世界が認める絶景「ボラカイ島」観光ガイド|アクティビティやホテル・入島方法も解説

Traveloka Japan
09 Jun 2025 - 読了時間:約 1 分

ボラカイ島ってどんなところ?

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「ボラカイ島」は、フィリピン中部のビサヤ諸島に位置するリゾートアイランド。縦約7km、横約1kmという細長い形をしており、面積は約10.3平方キロメートルと、東京都文京区よりやや小さいほどのコンパクトな島です。

ボラカイ島の魅力といえばなんといっても、美しい海と手つかずの大自然。島の西海岸に広がる全長約4kmのホワイトビーチは、「世界のベストビーチ」にもランクインした魅力的なスポット。きめ細やかな白砂と透明度の高いエメラルドグリーンの海が圧巻で、多くの観光客が訪れるボラカイ島を代表する観光スポットです。

また、美しい自然の中で楽しむマリンアクティビティも外せない楽しみ方。定番のダイビングやシュノーケリングをはじめ、アイランドホッピング、カイトサーフィンなど、多彩なアクティビティがそろっており大人気です。

2018年には、環境保護への対策として一時的に閉鎖されたのち、再開後は1日の観光客数を約6,000人に制限。訪れる人々と豊かな海が共存しやすい、持続可能なツーリズムを実現しました。

入島するには書類や手続きが必要

2025年現在、ボラカイ島へ入島するには、事前の申請と宿泊先のオンラインチェックインが必要です。フィリピン政府が認定する島内ホテルやリゾートの予約確認書に加え、外国人観光客はパスポートを含む身分証明書の提示が求められます。なお、上陸前に審査が行われ、必要書類が確認できない場合は断られることもある点に注意しましょう。

このルールは宿泊するケースに限らず、日帰りでの訪問も対象となります。短時間の滞在であっても、あらかじめ公認されている施設の空室状況を把握しておくと安心! また、観光客向けの渡航・決済システム「Boracay iPass ™」も利便性がよいと人気です。登録すると完了後にQRコードが発行されるため、よりスムーズにアクセスできます。

加えて、各種申請やスケジュールの調整は、遅くとも渡航の3日前までに完了させるのがマスト。ただし、手続きは一部英語での入力が必須な箇所があります。操作が不安な方は、予約サイトや旅行代理店を活用するのも◎。気軽に訪れるには敷居が高いエリアとなるものの、入念に準備しておけば、当日に安心して旅を楽しめますよ。

海・陸・空も!種類豊富なアクティビティで大自然を満喫!

世界でも有数の美しい大自然に囲まれたボラカイ島では、海を中心としたバラエティに富んだマリンアクティビティが盛りだくさん。その中でも、ツーリストから人気の4種類をジャンルごとに特選して紹介します。

1.シュノーケリング

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透明度の高い海とサンゴ礁が広がるエリアでは、定番のシュノーケリングやダイビングを通じて、色鮮やかな熱帯魚との出会いが楽しめます。

主なスポットは、島の形がワニに似ていることら名付けられた「クロコダイルアイランド」をはじめアンゴルモアポイントなど。海の透明度が高く、サンゴ礁も豊富にあるため、クマノミをはじめとした色とりどりの魚たちに出会えます。

シュノーケリングは初心者も試しやすいガイド付きツアーが主流で、₱1,200〜₱1,700(約2,900〜4,100円)と手頃な価格で体験することが可能です。

2.アイランドホッピング

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リゾートエリアを拠点に、近隣の島々をボートで巡るアイランドホッピングも観光客に人気です。森林や洞窟を探検するだけでなく、BBQランチなどがセットになったツアーが一般的。グループツアーの価格は₱1,080〜₱1,700(約2,900〜4,600円)とリーズナブル。予約はホワイトビーチ周辺やホテルでも行えますが、プライベートの場合はオプションを含めた費用が異なるケースがあるため、目的や人数に応じて決めるのが◎。

3.陸上のアクティビティも人気

海の印象が強いボラカイ島ですが、陸上のマリンアクティビティも見逃せません。とくにナバオイ地区では、爽快感が味わえるATV(四輪バギー)や、森を迅速に駆け抜ける約300mのジップラインが好評。大自然の中を走るアドベンチャーは、アクティブ派のカップルやグループなどにおすすめです。

4.ヘリコプター遊覧ツアー

上空からリゾートの絶景を楽しめるヘリコプター遊覧ツアーは、美しいエメラルドグリーンの大海原をプライベート空間で堪能できるのが魅力。「ビーチツアー」では、ホワイトビーチやプカシェルビーチなどの海岸線を約10~20分かけて飛行し、価格は₱5,400~₱12,000(約14,000~30,000円)程度が目安となります。さらに、拠点となる「ボラカイ島」全体を見渡せる「アイランドツアー」は、約15分で₱16,000(約40,000円)で満喫することも可能です。

より格別な体験をエンジョイするなら、カラバオ島やクロコダイル島まで足を延ばせる「VIPツアー」を。約20分の空の旅を₱19,000(約49,000円)から利用でき、心躍る優雅なエクスペリエンスが待っていますよ。

ほかにも、SUPやジェットスキー、パラセーリングなどのスカイスポーツが豊富にそろっています。詳細や予約は以下をチェック!

ボラカイ島の行き方は飛行機とボート

「ボラカイ島」へアクセスするには、飛行機とボートの乗り継ぎが必須となります。主なルートは以下の2通りです。

1.カティクラン空港(Godofredo P. Ramos Airport)経由

カティクラン空港は、ボラカイ島に最も近い本土側に位置しており、ボート乗り場までは車で約5分とアクセスのよさが注目を集めています。

日本から向かう場合は、まず国際線でマニラまたはセブに移動し、そこから約1時間ほど国内線を経由して、カティクラン空港へ。到着後は、タクシーなどで「カティクラン港」に行き、ボートで約10〜15分の船旅を経て島に渡ります。

乗船料はおよそ₱300〜₱350(約800円)と手頃なのもうれしいポイント。マニラからの所要時間は約2.5〜3時間と短く、移動がスムーズなことから、初めてフィリピンを訪れる方にもおすすめのルートです。ただし、人気がある経路のため、ハイシーズンには混雑しやすく、国内線の航空券がやや高くなる傾向があります。

2.カリボ空港(Godofredo P. Ramos Airport)経由

もう一つの行き方は、パナイ島にあるカリボ空港を経由するルート。日本からは、まず国際線でマニラまたはセブへ渡り、そこから国内線でカリボ空港へ。さらに車で2時間ほどかけて「カティクラン港」に向かい、ボートで約10~15分かけて「ボラカイ島」に上陸します。

この経路の特徴は、なんといってもLCCなど格安の航空会社を利用できる点。航空券が比較的安く、便数も多いためスケジュールを調整しやすいのが利点です。

一方で、陸路の移動時間が長く、マニラからの所要時間はおおよそ3~4時間が目安となります。コストパフォーマンスを重視する観光客から需要があるものの、あらかじめ余裕を持った旅程を組んでおくとスムーズです。

ボラカイ島の観光ベストシーズンは乾季(11~5月)

一年を通して温暖な気候に恵まれたボラカイ島を訪れるなら、乾季の11~5月の観光がベストシーズンとされます。とくに12~4月は晴天率が高く、海中の透明度も抜群。多種多様な魚類を間近で見られることに加え、南国感あふれる景色を心ゆくまで楽しめます。気温は平均27~32℃と暑すぎず、湿度も低く爽やかで快適に過ごせるのが大きな魅力です。

この期間は世界各国から観光客が集中するため、航空券や宿泊費のほか、各種ツアーの価格がやや高めに設定されます。定員に達しやすいフライトやホテルは、希望のプランを選べる早期予約がおすすめ!

また、オフシーズンとされる6~10月の雨季は、安く渡航できる反面、突然のスコールに見舞われることも。天候によっては、海を舞台にしたレジャーやイベントが中止になる可能性があるため、目的に応じて訪れる時期を選びましょう。ビーチを満喫したいなら乾季を、費用を抑えるなら雨季など、旅のスタイルにあわせて計画すると、より充実したリゾートライフを満喫できますよ。

ボラカイ島内のおすすめのホテル

滞在中に快適なひとときを過ごすなら、政府公認のホテルを選ぶのがポイント。観光客からも注目されている宿泊施設の中から、トラベロカおすすめの3軒を価格が安い順に紹介します。

1.357 Resort Boracay

「357 Resort Boracay」は、ホワイトビーチに近接した3つ星ホテル。テラス付きのレストランでは、フィリピン伝統の料理のほか、アジアを代表する料理が提供されます。加えて、潮風を感じるオーシャンビューのロケーションが特徴。朝食がセットになったツインルームの価格は、大人2名で₱3,900(約10,000円)とリーズナブルです。

2.Boracay Haven Resort

清潔感のある客室とカスタマーサポートが充実した「Boracay Haven Resort」は、サンセットロードからほど近いエリアに位置するホテルの一つ。館内では、屋外プールやサンテラス、レストラン、バーなどを自由に利用することが可能。最安値のスーペリアは、大人2名で₱3,100(約8,200円)から宿泊でき、モーニングも用意されるため観光にも便利ですよ。

3.Shangri-La's Boracay Resort and Spa

「Shangri-La's Boracay Resort and Spa」は、ボラカイ島屈指の高級リゾート。広大な敷地と緑豊かな自然に囲まれた静かな環境で、プカシェルビーチやプンタバンガビーチを見渡すことができます。デラックスキングベッドの価格は、朝食を含め大人2名で₱47,000(約120,000円)。ハネムーンで訪れるカップルも多く、南国のラグジュアリーな空間に身を委ねながら、非日常を味わいたいときにぴったりのプライベートパラダイスです。

まとめ

フィリピンの「ボラカイ島」は、世界トップクラスの絶景が一面に広がる人気リゾートです。白砂のホワイトビーチや多彩なマリンアクティビティが楽しめるほか、王道のシュノーケリング、ジップラインやヘリコプター遊覧など、海・陸・空を満喫できる体験がそろっています。入島には事前の申請や、政府認定ホテルの予約が必要になるため、計画的な準備が大切です。国際線・国内線のアクセスも考慮し、魅力あふれる楽園で思い出に残る至福のときを過ごしてみてください。

記事上で

• ボラカイ島ってどんなところ?
• 入島するには書類や手続きが必要
• 海・陸・空も!種類豊富なアクティビティで大自然を満喫!
• 1.シュノーケリング
• 2.アイランドホッピング
• 3.陸上のアクティビティも人気
• 4.ヘリコプター遊覧ツアー
• ボラカイ島の行き方は飛行機とボート
• 1.カティクラン空港(Godofredo P. Ramos Airport)経由
• 2.カリボ空港(Godofredo P. Ramos Airport)経由
• ボラカイ島の観光ベストシーズンは乾季(11~5月)
• ボラカイ島内のおすすめのホテル
• 1.357 Resort Boracay
• 2.Boracay Haven Resort
• 3.Shangri-La's Boracay Resort and Spa
• まとめ
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