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アイランドホッピングとは、ボートに乗って近隣の複数の島を巡ることをいいます。離島を観光するときのアクティビティの一つで、特にフィリピンには7,641もの島があるため、主要なアクティビティの一つになっています。
アイランドホッピングはボートからの景色を堪能できるのはもちろん、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツも楽しめるのがポイント。食事は離島へ降り立ち、BBQを楽しむのが定番です。砂浜でくつろいだり、海で泳いだり。島を歩き回って散策を楽しんだり、ショッピングをしたり、いろいろな楽しみ方をすることができます。
セブ島を中心としたアイランドホッピングは、大きな揺れを吸収する特別なボードを使って周遊することが多いです。シュノーケリングは有名スポットが数多くあり、熱帯魚やウミガメ、ジンベイザなどに巡り合えるチャンスがたくさん! 「これぞバカンス」といった一日を満喫することができるんです。
セブ島でのアイランドホッピングは、自力で巡るほかにツアーを利用する方法があります。どちらを選択するか、初めてだと色々な勝手がわからず、迷ってしまいますよね。
結論として、セブ島でのアイランドホッピングを計画するならツアーがおすすめです。
その理由が、チケットの手配が煩雑だったり、どの島を巡ればいいのか選択がむずかしいなど、初心者にとって自力で計画するのがむずかしい点。せっかくセブ島でアイランドホッピングを体験しに来たのに、名所や名物などを抜かしてしまっていたらもったいないです。
また、ツアーを提供している会社は複数あり、会社ごとにアイランドホッピングのツアーの内容が異なる点も挙げられます。
例えば、A社のツアーでは貸切ボートで島間を移動できたり、B社のツアーではシュノーケルやフィンのレンタル料金が代金に含まれていたり、C社のツアーではナビゲーターが水中写真を撮ってくれるサービスがあったりします。用意されたツアーの特徴をよく確認すれば、自分好みのツアーを見つけることができるはず。
一方、ツアーのデメリットとしては、巡りたい島がすべて含まれていない可能性があること。自力であれば行きたい島を巡ることができます。
そこで提案したいのは、初めてアイランドホッピングを楽しむ場合はツアーを利用すること。そしてツアーを体験した後、「次はツアーで巡らなかった島に行ってみたい!」と思ったら、次回は自力で計画してみてはいかがでしょうか。
ツアーと自力の両方のメリットとデメリットをよく考えて選んでみてくださいね。
セブ島周辺の島々は生息している魚の数が多く、シュノーケリングにおすすめの島や、エメラルドグリーンの海が広がる島など、島によって個性や見どころが違うんです。そこで、多数の島の中から、行くべき6つの島をレコメンド。
「天国に一番近い島」と称されるパンダノン島は、透き通るエメラルドグリーンの海と白い砂浜の絶景が美しい小さな細長い島。セブ島と橋で直結するマクタン島の港から船で約1時間で到着します。
ちなみにマクタン島はセブ島本島から車で約30分ほどの位置にある島です。
パンダノン島では、シュノーケリングなどのマリンアクティビティやビーチバレー、BBQなどを楽しむのがポイント。また、パンダノン神殿という白い美しい柱の建造物は、非日常感のある写真が撮れる人気のフォトスポットです。
ヒルトゥガン島は、ダイビング・シュノーケリングで有名なスポットです。透き通る海にサンゴ礁、熱帯魚など美しい海の生態系を見ることができます。マクタン島の港から船で約20~30分の距離にありますよ。
手つかずの自然が残っているのが魅力。マリンスポーツはもちろん、島内を散策して島の文化に触れるのもおすすめです。島の人たちの素朴な暮らしを垣間見ることができますよ。
ナルスアン島は、セブ島の東に位置する小さな島。オランゴ環礁の一部として、豊かな自然が護られています。マクタン島の港から船で約30~45分の距離にありますよ。
シュノーケリングやダイビングなどで美しい海や海洋生物たちと触れ合うのも一興。また遠浅で穏やかなビーチでのんびり過ごすのもおすすめです。木の間にハンモックがあり、ゆらゆら揺られながら癒されるのもおすすめ。また海の上のビュッフェ形式のレストランも目玉です。
スミロン島は、とてもコンパクトな島で、セブ市から車で約3時間の位置にある南東の港町オスロブから、ボートで約15分という距離にあります。
リゾートホテルが存在し、宿泊者や一日利用の観光客が集まる人気のスポットです。
セブ島周辺では海の透明度が高く、写真撮影はもちろん、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティにはぴったりです。カラフルな熱帯魚やサンゴ礁などまるで水族館のよう!
フォトスポットとして、引き潮の際にできる浅瀬サンドバー(砂洲)も。島をめぐるトレッキングも楽しめます。
カオハガン島は、セブ島からボートで約30分と比較的近い場所にある島。観光スポットとして充実しており、現地の料理の他、伝統工芸品なども購入できる、癒しスポットです。
島自体、日本人がオーナーということもあり、日本人観光客に特に人気です。もちろん、シュノーケリングやダイビングも楽しめますよ。アットホームな雰囲気の島民たちと触れ合うのもおすすめです。
マクタン島は、セブ観光の玄関口と称され、セブ島本島から車で約30分の距離にある、ビーチリゾート観光スポットです。シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティのほか、歴史的にマゼランとラプラプの戦いが起きた場所であり、マゼラン記念碑などの歴史を学べる観光スポットもあります。
さらに、島の中にはローカルなマーケットなどショッピングも楽しめるので、マリンアクティビティ以外の観光を楽しむならマクタン島は外せません!
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魅力あふれる島々をめぐるアイランドホッピングを最大限楽しむために、以下のアイテムを事前に準備をしておくと安心です。
・酔い止めの薬……島間はボートで移動します。船酔いしてしまってはその後の過ごし方に大きな影響が。電車やバスで酔わない人も、船では酔う恐れもあるので念のため準備しておきましょう。
・日焼け防止アイテム……ボートには屋根がついていない場合もあるので、日焼け対策はしっかりと! 帽子と日焼け止めは必ず持参したいですね。加えて、長袖シャツやサングラス、日傘なども必要に応じて用意しましょう。
・水中カメラ……ツアーに参加すると、ガイドさんが水中の写真を撮ってくれることもありますが、思うような写真を撮ってもらえていなかったなんて悲しいこともありえます。そこで水中カメラを持参して、自分で撮影するのもおすすめです。
・自前のシュノーケルやフィン……シュノーケリングやダイビングは、アイランドホッピングには欠かせないアクティビティです。自前のシュノーケルやフィンを持参するのもおすすめ! 荷物にはなってしまうものの、使い慣れたアイテムがある場合は持っていくと水中タイムをより満喫できるでしょう。
・濡れてもOKな服……アイランドホッピングでは、ボードに乗って移動するので、水しぶきなどを受けて濡れてもOKな服がおすすめ。さらにマリンアクティビティをする人も多く、水着の上にラッシュガードなどを羽織るケースが多いです。また日よけとして長袖を持参するのがおすすめです。
・着替え……普段着の着替えも持参しましょう。帰りに車に長時間乗る場合、冷房の中にいると寒いですし、他の乗客が乗り合わせる場合に水着やラッシュガードでははばかられることがあります。
セブ島のアイランドホッピングの魅力や、めぐる島々の特徴や楽しみ方、持ち物をご紹介しました。アイランドホッピングは、いろんな島をめぐることから、楽しみが一遍通りではないのも魅力! 「こんな楽しみ方をしたい!」と自分でいくつか決めておくと現地でより楽しめそうです。