

イベントやお祭りを楽しみたい人向けの時期

©saiko3p / shutterstock.com

バリ島でイベントやお祭りを楽しみたい人におすすめの時期は、ヒンドゥー教の重要な祝祭であるニュピ(サイレントデー/3月ごろ)や、ガルンガン、クニンガンの時期。

ニュピはバリ・ヒンドゥー教で使用されるサカ暦の新年で、バリ・ヒンドゥー教徒にとって最も重要な日。別名・静寂の日(サイレント・デー)と呼ばれています。飛行機の離発着が禁止され、観光客、外国人に関わらず一切の外出と電気・火の使用も禁止されます。前日に行われる、悪霊を追い払うお祭り「オゴオゴ」パレードも必見です。

ガルンガンは善が悪に打ち勝つ日とされ、210日ごとに巡ってきます。村や家庭が華やかに飾られ、伝統的な儀式や美しいペンジョール(竹飾り)が並ぶ風景を楽しめます。

ガルンガンの10日後にはクニンガンが行われ、祖先の霊を天界に送り返す儀式が各地で行われます。この期間はバリ文化を色濃く体験できる絶好のタイミングです。

旅行時期を決める際のポイント

バリ島への旅行時期は、旅行の目的・予算・混雑を避けたいかどうか・雨季でも楽しめる過ごし方を考慮するかどうか、この4つが重要です。

マリンスポーツを楽しみたいなら、天候が安定し海が美しい乾季(4月〜10月)がベストですが、混雑や料金が高くなる傾向もあります。

のんびり過ごしたい、予算を抑えたい場合は、観光客が少なく宿泊費や航空券が安くなる雨季(11月~3月)がおすすめ。また、雨季でもスコールは短時間で晴れ間も多く、屋内アクティビティやショッピング、バリ舞踊、美術館巡りなど十分楽しめます。

文化体験やお祭りに触れたい場合も、ニュピやガルンガンなどの伝統行事が行われる時期を狙うとよいでしょう。自分の目的や予算、混雑や天候への対応力に合わせて時期を選ぶのがポイントです。

月別のバリ島の天気と観光情報

1月〜3月:雨季のピーク、観光客はやや少なめ

1月~3月はバリ島の雨季のピークで、観光客はやや少なめです。気温は温暖で、湿度が高く蒸し暑い日が続きます。スコールが短時間で降りますが、日中は晴れ間もあり、観光やリゾートも静かに楽しめます。ホテルや航空券が比較的安く予約できる穴場シーズン。緑が豊かで自然が生き生きとし、静かにバリ島を満喫したい人にぴったりです。

4月〜6月:乾季入り、緑が美しくベストシーズンの始まり

4月~6月はバリ島の乾季入りで、緑が美しくベストシーズンの始まりです。雨がほとんど降らず晴天が続き、湿度も低く過ごしやすい時期です。ビーチやマリンスポーツ、観光地巡りに最適で、多くの旅行者が訪れます。日差しが強いので日焼け対策を忘れずに。

7月〜8月:ハイシーズン、旅行客多め

7月~8月はバリ島のハイシーズンで、旅行客が多めですが、天候は乾季で晴天が続き観光に最適です。過ごしやすい気温で、ビーチやマリンスポーツ、寺院巡りなどさまざまなアクティビティが楽しめます。この時期は航空券やホテルも高くなりやすいので、早めの予約がおすすめです。

9月〜10月:乾季終盤、比較的落ち着いた時期

9月~10月はバリ島の乾季終盤で、比較的落ち着いた時期です。天候は安定していて、観光客も徐々に減少し始めます。日中は晴天が多く、ビーチや観光地巡りものんびりと楽しめます。

11月〜12月:雨季スタート、オフシーズン価格で狙い目も

11月~12月はバリ島の雨季スタートでスコールが増えるものの、雨は短時間で止み晴れ間も多い時期です。オフシーズン価格で、ホテルや航空券が狙い目。観光客も少なく、豊かで美しいバリ島の自然をゆっくりと満喫できます。

バリ島旅行を快適に楽しむコツ

バリ島旅行を快適に楽しむコツは、まずシーズンや目的に合わせて滞在エリアを選ぶこと。ウブドやヌサドゥアは屋内アクティビティやリゾート施設が充実していて、雨の日でもショッピングやスパ、美術館巡りなどを楽しめます。

シーズンオフは観光客が少なく、ホテルや航空券がお得になるメリットがありますが、雨や湿度による体調管理やアクティビティの制限には注意が必要です。

年間を通して持っておくと便利なものとして、日焼け止め、虫除け、常備薬が挙げられます。バリ島は日差しが強く、虫も多いため、これらの対策グッズは必須です。急な雨や体調変化にも備え、快適なバリ島旅行を計画しましょう。

まとめ

バリ島旅行の最適な時期は、目的や優先順位によって大きく異なります。自分が重視したい要素(天候、混雑、価格、アクティビティなど)に合わせて時期を選んで、素敵なバリ島旅行にしてくださいね。

記事上で

• バリ島の年間気候とシーズンの特徴
• 乾季(4月〜10月)の特徴と過ごし方
• 雨季(11月〜3月)の特徴と注意点
• バリ島旅行の目的別おすすめ時期
• ビーチリゾートを満喫したいなら【乾季がおすすめ】
• ゆったり過ごしたい・穴場を楽しみたいなら【雨季がおすすめ】
• イベントやお祭りを楽しみたい人向けの時期
• 旅行時期を決める際のポイント
• 月別のバリ島の天気と観光情報
• 1月〜3月:雨季のピーク、観光客はやや少なめ
• 4月〜6月:乾季入り、緑が美しくベストシーズンの始まり
• 7月〜8月:ハイシーズン、旅行客多め
• 9月〜10月:乾季終盤、比較的落ち着いた時期
• 11月〜12月:雨季スタート、オフシーズン価格で狙い目も
• バリ島旅行を快適に楽しむコツ
• まとめ
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