シンガポール旅行をさらに充実させたい方、週末の短期間でリゾート気分を味わいたい方にインドネシアのリアウ諸島に属するバタム島をご提案します。
シンガポールからフェリーでわずか1時間で到着できる注目の旅行先として脚光を浴びています。
物価の安さからショッピングにとても魅力的な観光地であり、おすすめ観光スポットをご紹介していきます。バタム島は経済特区として急速な発展を遂げながらも、美しい自然も保持しています。
免税ショッピングの恩恵により、国際ブランドから地元の特産品まで、驚くほどリーズナブルな価格で購入できるのも大きな魅力の一つです。
初めてのバタム島旅行でも安心して楽しめるよう、治安情報から具体的なアクセス方法、予算の目安まで、旅行計画に必要な情報を整理しました。
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バタム島は、インドネシア・リアウ諸州にある島です。
シンガポールの南海岸から20kmほど南に位置し、シンガポールから約1時間ほどで気軽にリーズナブルで行ける南国リゾートです。
レンパン島・ガラン島を含めたバレラン地域全体で面積は約715km²と東京都23区よりすこし広いぐらいの大きさとなっています。
人口は約130万人と日本の大都市圏と匹敵するほどの人口密度で、経済特区として開発がすすむ地域のため人口も急増しています。
1970年代はじまり、インドネシア政府はバタム島がシンガポールに非常に近い戦略的立地に注目し、開発計画に着手し始めました。
1990年代からシンガポールと本格的な協力関係を結び、バタム島は外国投資を得る地位を確立します。
その後、2000年はじめに自由貿易地域の地域を獲得し、輸出入関税、付加価値税などが免除され、いまでは免税ショッピングの聖地へと発展を遂げました。
通貨はインドネシアの通貨であるルピア(IDR)です。
公用語はインドネシア語ですが、ビジネスや観光の場では英語が使われます。
現地の方々には中華系の方も多く中国語も話されています。
日本の電圧が100Vなのに対し、バタム島は220Vなので、変圧器と変換プラグは持参しましょう。
プラグは2本の丸いピンを持つCタイプと丸いピンに接地クリップがついたFタイプになります。
島内の移動手段は配車アプリGrabを活用しましょう。
びっくりするほど安価で観光スポットを巡ることができます。
日本レベルの安全な国はなかなかありませんので、バタム島の治安情報についてもしっかりおさえておきましょう。
外務省からはインドネシア全域に「レベル1:十分注意」を指定しています。
バタム島は危険性の高い地域ではありませんが、軽犯罪は微増傾向があり一般的な治安リスクがあることは心得ましょう。
モール内では混雑時やフードコートでスマホや財布の盗難が報告されています。
また、観光客がよく利用する両替所やATMではカードスキミングの被害もあります。
夜間のビーチやイベントなど自分の座席に荷物を置いてくような行為は大変危険なので控えましょう。
大規模テロや暴動は直近3年間発生はありませんが、観光客を狙った軽犯罪が増加傾向にあるため注意しましょう。
トラブルなく快適に旅を楽しむために下記の行動は徹底しましょう。
1.タクシーは配車アプリGrabで乗るか、信頼できるタクシー会社BlueBird(ブルーバード)に乗る
上記以外の白タクは不透明な料金形態のため高額請求される可能性があります。
また、車両の整備不良による事故リスクや身元不明のドライバーによるリスクも排除できません。
2.現金は必要なぶんだけを持ち歩く
基本はクレジットカードで精算が済みます。
現地通貨も必要ですがその日使う分をカバン、財布などに分けて保管をしておきましょう。
大きい金額を持ち運ぶ必要はありません。
3.貴重品はホテルのセーフティボックスを活用
手荷物を最小限にできますし、お部屋の清掃中の盗難リスクも回避できます。
4.夜間の外出時はできるだけ複数人で人通りの多い道路を歩く
夜景やナイトマーケットなど夜ならではの楽しみもあるかと思いますが、夜間の外出は昼間より一層リスクが高まります。
スリ・強盗、交通のトラブルも多いため一人での外出は控えましょう。
5.つながる心地よさのためにeSIM/AirTagを使う
SIMカードを差し替えることなく、海外でも通信環境をすぐに整えられます。
スマホでの調べものは勿論のこと、AirTagを使えば自分の荷物の追跡もできます。
地元の交通機関や空港で荷物の行方がわからなくなった際の強い味方になります。
6.必ず渡航前に海外旅行保険に加入し、有事の際はキャッシュレス診療に対応
もし、怪我をしてしまい入院が必要となったら、その請求額は高額です。
海外の医療費は日本と比べ物になりません。
必ず海外旅行保険に加入し、有事の際の相談窓口となる連絡先を控えて置きましょう。
日本からのバタム島へのアクセスにあたり簡単な行程表とともにご紹介します。
行程表 |
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行き | 0:00~1:00 |
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各航空会社のおおよその料金と所要時間は下記の通りです。
おすすめは日本を深夜便で出発し、早朝にシンガポールに到着する時間帯です。
発着時間 | 所要時間 | 料金 |
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全日空(ANA) | NH843 00:40→6:40NH841 10:55→17:15 | 7:007:20 | 90,000円~150,000円程度 |
日本航空(JAL) | JL35 00:05→6:10JL37 11:25→17:30 | 7:05 | 85,000円~130,000円程度 |
シンガポール航空(SQ) | 羽田空港発 | 7:00 | 60,000円~120,000円程度 |
シンガポール航空(SQ) | 関西空港発 | 6:30 | 60,000円~100,000円程度 |
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シンガポールからの各社フェリーの時刻表と料金は下記のとおりです。
フェリーは1日50便以上あり、所要時間も約50分~1時間ほどになります。
時刻(出発時間) | 発着港 | 料金(片道) |
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Batam Fast(バタム・ファースト) | 7:40、8:40、9:30、10:50、12:30、14:20、15:30、16:50、18:00、19:10、20:20、21:40 | ハーバーフロントセンター→バタムセンター | 約IDR547,400(約5,000円) |
Batam Fast(バタム・ファースト) | 10:20、12:30、14:30、16:30、17:40、20:10 | タナメラフェリーターミナル→バタムセンター | 約IDR547,400(約5,000円) |
Majestic Fast Ferry(マジェスティック・ファスト・フェリー) | 8:10、8:50、9:50、10:40、11:45、12:20、13:50、14:40、15:20、16:20、17:10、17:50、18:50、19:20、20:10、21:20 | ハーバーフロントセンター→バタムセンター | 約IDR547,400(約5,000円) |
Majestic Fast Ferry(マジェスティック・ファスト・フェリー) | 8:45、9:45、12:45、17:10、20:40 | ハーバーフロントセンター→セクパン | 約IDR547,400(約5,000円) |
Majestic Fast Ferry(マジェスティック・ファスト・フェリー) | 8:15、10:30、15:15、18:00、20:45 | タナメラフェリーターミナル→バタムセンター | 約IDR547,400(約5,000円) |
Sindo Ferry(シンド・フェリー) | 8:00、9:00、10:20、12:00、13:20、14:50、16:10、17:20、19:40、20:45、21:50 | ハーバーフロントセンター→バタムセンター | 約IDR509,300〜573,000 (約4,600〜5,200 円) |
Horizon Fast Ferry(ホライゾン・ファースト・フェリー) | 8:15、9:10、10:15、11:15、12:15、13:15、14:15、15:15、16:30、17:45、19:00、20:15、21:35 | ハーバーフロントセンター→バタムセンター | 約IDR114,600(約1,000円) |
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Batam Center(バタムセンター)は主要のショッピングモールに近く、到着後すぐにショッピングや食事を楽しめます。
Bay(ハーバーベイ)は比較的新しい開発エリアであり、落ち着いた雰囲気で過ごしたいかたにおすすめです。
いずれの港も深夜 22:00 以降は客引きトラブルが発生してるようで日中に利用するようにしましょう。
基本的にフェリー内ではwi-fiが提供されてない場合が多いです。
SIMカードを購入する場合、シンガポールのハーバーフロント・センターではStarHubカウンターでの購入が便利です。
フェリーターミナルと同じ建物内にあるショッピングモールにあり、シンガポールの主要な通信キャリアの一つで観光客向けのプリペイドSIMを提供しています。
インドネシアへの入国には、e-VOA(Electronic Visa on Arrival) と、別途税関申告(Customs Declaration) の手続きが必要です。
インドネシア共和国入国管理局の公式ウェブサイトから申請し、アライバルビザを選択します。
申請の事務手続きには20USD必要です。
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人気且つぜひ訪れていただきたいスポットをご紹介します。
後半にモデルコースもご提案していますので、計画の参考にしてください。
バタム島のシンボルともいえる巨大な橋です。
全長約2,000メートルに及ぶ6つの橋が連なり、バタム島と周辺の小島をつないでいます。
特にメインとなる1号橋は、優雅な斜張橋構造が美しく、夕暮れ時には空がオレンジ色に染まります。
地元の人々にも愛される憩いの場所で、週末には多くの観光客や家族連れが訪れます。
所要時間 | 観光&撮影含めて片道30~60分 |
入場料 | 無料(駐車料あり) |
営業時間 | 24時間開放 |
おすすめな時間帯 | 早朝と夕方 |
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バタム島最大のショッピングモールで、観光客の定番スポットであるとともに、地元の人々にも親しまれています。
日本語の看板も多く、日本人観光客にも馴染みやすいスポットです。
雨の日でも楽しめますし、物価も比較的安価で、バタム旅行のお土産探しにもぴったりです。
所要時間 | 2~3時間ショッピング |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 10:00~22:00 |
おすすめな時間帯 | 店が賑わい食事や撮影が活発な夕方〜夜の時間帯 |
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バタム島最大級の仏教寺院で、美しい建築が特徴的です。
巨大な布袋様(ほていさま)の像は訪れる人々の心を穏やかにしてくれます。
観光客でも自由に参拝でき宗教を問わず気軽に立ち寄れ、瞑想やお祈りの場としても利用されています。
バタムの歴史や文化を感じることができるスポットです。
所要時間 | 1~2時間 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 8:00~20:00 |
おすすめな時間帯 | 早朝または夕方の柔らかい光を撮るのが理想 |
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バタム島の北東部に位置する、白い砂浜と穏やかな海が広がる人気のビーチスポットです。
フェリーでバタム島に到着すると、最もアクセスしやすいリゾートエリアのひとつで、多くのホテルやヴィラが並んでいます。
夕暮れ時には美しいサンセットが広がり、リゾートならではの思い出の写真が撮れることでしょう。
所要時間 | 1~2時間 |
入場料 | ビーチは無料 |
営業時間 | 基本24時間解放 |
おすすめな時間帯 | 夕方のサンセット |
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ノンサ地区にある隠れ家的なリゾートビーチで、リゾートホテル「Turi Beach Resort」のプライベートビーチとして知られていますが、海の透明度は高く、シュノーケリングやジェットスキーなどのマリンアクティビティも楽しめます。
日帰り利用もでき、自然の中で心からリラックスできる非日常空間を過ごすのに魅力的です。
所要時間 | 1~2時間 |
入場料 | ビーチ利用はリゾート宿泊者優先 |
営業時間 | 施設の営業時間に準拠 |
おすすめな時間帯 | 早朝、夕方のサンセット |
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海と森を活かした大型アウトドアパークで、大人から子どもまで楽しめるアクティビティが満載です。
水上アスレチックやカヤック体験、シュノーケリングなど自然を感じながら思いっきり体を動かせるため、アクティブな方にはおすすめのスポットです。
所要時間 | 2~3時間推奨 |
入場料 | 基本約IDR76,400(約700円)+アクティビティ別 |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
おすすめな時間帯 | 早朝、夕方のサンセット |
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バタム島南部にある自然豊かな離島で、海の透明度が高いです。
シュノーケリングやダイビングスポットで手つかずの自然の色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が間近で見れます。
観光開発がまだ控えめなため、海と自然に癒されながら静かな時間を過ごしたい方には魅力的でしょう。
所要時間 | 日帰りスノーケリングツアー約8~9時間 |
入場料 | ツアー料IDR400,000〜/人 (約3,600 円〜/人) |
営業時間 | 7:30出発~17:00帰着 |
おすすめな時間帯 | 午前中 |
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中心部に位置し「BATAM」という巨大な文字のモニュメントが有名です。
フォトスポットとして人気であり、街の中心エリアを一望できます。
夜はライトアップされ、昼間とは異なる景色を楽しめます。
所要時間 | 30分~1時間 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 24時間開放 |
おすすめな時間帯 | 夕方〜夜のライトアップ |
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手軽に楽しめる本格的なゴーカート施設です。
コースは初心者でも楽しめる設計で、ヘルメットや装備も用意されており、安心して体験できます。
敷地内には、「ミニ文化村」やレストランも併設されており食事や観光もまとめて楽しめます。
所要時間 | 1~2時間 |
入場料 | レンタル・走行代別で1レースIDR100,000〜(約900円〜) |
営業時間 | 日中 |
おすすめな時間帯 | 午後遅め~夕方 |
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バタム島でアクティブに過ごしたい方にはマリンスポーツがおすすめです。
ゴルフやスパなど大人の過ごし方もご紹介しますね。
Sea Forest Adventure公式や現地ホテルフロントで予約ができるジェットスキーは、初心者もインストラクターが同行してくれるため安心して楽しめます。
15〜30分の利用で約IDR350,000〜500,000(約3,200〜4,500円)、小雨では決行しますが、安全優先で大雨・高波時は中止になります。
振替対応または返金対応もしてくれます。
パラシュートで空中を飛びながらバタムの海を一望できるパラセーリングは一部ホテルやツアーで事前予約もできますし、現地のビーチリゾートで申し込むこともできます。
飛行時間は5~10分、準備含め約30分の利用で約IDR500,000〜700,000(約4,500〜6,300円)です。
風が強い場合は中止でこちらも振替対応または返金対応もしてくれます。
友達や家族など複数人で楽しむ場合はバナナボートも楽しめます。
現地で当日申し込みをし、10~15分の利用で約IDR150,000〜250,000(約1,400〜2,300円)です。
これはバナナボート1台の料金のため割り勘すればお得ですね。
小雨は実施しますが、波が高いと中止になり振替対応してくれます。
透明度が高い海の地域ではシュノーケリングもぜひ体験してみてください。
約8時間ほどのツアーとなり、旅行代理店、ホテルツアーデスクの申し込みが必要となります。
日帰りツアーでIDR400,000〜600,000(約3,600〜5,400円)、雨季は中止になりますが翌日以降振替対応となります。
日本でも人気のSUP(スタンドアップパドル)はSea Forest Adventure(シー・フォレスト・アドべンチャー)で事前受付または当日申し込みで30分〜1時間ほど楽しめます。
料金は約IDR200,000〜300,000(約1,800〜2,700円)で小雨でも実施します。
風が強いと中止になりますが振替はあります。
スパ&マッサージも旅行者に大変人気です。
特に「アロマ×バリ式マッサージ」は、心身を癒すリラクゼーション体験ができます。
バリ式マッサージは、オイルを使い全身をゆっくりと丁寧に揉みほぐす施術で、アロマオイルを組み合わせることで、心もリフレッシュできるのが特徴的です。
リゾートホテル併設の高級スパから街中のリーズナブルなマッサージ店まで選択肢は幅広くあります。
料金相場は2時間IDR500,000 (約4,500円)ほどが相場です。
雨の日や観光後のリフレッシュにもぴったりの過ごし方です。
初心者から上級者まで楽しめる本格的なゴルフ場と「Palm Sprigs Golf & Country Club(パームスプリングス)」が人気です。
全27ホール、マウンテン・リゾート・アイランドの3コース構成で、南国の海風と青い空の下で過ごす時間は特別です。
景観と戦略性を両立した設計が魅力で、「アイランドコース」では海越えのホールやウォーターハザードがあります。
料金は平日で約IDR1,200,000 IDR (約10,900 円)とシンガポールに比べて非常に安価です。
バタム中心地から車で約30分程度で1日ゆっくり過ごせます。
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島国ならではの恵まれた立地を存分に活かし、まずは新鮮なシーフードを味わいましょう。
ハーバーベイエリアの Harbour Bay Seafood Restaurant(ハーバーベイシーフードレストラン)はチリクラブが名物で、港を染めるサンセットを眺めながら活気あふれる雰囲気を満喫できます。
予算は一人あたり IDR 25,000〜150,000(約200〜1,400円)ほどと手ごろです。
地元の暮らしを感じるなら、ナイトマーケットで屋台グルメを食べ歩くのも外せません。
辛味がクセになるミー・タレムパや、日本のえびせんに似たクレポックなど、ローカルフードを気軽に味わえます。
お土産はモールやスーパーで調味料やスナックをまとめ買いするのが定番ですが、少し特別感のある品を探すならコーヒー豆がおすすめです。
世界有数の産地であるインドネシアの豆を扱う Anchor Cafe & Roastery(アンカー カフェ アンド ロースタリー)では、好みの抽出方法で楽しめる一杯を味わいながら、香り高い豆を購入できます。
ケロンとは、海の上にせり出した高床式の建物のことです。
「海鮮ケロン料理」は、桟橋の上に建つ水上レストランで新鮮な魚介を楽しむスタイルで、お店にある水槽からロブスターやカニ、エビ、魚を選び、その場で調理してもらえます。
蒸し・揚げ・バター炒めなど好みの料理法も選ぶことができます。
海風を感じながら食事をする贅沢なひとときは、まさにリゾート地ならではですね。
おすすめのローカルフードは、「インドミー炒麺」と「Ayam Penyet(アヤム・ペニェット)」です。
インドネシアの国民的インスタント麺「Indomie(インドミー)」を使い甘辛いソースで炒め、目玉焼きや揚げ物が添えられてるのがインドミー炒麺です。
アヤム・ペニェットは、揚げた鶏肉を石臼で軽く叩き柔らかく仕上げた後、ピリ辛のサンバルソースをかけます。
どちらも1食約200円ほどで屋台やフードコートで手軽に味わえます。
バタム最大級のショッピングセンター「Nagoya Hill Mall(ナゴヤヒルモール)」をはじめとする免税モールでは、シンガポールよりも手頃な価格で上質なショッピングを楽しめます。
特に狙い目はコスメとスキンケア用品で、国際ブランドが割安なのはもちろん、質の高い地元ブランドもおみやげとして人気です。
甘党の方には、リンドールなどの輸入チョコレートが格安で手に入るうえ、バラエティ豊かなインドネシア産チョコレートもおすすめです。
さらに近ごろ注目を集めているのがラフィアバッグやバリ雑貨で、ナチュラル素材を使ったバッグやポーチはデザインが豊富なうえ、バリ島よりもリーズナブルに購入できます。
支払い方法は現金のほか、ほとんどの店舗でクレジットカードが利用可能なので、高額品でも安心して買い物を楽しめるでしょう。
バタム島をもっとも快適に楽しめるのは乾季の 4 月〜10 月で、月間降水量は100〜150mmほど、平均気温は約30℃と安定して晴れの日が続きます。
日差しが強いので、帽子やサングラス、日焼け止めでしっかりと紫外線対策をし、冷房の効いた屋内では薄手の羽織りがあると重宝します。
11 月〜3 月の雨季はスコールが増えますが、たいていは短時間でやむため、折りたたみ傘や軽量のレインコートを携帯しておけば行動を大きく制限されることはありません。
雨がちな日は「BCS Mall(バタムシティスクエアモール)」など屋内のショッピングモールやスパでゆったり過ごし、晴れ間にはマリンアクティビティを満喫するなど、季節と天候に合わせて柔軟に旅程を組めるのがバタム島の魅力です。
シンガポール発着で日帰り、1泊2日、2泊3日の3コースをご紹介します。
短時間でもバタム島を満喫でき、1人当たり約IDR1,718,900〜1,909,900(約15,600〜17,300 円)のコースです。
シンガポールを朝に出発し、バタム島のシンボルである橋で記念撮影をし、海鮮料理、スパとリゾート気分を満喫いただき、夕方に帰ってくることができます。
行程表 |
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日帰り | 9:00シンガポール |
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非日常空間でリラックスできるコースです。
1泊朝食付、アクティビティ料金含め1人当たり約IDR2,799,200〜3,437,800(約25,300〜31,100 円)になります。
Turi Beach Resort(トゥリ ビーチ リゾート)にて時間とともにかわるビーチの景色を堪能することができます。
2日目はアクティブにSUPとお買い物を楽しみ、午後にシンガポールに戻ります。
行程表 |
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1日目 | シンガポール |
2日目 | ホテル |
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素泊まり2泊とバタム島の海・自然を遊び尽くし、1人当たり約IDR5,602,400〜7,003,000 (約50,700〜63,400 円)のコースです。
朝にシンガポールを出発し、1日目はシュノーケリングツアーをします。
2日目もゴルフとマリンアクティビティで元気に活動します。
3日目はゆっくりとお買い物を楽しみください。
行程表 |
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1日目 | シンガポール |
2日目 | 7:30ホテル |
3日目 | ホテル |
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旅の疲れを癒す宿泊先は大切ですよね。
今回はビーチリゾート沿いのホテルと隠れ家タイプのホテルを5つ紹介します。
①プライベート桟橋とインフィニティプールが人気のTuri Beach Resort(トゥリ ビーチ リゾート)
マリンアクティビティが充実しており子連れもウェルカムなお宿です。
フェリー港から車で約10分の立地で1泊約IDR1,591,600〜1,909,900(約14,400〜17,300 円)。
朝食はインドネシア料理中心で「種類が多い」と好評です。
②マリーナ併設の静かなリゾート地にある Nongsa Point Marina & Resort(ノンガサ ポイント マリーナ&リゾート)
港から車で5分1泊約IDR1,273,300〜1,655,300(約11,500〜15,000 円)で泊まれるこちらのホテルは、ヨットを眺める非日常体験が魅力です。
朝食も種類豊富で美味しいと評判です。
プールやカヌーなどの施設・設備があり、家族向けで子連れにも安心な施設です。
③全室プライベートプール付きヴィラ Montigo Resorts Nongsa(モンティゴリゾート ノンガサ)
高級リゾートですがキッズクラブや家族向けプールもあり子連れにも人気です。
高品質な朝食も魅力的で1泊約IDR2,546,500〜3,183,200 (約23,000〜28,800 円)地区に位置し、港から5分に位置します。
①ローカル感漂うリゾートKTM Resort(ケーティーエム リゾート)
1泊約IDR636,600〜1,018,600(約5,800〜9,200 円)とリーズナブルでバタムセンターから約30分ほどの距離です。
朝食もコスパがよく、海沿いのため夕陽が美しく鑑賞できます。
子連れも受け入れ対応しています。
②新しく清潔な大型リゾート HARRIS Resort Barelang Batam(ハリス リゾート バレラン バタム)
プールやウォーターパーク完備で子連れ旅行に最適な宿です。
バレラン橋近くで1泊約IDR1,273,300〜1,655,300(約11,500〜15,000 円)となっています。
家族向けに配慮された品数の多い朝食が評判です。
同行者によって旅の楽しみ方は異なります。
子連れ、女子旅、一人旅/シニア旅行を検討されてる方にそれぞれポイントをご紹介します。
Nagoya Hill Mal(ナゴヤヒルモール)やGrand Batam Mall(グランドバタムモール)などベビーカーで移動できる施設は快適です。
医療面ではAwal Bros Hospitall(アワル ブロス ホスピタル)が急病にも対応してくれます。
滞在はTuri Beach Resortなどの子連れ対応ホテルがおすすめです。
浅めのプールもあり、託児付きスパやホテル送迎などお母さんお父さんに優しいサービスも整っています。
カジュアルリゾートステイも女子旅に人気です。
バタム島は比較的安全ですが、イスラム文化圏ということもあり服装は露出控えめがおすすめです。
夜間移動は配車アプリGrab利用が安心で便利です。
コスパ重視ならホステルで安価に宿泊することもできます。
夜はBatam City Square(バタムシティスクエア)周辺のナイトマーケットでローカル気分を味わうのがおすすめです。
一方、スリには注意し、Grab移動で移動しましょう。
シニア層はスパやグルメなどゆったりとした旅行プランを組むと快適です。
小さな島の中に魅力がぎゅっと詰め込まれ、計画をたてるのに迷ってしまうかたも多いのではないでしょうか。
バタム島の最大の魅力は、「気軽さ」と「本格さ」が共存していることです。
日帰りでも十分楽しめる気軽さがありながら、本格的なマリンスポーツや文化体験も可能です。
初心者の方から旅慣れた方まで、それぞれが満足できるコンテンツがたくさんあります。
シンガポール滞在中の方はもちろん、日本からシンガポールを経由してバタム島を訪れる価値は十分にあります。
小さな島に凝縮された豊かな体験が、あなたの旅の記憶を特別なものにしてくれることでしょう。
誰かに話したくなる、そんな思い出を残せるバタム島でリゾート地ならではの時を過ごしてみてください。