
東南アジアの人気旅行先といえば、タイやシンガポール、ベトナムあたりが有名どころ。こうした国々に比べると、「観光名所が少ない」「禁酒で夜が静か」「公共交通が整っていない」などの理由で、ブルネイは「つまらない」と思われがちです。
でも、実際はまったくそんなことはありません!
まず、ブルネイは東南アジアの中でも「隠れた富国」といわれるほどの裕福な国。治安は非常に良く、街は清潔で落ち着いていて、女性のひとり旅でも安心して歩けます。さらに、自然も驚くほど豊か。ジャングルのような熱帯雨林、金色に輝くモスク、静けさのなかに息づく水上集落……観光地は数こそ多くはないものの、ひとつひとつの密度が高いんです。
「見どころがぎゅっと詰まっていて、のんびりできる」。そんな大人の旅先として、ブルネイはじわじわと注目されています。
ここからは、ブルネイを訪れたらぜひ足を運びたいスポットを厳選してご紹介します。きらびやかなホテルに自然あふれる国立公園、王宮まで、ブルネイの魅力がぎゅっと詰まっています。
かつて「世界に2つしかない7つ星ホテル」といわれた、ブルネイ屈指のラグジュアリーホテル。大理石の柱が並ぶロビーに、海を一望できるプライベートビーチ、ゴルフコースや映画館まで完備という贅沢っぷり!現在の格付けは5つ星ですが、その優雅さは「7つ星級」といっても過言ではありません。
名称:The Empire Brunei
住所:Kg Jerudong, Muara - Tutong Hwy, Bandar Seri Begawan, BG3122
料金:1泊約4万円〜
Sat, 17 Jan 2026

フィリピン航空
東京 成田 (NRT) に バンダル・スリ・ブガワン (BWN)
から始まる 115,535円
Sun, 25 Jan 2026

エアアジア・インドネシア
ジャカルタ スカルノハッタ (CGK) に バンダル・スリ・ブガワン (BWN)
から始まる 9,563円
Sat, 7 Feb 2026

エアアジア・インドネシア
スラバヤ (SUB) に バンダル・スリ・ブガワン (BWN)
から始まる 17,064円
首都の中心を流れるブルネイ川沿いに広がる、世界最大級の水上集落。約30,000人が暮らしており、「東洋のベニス」とも称されるエリアです。
家や学校、モスクまでもが水上に建てられており、独自の生活文化が息づいています。水上タクシーに乗って街をぐるりと巡れば、ブルネイの素顔にぐっと近づけるはず。
名称:Kampong Ayer
住所:Kampong Ayer, south bank, Bandar Seri Begawan
料金:水上タクシー1人あたり平均BND1
白い外壁に純金のドームが輝く、ブルネイのシンボルともいえるモスク。まるで湖に浮かんでいるかのような優美な姿は、フォトスポットとしても大人気です。夜のライトアップも美しく印象的。礼拝の時間は見学できないので、注意してください。
名称:Omar ‘Ali Saifuddien Mosque
住所:Jalan McArthur, Bandar Seri Begawan BS8711
料金:無料
現役の王宮としては世界最大規模を誇る、スルタン(国王)の住居兼執務施設。普段は非公開ですが、ラマダン明けに3日間だけ一般公開される貴重な機会があります。
公開時には王族からお菓子が振る舞われるなど、ブルネイならではのおもてなしを体験!
名称:Istana Nurul Iman
住所:VWFC+46J, Jln Menteri Besar, Bandar Seri Begawan BB3910
料金:通常は非公開。年に3日間の一般公開時は無料
ブルネイ東部に広がる、原始の森がそのまま残る熱帯雨林エリア。その歴史は古く、世界最古ともいわれています。ツアーに参加して、ロングボートで川をさかのぼったり、キャノピーウォークを歩いたり、滝で泳いだりと、大自然を満喫できます。
ドクターフィッシュ体験や、地元の食材を使ったランチなどもツアーに含まれており、ブルネイのエコツーリズムを体感するにはぴったりです。
名称:Ulu Temburong National Park
住所:Temburong, Brunei
料金:入場にはツアー参加が必須。入場料はツアー費に含まれる
ブルネイ王室の豪華な宝物を展示する博物館。黄金の戦車や王冠、伝統的な衣装、勲章など、ブルネイの歴史と格式を感じる品々がずらりと並びます。オマール・アリ・サイフディン・モスクのすぐ近くにあるので、併せて訪れるのがおすすめ。
名称:Royal Regalia Museum
住所:Jln Sultan Omar Ali Saifuddien, Bandar Seri Begawan BS8611
料金:BND5
イスラム国家であるブルネイではアルコールの販売が禁止されていますが、食文化はとても豊か。名物料理のひとつ「アンブヤット」は、サゴヤシのでんぷんを水で溶いてとろりとしたペースト状の伝統料理です。酸味のあるディップソース「カカ」と一緒に食べるのが定番。
もうひとつのソウルフード「ナシ・カトック」は、白ごはん+フライドチキン+辛口のサンバルソースがセットになったシンプルなひと皿。地元の人々に愛されるワンプレートで、安くてお腹も満たされます。
バンダルスリブガワン中心部で開かれている朝市「タム・キアンゲ」では、旬の果物やスイーツ、軽食に加えて非ハラール料理なども味わえるので、早起きして訪れてみるのも楽しいですよ。
ブルネイ旅行の予算感は、宿泊するホテルのグレードやツアー内容によって大きく変わります。目安としては、
・「ザ・エンパイア・ブルネイ」に宿泊+航空券+ツアーなどで約15万〜22万円前後
・もう少しカジュアルなホテルを選べば13万〜17万円程度
航空券はロイヤルブルネイ航空の直行便(成田 ‐ バンダルスリブガワン)のほかに、シンガポールやクアラルンプール経由のルートが一般的。現地の物価は安めですが、ホテルや送迎を含むツアーを手配するとやや割高になることもあります。
ブルネイの気候は熱帯モンスーン気候で、年間を通して高温多湿ですが、乾季にあたる2〜8月が観光にはおすすめの時期。
なかでも、2〜4月は比較的天候が安定し、雨も少ないのでアクティビティに最適です。逆に雨季(9〜1月)はスコールが多く、屋外観光には注意が必要となります。
ここでは、観光・自然・リゾートをバランスよく楽しめるモデルプランをご紹介します。体力や目的にあわせてアレンジしてみてください!
<1日目>ラグジュアリー&市内観光
[午前]
ブルネイ国際空港に到着。空港からタクシーまたは送迎で、【ザ・エンパイア・ブルネイ】にチェックイン。豪華なリゾートで海を眺めながらリラックスして、敷地内のスパやプールでリフレッシュしましょう。
[午後]
お昼を食べたら、バンダルスリブガワン市内観光を開始。【オマール・アリ・サイフディン・モスク】でフォトジェニックな金色ドームをバックに記念写真を撮影し、【ロイヤル・レガリア博物館】で王室の豪華な展示を見学しましょう。
【タム・キアンゲ市場】は朝市ですが、夕方ごろまでオープンしているお店もあります。地元の屋台や果物・雑貨を見て歩きましょう。
[夜]
【ザ・エンパイア・ブルネイ】のレストランで夕食 or 市内でマレー料理ディナー。リゾートに戻り、ゆったりと就寝しましょう。
<2日目>自然体験と伝統文化
[早朝]
【ウル・テンブロン国立公園】へ向けて、ホテルを出発。 移動はツアー利用がおすすめです。国立公園へは、車とボートで約2時間です。
[午前〜午後]
国立公園内を散策。キャノピーウォーク・滝での水浴び・ジャングルトレッキングなどで、雄大なブルネイの自然に触れましょう。伝統的なローカルランチもいただけます。
[夕方]
市内に戻り休憩。1日中外で散策を楽しんだ後なので、身体を休めましょう。
[夜]
バンダルスリブガワン市内の各地で開催されているナイトマーケットへ。ナイトマーケットにはレストランや、食べ歩きできる屋台フードが豊富です。活気あふれるマーケットで、ブルネイの夜を楽しみましょう。
<3日目>自由時間 & お土産
[午前]
ザ・エンパイアで朝食後、リゾート内で自由時間。ビーチ沿いを散歩したり、ギフトショップ巡りをしてお土産の買い忘れがないようにしましょう。写真撮影にも絶好のタイミングです。
[午後]
チェックアウト後、空港へ移動。出国し、帰路へ。
<1日目>到着&文化体験
[午後]
バンダルスリブガワン到着。空港から市内へはタクシーで15分程度です。まずはホテルへチェックイン。
[夕方]
【ロイヤル・レガリア博物館】で王室の歴史やきらびやかな王冠・衣装などを見学しましょう。
[夜]
ホテル【ザ・エンパイア・ブルネイ】を見学、あるいは宿泊。ラグジュアリーな雰囲気で、広い庭やプールも楽しめます。夕食はホテル内のレストランがおすすめ。子どもが食べやすいメニューも揃っています。
<2日目>自然と水上文化を楽しむ
[午前]
【カンポン・アイール(水上集落)】を見学。船着き場の近くにはツーリスト用のギャラリーがあり、水上集落の歴史が学べます。
[昼]
フードコートやレストランでローカルフード体験。何を食べるか迷ったら、ブルネイの名物料理「アンブヤット」を選んでみてはいかがでしょうか。
[午後]
エコ体験やアニマル見学を楽しみましょう。小学生以下のお子さんがいる場合は、ジュルドンパーク(Jerudong Park)という遊園地がおすすめ。規模はそれほど大きくないものの、乗り物や広場、おやつスポットがあります。
お子さんが小学生以上なら、 テンブロン国立公園での軽めのツアーに参加するのがおすすめ。日帰りOKの自然ツアーで、ボートで移動したり、滝を見学したりして、ブルネイの大自然に触れられます。
<3日目>お土産とモスク見学
[午前]
【オマール・アリ・サイフディン・モスク】を見学。モスクが面しているラグーンには、Royal Bargeという豪華な石造りの船が設置されています。橋を渡って船まで行けるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
[昼]
バンダルスリブガワンの中心地からタクシーやバスで15分ほどのガドン地区に、The Mall Gadongというモールがあります。お土産物店やスーパーマーケットも入っているので、お土産もたくさん購入できますよ。疲れたらカフェやレストランでひと休み。
[午後]
空港へ移動し、出国して帰路へ。
どこか「通な旅」をしたい人にこそおすすめしたいブルネイ。観光名所が少ないどころか、ひとつひとつが濃厚で美しいスポットばかりです。モスク、水上集落、王宮、大自然、そしてグルメ……静かに深く楽しむにはぴったりのブルネイを、次の旅先候補に、ぜひ加えてみてください!






