ベストシーズン： 4月〜6月、9月〜10月
旅行日数の目安：6泊7日～8泊9日

白壁と青いドームのコントラストが美しい、ギリシャ屈指の観光地サントリーニ島。「プロフィティス・イリアス山」は、岩の岬までハイキングが楽しめる絶景スポットで、美しい夕日が見られる名所としても知られています。

歴史的な見所も豊富で、古代ミノア文明の遺跡「アクロティリ」ではかつての繁栄を垣間見ることができますよ。ワインの産地としても有名なサントリーニ島では、地元ワインも味わってみましょう。アティニオス港の真上にある「ヴェネツァノス」は、サントリーニ島初の工業用ワイナリーとして知られ、カルデラを見渡せる絶景地としても人気です。

ベストシーズン：5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

紀元前11世紀からの歴史が残るミコノス島は、現在は美しいビーチとナイトライフで知られる高級リゾート地。「パラダイスビーチ」は、昼は海水浴、夜はパーティーが連日のように開催されている活気溢れるエリアです。

島のシンボル的な存在となっているのが、「カト・ミリの風車」。16世紀頃に小麦の製粉所として使われたもので、現在は一基が博物館として見学できます。

ブルーや赤などの色鮮やかなドームの教会が点在するミコノス島。中でもユニークな存在感を放つのが、真っ白な「パラポルティアニ教会」です。紺碧の海との爽快なコントラストをぜひ実際に確かめてみてください。

ベストシーズン： 4月下旬～6月、9月～10月
旅行日数の目安：7泊8日～9泊10日

クレタ島は、美しいビーチと歴史的な見所が豊富なギリシャ最大の島。島内に点在するビーチの中でも秘境として密かに人気を集めているのが、「バロス ラグーン」です。

入り江になっているので波も穏やかで、海の透明度の素晴らしさが評判を呼んでいます。この島の歴史探索もお忘れなく。ミノア文明の「クノッソス宮殿遺跡」は出土品が考古学博物館に収蔵されており、古代のモザイクを見ることもできますよ。

ギリシャ神話ゆかりの地としてチェックしておきたいのが、「ディクテオン洞窟」。最高神ゼウス誕生の地とされる神秘的な雰囲気が漂う鍾乳洞です。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

イビサ島は、フォトジェニックなビーチやヒッピーマーケット、クラブパーティーが融合し、自然遺産と文化遺産が共存する複合遺産を有する島。旧市街のダルト・ビラの最高地点にある「イビサ大聖堂」は、ゴシックとバロック様式が融合した美しい建築で、鐘楼からの眺めは圧巻ですよ。

絶景スポットとしてもうひとつチェックしておきたいのは、「エス・カロ・デス・モロ」。断崖絶壁に囲まれたビーチで夕日スポットとしても大人気です。

アクティブ派には「セス・サリーナス自然公園」がおすすめ。広大な自然保護区域で、美しい景観が広がる景勝地です。

ベストシーズン：5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：7泊8日～8泊9日

紀元前から人が住んでいたとされ、大航海時代からは地中海貿易の中継地として栄えたマヨルカ島。中心都市パルマには、「アルムダイナ宮殿」と「ベイベル城」という2つの歴史的建造物があります。

「アルムダイナ宮殿」はかつてのマヨルカ王国の中心地であり、現在は国王の公邸として使用されている場所。「ベイベル城」は、円形のゴシック様式の城で、市街地と海を一望できる絶景スポットとしても人気です。南部にある「エス・トレンク・ビーチ」は、自然豊かなビーチで、家族連れにもおすすめです。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

変化に富んだ海岸線と豊かな自然が広がり、ユネスコの生物圏保護区に指定されているメノルカ島。多くのビーチがありますが、「マカレーリャ」ビーチは入り江になっているので波が穏やかで、シュノーケリングに最適。周辺にはレストランやカフェなどもありますよ。

島内の主要な港町「マオン」は、マヨネーズ発祥の地として知られる場所。かつてフランスの公爵がここで食べたソースをパリに持ち帰り、マオンのソースという意味で”マオンネーズ”としたのが語源になったという説が有力です。

アクティブ派には「カミ・デ・カバルス」がおすすめ。島を一周する歴史的なトレイルで、ハイキングやサイクリングを満喫できます。

ベストシーズン：4月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：5泊6日～6泊7日

風光明媚な海岸と歴史的建造物が魅力的な、アンダルシア州のマラガ沿岸の町ネルハ。この町の象徴的な展望台「バルコン・デ・エウロパ」は、眼下に地中海の壮大な景色とビーチを一望できる絶景スポットです。

歴史と自然に興味のある方は、「ネルハ洞窟」へ。先史時代の洞窟画が残る貴重な場所で、地球の地質変動の痕跡も感じることができるでしょう。近郊の「フリヒリアーナ」は、“スペインで最も美しい村”のひとつに選ばれている村。白い建物が並ぶ街並みには写真映えするポイントも多く、カフェで休憩しながらのんびりと散歩が楽しめます。

ベストシーズン：4月～5月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

ニースは、フランス南部のリゾート地「フレンチ・リビエラ」の中心都市。18世紀頃からヨーロッパの王侯貴族に愛されてきました。海岸沿いの「プロムナード・デザングレ」は、高級ホテルやレストランが並ぶ遊歩道で、夕日スポットとしても大人気。

ビーチとは全く異なる雰囲気を楽しめるのが、「旧市街」です。中世の面影を残す石畳の道やパステルカラーの建物が並び、下町の雰囲気を楽しめます。ニースではアート鑑賞も要チェックです。

「国立 マルク・シャガール美術館」では人生の後半を南フランスで過ごした画家、シャガールの作品が約450点も展示されています。シャガール独特の青色「シャガール・ブルー」は必見ですよ。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：5泊6日～6泊7日

世界中のセレブに愛される南仏の港町「サントロペ」。ヨットが浮かぶ港や美しいビーチはもちろん、洗練された街並みに漂う優雅な雰囲気が魅力です。「パンペロンヌ・ビーチ」は美しい砂浜と澄んだ海が魅力で、ビーチクラブやレストランが点在しているエリアです。

高台にある「サントロペの城塞」は17世紀に建てられた歴史的建造物で、街のランドマーク。

当時の建築の独創性を際立たせる、六角形のデザインが目印です。「国家憲兵隊博物館」では、この町の映画や歴史的なルーツに触れることができますよ。インタラクティブな展示を通して、フランス映画とこの町の関係性について学んでみましょう。

ベストシーズン：4月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：5泊6日～6泊7日

フランス南端、スペイン国境近くにある小さな村コリウール。ピレネー山脈と海が接する風景、色鮮やかな街並みが、ピカソやマティスといった名だたる芸術家を魅了し、作品にも描かれました。

「旧港」は、カタルーニャ地方独特のカラフルな船が並び、のんびりした雰囲気が漂う場所。画家たちが絵を描きに集まってくることもあるそうです。

町のランドマークとなっている「ノートル・ダム・デ・ザンジュ教会」は、鐘楼と教会本体が融合した美しい教会で、内部の豪華な装飾は圧巻。高台からコリウールを見下ろす「サン・テルム要塞」では、歴史的な展示の見学も楽しめますよ。

ベストシーズン： 4月～5月、9月～10月
旅行日数の目安：7泊8日～8泊9日

全長40kmも続く広大な海岸線が続き、イタリア屈指のリゾート地として有名な世界遺産アマルフィ。一帯にはアマルフィをはじめ、ポジターノやソレントといった魅力的な町が点在しています。

市内にはさまざまな建築様式が融合した「アマルフィ大聖堂」があり、異国情緒溢れる雰囲気を楽しめます。「旧市街」では、ブーゲンビリアのアーチに囲まれた石畳の道を散策したり、アマルフィ名物のレモンを使った料理やリモンチェッロを味わうのも一興です。「紙の博物館」では、この地域の伝統工芸である紙漉きの歴史に触れることができますよ。

ベストシーズン： 4月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：8泊9日～10泊11日

シチリア島は、古代ギリシャ遺跡やバロック建築が点在する、歴史と文化が豊かな島。「アグリジェント」は古代ギリシアの神殿群、“神殿の谷”があることで有名で、特に「コンコルディア神殿」は保存状態が良い必見スポットです。

島北部にある海辺の町チェファルーでは、ビーチでのんびり過ごすのがおすすめ。アラブ・ノルマン様式の「チェファルー大聖堂」や博物館など、見どころも豊富なので町歩きにもぴったりです。島北西部のパレルモにある「マッシモ劇場」はイタリア最大の歌劇場で、映画「ゴッドファーザー」のロケ地としても有名。豪華な内装の劇場ではオペラ鑑賞も楽しめます。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：7泊8日～8泊9日

エメラルドグリーンの海と古代遺跡が魅力のサルデーニャ島。ビーチの魅力としてチェックしておきたいのは、北東部ガッルーラ地方に位置する海岸線「コスタ・スメラルダ」です。

高級リゾート地として知られ、美しいビーチや高級ブティックが軒を連ね、ショッピングも楽しめます。北西部の「アルゲーロ」はカタルーニャの影響を受けた港町で、中世の雰囲気が残る街並みが魅力。“サルデーニャの珊瑚の都”としても知られ、珊瑚製品をつくる工房やショップも点在しています。

島の歴史を知るには、「スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ」へ。ここはヌラーゲ文明の最大規模の遺跡で、ユネスコ世界遺産に登録されている場所。古代の村落跡や精巧な石積み技術を見ることができます。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

イタリア南端のティレニア海沿いに位置する、隠れ家リゾート地トロペア。白砂のビーチが広がる海岸線は、ヨーロッパ中からツーリストが訪れています。ビーチは公共とプライベートに分かれているので、自分に合ったスタイルで楽しめます。町のシンボル的な存在は、岩山の上にある教会「サンタ・マリア・デッレ・イーゾレ」。高台からの眺望が自慢です。

「旧市街」には海を見下ろせる展望台やカフェが点在。トロペア名産の赤玉ねぎを使った料理やイタリアならではのジェラートがおすすめです。

ベストシーズン： 4月～5月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

トルコ最大の観光都市アンタルヤは、美しい海と歴史的な名所が点在。全長7kmにも及ぶ海岸線が続く「コンヤアルトゥビーチ」は半分以上が公共になっており、地元の人はもとより観光客で賑わっています。美しい朝日が見られるスポットとしても有名ですよ。

2000年以上の歴史を持つ旧市街「カレイチ」は、ハドリアヌス門や時計塔などの見どころも。町のシンボルとなっているのが13世紀に建てられたイスラム建築のモスク「イヴリ・ミナーレ」。青いタイルが美しい尖塔が特徴で、モスク内を見学することもできますよ。

ベストシーズン： 5月～6月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

地中海北部のアドリア海沿岸に位置する、中世の城塞都市ドゥブロヴニク。“アドリア海の真珠”と称され、世界遺産に登録されています。「旧市街」を囲む城壁からはオレンジ色の屋根が連なり、ジブリ映画『魔女の宅急便』のような世界観と話題になるほど、街並みがフォトジェニックです。全長1940mの城壁は約1時間で一周でき、時間帯によって異なる景色を楽しめます。

海沿いでのんびり過ごしたい人は、「スヴェティ・ヤコフビーチ」へ。岸壁に囲まれた小さなビーチで、静かで落ち着いた雰囲気が人気です。旧市街の北側には標高412mの「スルジ山」があり、展望台からはドゥブロヴニクの街並みと海を見渡せます。ロープウェイで山頂まで登ることができ、頂上にはレストランもありますよ。

マルタ

ベストシーズン： 4月～5月、9月～10月
旅行日数の目安：6泊7日～7泊8日

マルタ共和国の首都ヴァレッタは、街全体が世界遺産に登録されている要塞都市。1565年の大包囲戦を経て、難攻不落の都市として建設されました。

海の絶景ポイントなら「アッパー・バラッカ・ガーデンズ」がおすすめ。高台にある公園で、マルタストーンの街並みと海の絶景を一望できます。昼12時には空砲が発射され、夕暮れ時には美しい夕日を楽しめますよ。

そんなヴァレッタの歴史を伝えるのが「騎士団長の宮殿」。かつて騎士団の統率拠点となっていた場所で、現在は大統領府として使用されています。見学できるエリアもあり、内部には貴重なタペストリーや甲冑が展示されていますよ。

「聖ヨハネ大聖堂」は、騎士団が建てたバロック様式の教会で、会堂の床は騎士たちの墓所に。金がふんだんに使われた豪華な内装が特徴です。

紺碧の海が広がるビーチ、息をのむ絶景スポット、古代遺跡や歴史的な名所…。地中海沿岸には、多彩な魅力が溢れるリゾート地が点在しています。個性豊かな旅先の中から、あなただけの特別な場所を見つけてください。