「クアンシーの滝」ラオスが誇る絶景スポットを楽しもう!見どころやアクセス、必要な持ち物などを解説

Traveloka Japan
30 Apr 2025 - 読了時間:約 1 分

ターコイズブルーが眩しい!クアンシーの滝とは?

クアンシーの滝は、ラオス屈指の絶景スポットです。落差50mから流れ落ちる滝は、何層にも分かれて階段状に広がり、ターコイズブルーの水をたたえた美しい滝壺をつくり出しています。

クアンシーの滝の水が青く透き通って見えるのは、周囲の石灰岩(ライムストーン)が大きく関係しています。滝の源流である山々には石灰岩が多く含まれており、水が地層を流れる過程で微細な炭酸カルシウムを含むようになるのです。

この炭酸カルシウムもとい、小さな粒子が光を散乱させ、青色の光を強調することで美しいターコイズブルーの水が生まれます。また、滝の周囲に手つかずの熱帯雨林が広がっているのもポイント。

さらに、ルアンパバーンの中心地から約30kmとアクセスしやすく、気軽に訪れられることも人気の理由のひとつです。

クアンシーの滝の見どころやおすすめの楽しみ方4選

ここでは、滝の見どころやおすすめの楽しみ方を4つご紹介します。

1.プール(滝つぼ)で遊ぶ

クアンシーの滝で最も人気のある楽しみ方が、天然のプールでの水遊び。深さは場所によって異なりますが、浅瀬であれば子どもでも安心して遊べます。また、水中にはドクターフィッシュがいっぱい! 浅瀬に足先を浸けるだけで、魚が集まってきて角質のお手入れをしてくれます。ただし、水温はやや冷たいため、適度に休憩をはさみつつ遊びましょう。

2.滝の頂上までハイキング(往復約40分)

滝を見上げるだけでなく、頂上からの絶景を望めるハイキングもクアンシーの滝の魅力のひとつです。片道20分ほどのコースですが、道中はやや急な斜面やぬかるみがあるほか、水が流れている箇所もあるため、滑らないように注意。一歩一歩確実にのぼっていきましょう。

頂上からは滝を真上から見下ろすことができ、熱帯のジャングルを満喫可能です。

3.クマ保護センター

クアンシーの滝の入り口から少し入ったところには、NGOが運営する「クマ保護センター(Tat Kuang Si Bear Rescue Centre)」が併設。ここでは密猟などから保護されたツキノワグマが飼育されており、かわいらしい姿を間近で鑑賞できます。センター入り口には、シロクマやパンダといった動物たちの像がズラリと並ぶユニークスポットも。

なお、クアンシーの滝の入場料には保護センターの見学費用も含まれており、自然保護活動を支援することにもつながります。

4.滝の入口周辺にあるローカルの屋台でグルメを食べる

滝の入口付近には地元のローカル屋台が並んでおり、ラオスならではのグルメを味わえます。カオニャオ(もち米)やラープ(ひき肉のハーブ和え)、串焼きなどが特に人気です。観光後の腹ごしらえにぴったりで、リーズナブルな価格で味わえるのもうれしいところ。ただし、品切れになることもあるため、早めの時間に訪れたほうが安心です。

ベストシーズンは11~4月の乾季!クアンシーの滝観光の注意点も解説

水の透明度が高くなる乾季(11~4月)がベストシーズン。この時期は水の透明度が高く、ターコイズブルーの滝壺を存分に堪能できます。

一方、雨季(5月〜10月)は水量が増えて水滝の迫力が増しますが、足元が滑りやすくなるため注意が必要です。ハイキングを予定している場合は、事前に天候を確認しましょう。

クアンシーの滝へのアクセス方法

クアンシーの滝へのアクセス方法は主に、トゥクトゥク、ソンテウ、ツアーの3つです。所要時間や目的地までにかかる料金は以下の通りです。利用のための注意点やより詳細な情報もあわせて確認してみてください。

・トゥクトゥク 所要時間:約40分、料金:約120,000KIP(約830円)

・ソンテウ 所要時間:約1時間、料金:約50,000KIP(約345円)

・ツアー 所要時間:約1時間、料金:約40,000KIP(約276円)

1.トゥクトゥク

最も手軽な移動手段はトゥクトゥクのチャーターです。ルアンパバーン中心部から滝まで約40分で到着し、ドライバーとの交渉次第ですが、価格も比較的安価です。帰路が不安な場合は、運転手と交渉し、往復送迎と待機時間を含めたチャーターがおすすめです。

2.ソンテウ

現地の人々と相乗りするソンテウ(乗合トラック)も利用できます。しかし、観光客が中心部からクアンシーの滝へ向かう場合、乗合ではなく、チャーターになることがほとんど。ドライバーとの価格交渉が必要なのが難点です。とはいえ、大人数で行く場合は、料金を安く抑えることができます。

3.ツアー

ホテルや旅行会社で申し込めるツアーも人気です。送迎、ガイド、入場料込みのプランが多く、観光をスムーズに楽しめます。滝だけでなく、周辺の観光地とセットになったプランもあるため、複数のスポットを効率よく回りたい方に最適です。

そのほか、バイクをレンタルするのもポピュラーな方法。時間を気にせずマイペースに観光したい方にうってつけです。

クアンシーの滝で必要な持ち物は?レンタルはある?

ここからはクアンシーの滝に行く際、必要な持ち物についてご紹介します。

1.水着

滝壺で泳ぐなら水着は必須です。現地では水着のレンタルはありませんので、持参しましょう。さらにタオルも忘れずに持って行くことをおすすめします。

2.サンダル or ウォーターシューズ

滝の周辺は滑りやすいことに加え、滝壺周辺は石が多いため、滑りにくいサンダルやウォーターシューズを持参すると安心です。

3.虫除けスプレー

滝周辺はジャングルのため、蚊などの虫が非常に多いです。虫除けスプレーを持っていき、こまめに使用しましょう。

4.防水バッグ

滝壺で泳ぐ際は、盗難や水没防止のため、スマホや貴重品は防水ケース・バッグに入れて保護しましょう。なお、現地には防水バッグのレンタルや荷物を預けられる場所、ロッカーなどはありません。

5.飲み水・軽食

滝の入口付近に売店・飲食店があるほか、滝付近にもレストランがありますが、ルアンパバーン中心部と比べると価格はやや高めです。節約したい方は、事前に飲み物や軽食を購入して、持参すると良いでしょう。

まとめ

クアンシーの滝は、ラオスを代表する絶景スポットです。滝壺で泳いだり、頂上からの絶景を眺めたり、楽しみ方はさまざま。また、乾季には透き通った水、雨季には迫力満点の滝と、訪れる季節によって異なる自然の表情を見ることができます。ルアンパバーンを訪れた際は、ぜひクアンシーの滝の自然美を堪能してみてください。

• ターコイズブルーが眩しい!クアンシーの滝とは?
• クアンシーの滝の見どころやおすすめの楽しみ方4選
• 1.プール(滝つぼ)で遊ぶ
• 2.滝の頂上までハイキング(往復約40分)
• 3.クマ保護センター
• 4.滝の入口周辺にあるローカルの屋台でグルメを食べる
• ベストシーズンは11~4月の乾季!クアンシーの滝観光の注意点も解説
• クアンシーの滝へのアクセス方法
• 1.トゥクトゥク
• 2.ソンテウ
• 3.ツアー
• クアンシーの滝で必要な持ち物は?レンタルはある?
• 1.水着
• 2.サンダル or ウォーターシューズ
• 3.虫除けスプレー
• 4.防水バッグ
• 5.飲み水・軽食
• まとめ
ホテル
航空券
Things to Do
常に最新情報を把握
旅行やライフスタイルに関するさらなるおすすめ情報や魅力的なプロモーションについては、当社のニュースレターを購読してください。
購読する