セブ島を訪れるなら、晴天が続く乾季(12月〜5月)がベストシーズン。とくに3〜5月は降水量が少なく、海の透明度が格段に高まるため、ダイビングやアイランドホッピング、シュノーケリングなどのマリンアクティビティを満喫するには絶好のタイミングです。平均気温は24〜32度と温暖で、湿度も70%前後と比較的快適に過ごせます。
さらに、5月以降には野生のジンベエザメと出会えるチャンスもあり、海好きには見逃せない季節。リゾート感たっぷりのバカンスが楽しめるでしょう。
一方、雨季(6月〜11月)は気温に大きな変化はありませんが、湿度が80〜90%と高く、蒸し暑さが増す時期。熱中症や体力の消耗に注意が必要です。ただし、雨季といっても一日中雨が降り続けるわけではなく、短時間のスコールが数回ある程度。
観光客が少なくなるぶん、人気スポットをゆったり巡れたり、屋内施設でのんびり過ごしたりと、静かで落ち着いた旅行スタイルが叶います。
乾季はアクティブに観光を楽しめるベストシーズン!海や自然の魅力を存分に感じられるスポットが満載です。ここでは、セブ島のおすすめ観光スポットを紹介します。
セブ島南西部に位置する人気の滝スポット。エメラルドグリーンに輝く滝つぼは一見の価値あり。キャニオニング体験が有名で、乾季には水量も安定し、安全に楽しめます。自然と一体になれる爽快なアクティビティは、アクティブ派に特におすすめです。
セブ島南端の町オスロブでは、野生のジンベエザメと一緒に泳ぐという貴世界的にも有名なアクティビティ体験ができます。乾季は海の透明度が高く、ジンベエザメがよく見えるためベストシーズン。幻想的な海中体験には、早朝の参加がおすすめです。
西海岸に位置するシュノーケリングの聖地・モアルボアル。名物は「サーディンラン」と呼ばれるイワシの大群で、圧巻の光景に圧倒されます。3〜5月は海の透明度が高く、特におすすめのタイミング。初心者でも気軽に楽しめるのが魅力です。
セブ・マクタン国際空港に近く、高級リゾートが集まるマクタン島は、ゆったりとした休日を過ごすのにぴったり。マクタンマーケットでは地元グルメや雑貨、お土産探しが楽しめます。乾季は青い空と海のコントラストが美しく、写真映えも抜群です。
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雨季でもがっかりしないで!セブ島には、屋内施設や雨でも楽しめる観光スポットが充実。天候に左右されず、ショッピングや歴史探訪、絶景を堪能できるおすすめスポットを紹介します。
フィリピン最古のカトリック教会として知られるサント・ニーニョ教会。バロック様式とフィリピン独自の建築が融合した外観が特徴的です。雨の日には境内がしっとりとした静けさに包まれ、厳かな雰囲気がより際立ちます。心を整える場としてもおすすめのスポットです。
セブ最大級のショッピングモールで、雨の日にぴったりの観光地。高級ブランドから地元グルメ、カフェ、映画館、さらには展望台まで揃い、丸一日いても飽きません。広々とした空間で、天候を気にせず快適にショッピングや食事を楽しめるのが魅力です。
旧刑務所をリノベーションした歴史博物館。スペイン統治時代から現代までの歴史を豊富な展示とともに学べます。石造りの建物に雨音が静かに響き、どこかノスタルジックな雰囲気に浸れるのも雨季ならではの魅力。じっくりと知的な観光を楽しみたい方におすすめです。
市街地から少し離れた高台にある展望台で、セブNo.1の夜景スポット。市内と海のパノラマが広がり、雨上がりには空気が澄み、より鮮明な景色や幻想的な雲海が広がることも。刻々と変わる景色を眺めながらのひとときは、忘れがたい思い出になるはずです。
ローマ・ギリシャ風の荘厳な建築美が広がる寺院。大理石の柱や彫像が並ぶ非日常の空間は、曇天でもしっかり映える写真スポットとして人気です。雨に濡れた石造りがさらに重厚さを増し、まるでヨーロッパに迷い込んだかのような幻想的な気分が味わえます。
セブ島は季節によって注意点も変わります。旅行前にチェックしておきましょう。
セブ島は一年を通じて楽しめる魅力的なリゾート地ですが、乾季と雨季で体験できるアクティビティや観光スタイルが大きく異なります。アクティブに過ごしたい方には乾季の訪問がおすすめ。一方で、のんびりと室内施設を巡る落ち着いた旅を楽しみたい方には雨季も悪くありません。
いずれにしても、天候や混雑状況、体調管理に気をつけながら、セブ島の魅力をたっぷり堪能してください。旅の目的や好みに合わせて、ベストな時期に訪れてみましょう。