天国に一番近い島「パンダノン島」の魅力とは?アクセス方法から観光スポットまでを完全解説!

Traveloka Japan
02 May 2025 - 読了時間:約 1 分
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天国に一番近い島「パンダノン島」とは?

パンダノン島はフィリピン中部のボホール州にある小さな島。美しい白い砂浜と透明度の高いターコイズブルーの海に囲まれていて、その美しさから「天国に一番近い島」と呼ばれています。

シュノーケリングやダイビングに適した豊かなサンゴ礁があり、観光シーズンには多くの観光客が訪れますが、比較的静かでのんびりとした雰囲気を楽しめる島です。

パンダノン島へのアクセス方法

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パンダノン島へのアクセス方法をご紹介しましょう。セブ市内からツアーを利用する方法と、自分で船を手配する必要があります。

1.ツアー利用(セブ市内発)

多くの旅行会社がセブ島やマクタン島発のアイランドホッピングツアーとして、パンダノン島へのツアーを提供しています。ホテルからの送迎、ボート移動、ランチ、シュノーケリング用具のレンタル、入島料などが含まれているので、自分で手配する手間がかからないのが便利。海外旅行初心者や英語に自信がないひとも安心して利用できます。

料金は旅行会社によっても異なりますが、一例を挙げるとセブ島からのプライベートアイランドホッピングツアーで、1人参加の場合は約7,300フィリピンペソ、2人参加の場合は1人あたり約4,200フィリピンペソです。

2.自力で船(ボート)を手配

自力で船を手配する場合は、セブ島やマクタン島を含む周辺の島々の港から出発するボートを利用することになります。事前に予約をしておかないとスケジュールに影響がでるほか、料金がかさむ場合もあるので注意が必要。料金はツアー利用より安く済むものの、船長との交渉が発生するシーンもあるので、英語でのコミュニケーションがしっかりできないと難しいでしょう。そういった意味で、上級者向けのアクセス方法です。

料金は場合によって様々ですが、一例を挙げると近隣のマクタン島からのボートをレンタルする場合、1人の場合は約3,500フィリピンペソ、2人の場合は1人あたり約1,750フィリピンペソとなっています。

この料金にはボートクルーとライフジャケットが含まれていますが、島の入島料や食事、シュノーケリング用具のレンタルは含まれていません。​また、パンダノン島へ訪問する場合、ボートレンタル料金に1,000フィリピンペソが加算され、さらに入場料として1人あたり250フィリピンペソが必要です。

パンダノン島の魅力

ここからはパンダノン島の魅力を5つご紹介。海やビーチからバーベキューまで、島に行ったらぜひ楽しんでみてください。

1.絵画のような白砂ビーチ

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パンダノン島の最大の魅力は、何といってもその美しいホワイトサンドビーチです。足元に広がる白くてサラサラの砂は、粒が細かくてやわらかく、素足で歩くと気持ちがいいと評判。

ビーチではビーチバレーもできるので、みんなでワイワイ楽しむのがおすすめです。砂が細かいので、プレーに熱中して飛び込んだりしても痛くありません。

海との境目が曖昧になるようななだらかな傾斜のビーチは、どこまでも続いているように見え、どこを撮っても“絵になる景色”。特に朝や午後の柔らかい光の時間帯には、太陽の光が砂に反射して幻想的な雰囲気に包まれます。

セブ島からのアイランドホッピングで訪れる観光客も、この美しいビーチには一目惚れ。商業施設が少ないからこそ、自然のままの風景が保たれているのも大きな魅力です。

2.遠浅のクリアブルーな海

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パンダノン島を囲む海は、とにかく遠浅で透明度が高いのが特徴。大きな天然のプールのように沖合まで浅瀬が続いていて、水深が足首〜腰程度の場所が多く、泳げない人や小さなお子さんでも安心して楽しめます。

また、水底が明るい砂地なので海の青さも際立ちます。海に入らずとも、美しいグラデーションの青色を浜辺からのんびり眺めているだけで、心が癒される絶景が広がっています。静かで波も穏やかなので、のんびり過ごすには理想的なロケーションです。

3.干潮時に現れるサンドバー

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パンダノン島を訪れるなら、ぜひ干潮の時間を狙って行ってほしい理由がこのサンドバー。干潮になると海の中から突然白砂の道が姿を現し、まるで海の上を歩いているような感覚を味わえます。

このサンドバーは全長数十メートルにもおよび、中心に立つと360度エメラルドブルーの海に囲まれるフォトジェニックな絶景。ここで記念写真を撮るのは、パンダノン島ツアーの定番になっています。

潮の満ち引きによって形や大きさが変わるので、何度行っても違った表情が楽しめるのも魅力の一つです。撮影好きの方には絶対に外せないスポットです。

4.アイランドホッピングの定番ルート

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パンダノン島は、セブ島やマクタン島から出発する「アイランドホッピングツアー」の人気ルートのひとつ。ヒルトゥガン島やナルスアン島とセットになっていることが多く、1日で複数の島を巡ることができます。

ヒルトゥガン島では魚の群れと一緒に泳げるシュノーケリング、ナルスアン島では桟橋からの絶景が楽しめるなど、それぞれ異なる魅力がありますが、パンダノン島は“のんびりリラックス系”の立ち位置。たっぷり遊んだ後の休憩ポイントとしてぴったりで、ビーチに寝転がってひと息つける癒しの島です。

5. 新鮮で豪快なバーベキューランチ

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パンダノン島では、日帰りツアーに含まれていることが多い「BBQランチ」も旅の楽しみのひとつ。新鮮なエビ、魚、チキンなどを炭火で豪快に焼き上げ、海辺のコテージでワイワイ食べるという贅沢なひとときが味わえます。ライスや地元の野菜、マンゴーなどのフルーツも一緒に提供されることが多く、フィリピンの味覚を一気に楽しめますよ。

貸し切りボートを使ったプライベートツアーの場合、メニューのカスタマイズができる場合も。アレルギーや苦手な食材がある人も安心して楽しめます。

パンダノン島周辺のホテル

パンダノン島に宿泊施設はありませんが、近隣の島々やエリアには魅力的なリゾートが多数あります。​以下に、パンダノン島へのアクセスが便利なおすすめのホテルを3つご紹介します。

1.プランテーション ベイ リゾート アンド スパ(Plantation Bay Resort and Spa)

セブ島のマクタン島に位置するこのリゾートは広大な敷地内に人造ラグーンを備え、南国の楽園を満喫できる施設です。

客室はコロニアル調のデザインでまとめられ、落ち着いた雰囲気。​リゾート内には複数のレストランやバー、スパ、フィットネスセンターなど充実した設備が整っており、家族連れやカップルにも最適です。​パンダノン島へのアイランドホッピングツアーも手配可能で、リゾートからのアクセスも良好です。​

2.クリムゾン リゾート アンド スパ マクタン(Crimson Resort and Spa Mactan)

マクタン島の高級リゾートエリアに位置するクリムゾン リゾート アンド スパは、洗練されたデザインと豪華な設備が魅力のリゾート。​プライベートビーチやインフィニティプール、スパ施設が完備されており、非日常へトリップできるリゾート空間を提供しています。​客室はモダンでスタイリッシュな内装が施され、快適に滞在できると評判。​パンダノン島へのツアーにも参加しやすい立地です。​

3. ブルーウォーター マリバゴ ビーチ リゾート(Bluewater Maribago Beach Resort)

マクタン島の東海岸に位置するブルーウォーター マリバゴ ビーチ リゾートは、フィリピンの伝統的なデザインと現代的な快適さを融合させたリゾート。​広々とした敷地内にはプール、スパ、複数のレストランがあり、多彩な楽しみ方ができます。

​特に家族連れに人気で、キッズプログラムやアクティビティも充実。​パンダノン島へのアクセスも便利で、リゾートからのアイランドホッピングツアーを利用して気軽に訪れることができます。

パンダノン島のベストシーズンは12~5月

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パンダノン島を訪れるベストシーズンは、乾季にあたる12月から5月。この時期は晴天の日が多く、湿度も比較的低いため、1日中ビーチで過ごしても快適です。

また、雨が少ないのでサンセットが見える確率も高くなります。平均気温は25~30℃前後と温暖なため、海風が心地よく吹き抜ける中で海水浴やサンドバーの散策、バーベキューなどのアクティビティを存分に楽しめますよ。

一方、雨季は台風や大雨の影響で天候が不安定になりやすく、船の運航が中止になるなど、そもそも島に渡れない可能性も。また、海が濁ったり、青空が広がらなかったりと、せっかくの絶景が十分に楽しめない場合もあります。天候や海の状態によっては、海でのアクティビティが中止になることもあるため、気候条件をふまえると、乾季の訪問が最もおすすめといえます。

快適に観光するための注意点やマナー

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南国フィリピンに位置するパンダノン島。日本と異なる部分も多いので、観光する際の注意点やマナーをまとめました。

1.日焼け対策は万全に

パンダノン島は一年を通して日差しが強いので、日焼け対策は万全にするのがおすすめです。ウォータープルーフタイプの日焼け止めをこまめに塗り直し、帽子やサングラス、ラッシュガードなどで肌をしっかりガードしましょう。長時間ビーチにいる予定があるなら、UVカットのパラソルもあると快適です。

2.貴重品の管理に注意

海水浴や海でのアクティビティ中の盗難トラブルを避けるため、現金やパスポートなどの貴重品はホテルのセーフティボックスに預けておくのがベストです。持ち歩く場合は防水仕様のネックポーチやケースに収納し、目を離さないようにしましょう。特にビーチで荷物を放置するのは厳禁です。

3.水分補給はこまめに

高温多湿のパンダノン島では、気づかないうちに脱水症状に陥ることも。こまめな水分補給を意識し、飲み水は必ず携帯しましょう。島内には売店が少なく、品切れの可能性もあるため、パンダノン島へ出発する前に飲料を購入しておくと安心です。

4.現金を用意しておく

パンダノン島ではクレジットカードの利用がほぼ不可。食事やレンタル用品を現地で支払う場合、現金が必要です。また、島内には観光客が使えるATMは設置されていません。小額紙幣(20〜100ペソ)を多めに用意しておくと、買い物時にもスムーズです。

5.自然環境への配慮を忘れずに

パンダノン島周辺の海やビーチは保護されているエリアが多いため、シュノーケリングやダイビングを楽しむ際は、珊瑚に足をつけない、海洋生物に触れない、規則を守るといった配慮が求められます。また、珊瑚や貝殻を持ち帰ることはNGです。自然を守る行動が、次の旅人の感動にもつながります。加えて、島で出たゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。

まとめ

パンダノン島は、美しい海と素朴でリラックスできる雰囲気が魅力の、まさに「天国に一番近い島」。セブ島やマクタン島からのアクセスも良く、日帰りでも充分楽しめることから、多くの観光客に愛されています。乾季に訪れれば天候にも恵まれ、海の透明度も抜群。

ビーチやサンドバーで過ごしたり、バーベキューを満喫したりと、楽しみ方はさまざまです。あなたの旅の記憶に残る特別な場所になるはずですよ。

記事上で

• 天国に一番近い島「パンダノン島」とは?
• パンダノン島へのアクセス方法
• 1.ツアー利用(セブ市内発)
• 2.自力で船(ボート)を手配
• パンダノン島の魅力
• 1.絵画のような白砂ビーチ
• 2.遠浅のクリアブルーな海
• 3.干潮時に現れるサンドバー
• 4.アイランドホッピングの定番ルート
• 5. 新鮮で豪快なバーベキューランチ
• パンダノン島周辺のホテル
• 1.プランテーション ベイ リゾート アンド スパ(Plantation Bay Resort and Spa)
• 2.クリムゾン リゾート アンド スパ マクタン(Crimson Resort and Spa Mactan)
• 3. ブルーウォーター マリバゴ ビーチ リゾート(Bluewater Maribago Beach Resort)
• パンダノン島のベストシーズンは12~5月
• 快適に観光するための注意点やマナー
• 1.日焼け対策は万全に
• 2.貴重品の管理に注意
• 3.水分補給はこまめに
• 4.現金を用意しておく
• 5.自然環境への配慮を忘れずに
• まとめ
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