【シンガポールの美術館めぐり】おすすめ施設・見どころ・アクセスを徹底ガイド!

Traveloka Japan
21 May 2025 - 読了時間:約 2 分

シンガポールを代表する美術館

ナショナル・ギャラリー・シンガポール【有料】

ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、シンガポールで最も有名な美術館です。歴史的建造物である旧市庁舎と旧最高裁判所を改修して、2015年に開館しました。その規模は世界最大級でもあり、19世紀から現代に至る東南アジアの近代美術作品が多く展示されています。

代表的な展示には、ジョーゼット・チェンやチェン・チョン・スウィー、リュウ・カンなど、シンガポールを代表する地元アーティストの作品があります。作品はもちろんですが、歴史的建築と現代アートの融合も魅力のひとつといえるでしょう。

入場料:大人 20シンガポールドル
住所:1 Saint Andrew's Road, #01-01, Singapore
アクセス:MRTシティ・ホール駅(City Hall)より徒歩約5分
公式サイト:https://www.nationalgallery.sg/

シンガポール国立博物館【有料】

シンガポール最古の博物館として知られ、国内外から多くの方が来館するシンガポール国立博物館。主にシンガポールの歴史や文化に焦点を当てた作品を展示しており、より深くシンガポールの歴史に触れられるのが大きな魅力です。

見どころには、映像や音声などを駆使したインタラクティブな展示や歴史的遺物などがあり、大人から子どもまで楽しめる施設であるため、家族連れにもおすすめ。また、館内にはゆったりとくつろげるカフェや、アーティストやデザイナーが手掛けたグッズを購入できるマーケットも併設されています。

入場料:大人 15シンガポールドル
住所:93 Stamford Rd, Singapore
アクセス:MRTブラス・バサー駅(Bras Basah)から徒歩約5分
公式サイト:https://www.nhb.gov.sg/nationalmuseum/

>>>チケット購入ページ

プラナカン博物館【有料】

©Jack Hong / Shutterstock.com

プラナカン博物館は、中国系移民と現地のマレー文化が融合して生まれた独特の文化である「プラナカン文化」に関するさまざまな展示が観覧できる博物館です。プラナカン文化特有の華やかな衣装や家具、宝飾品などが見どころです。

また、1階には「起源」をテーマとした展示があり、プラナカンの過去と現在を捉えた数百枚の写真から、文化のなりたちや歴史を感じることができるでしょう。

入場料:大人 18シンガポールドル
住所:39 Armenian St, Singapore
アクセス:MRTブラス・バサー駅またはシティ・ホール駅より徒歩約8分
公式サイト:https://www.nhb.gov.sg/peranakanmuseum/

個性的な美術館・ギャラリー

アートサイエンス・ミュージアム【有料】

アートサイエンス・ミュージアムは、その名の通り科学と芸術を融合させた現代的かつ斬新な展示を行う施設です。マリーナ・ベイ・サンズの一角に位置しており、蓮の花を模したユニークな建築も注目したいポイントのひとつ。

館内では、インタラクティブな展示や最新テクノロジーを活用した多種多様な体験型コンテンツが楽しめます。また、世界的なアーティストやブランドとのコラボレーションによる期間限定の企画展も開催されるため、何度訪れても飽きることがありません。

入場料:大人 27シンガポールドル
住所:6 Bayfront Ave, Singapore
アクセス:MRTベイフロント駅(Bayfront)直結
公式サイト:https://www.marinabaysands.com/museum.html

レッド・ドット・デザイン・ミュージアム【有料】

©Paer Svensson / Shutterstock.com

現代デザインに特化した展示を行っているのが、レッド・ドット・デザイン・ミュージアムです。ここには、世界最大級のデザイン賞の一つである「レッドドット・デザイン賞」の受賞作品が多数展示されており、幅広い分野の最新トレンドに触れられる施設となっています。

また、館内にはデザイン雑貨の販売エリアや、ミュージアムカフェバーも設置されているため、展示だけでないさまざまな楽しみ方ができるのも魅力的なポイント。デザインイベントも定期的に開催されており、デザイン愛好者にとっては見逃せないスポットです。

入場料:大人 12シンガポールドル(5シンガポールドル分のショッピングバウチャー付き)
住所:11 Marina Blvd, Red Dot Design, Singapore
アクセス:MRTダウンタウン駅(Downtown)より徒歩約5分
公式サイト:http://museum.red-dot.sg/

ギルマン・バラックス【無料】

©cherry-hai / Shutterstock.com

もともとは、第二次世界大戦前にイギリス第1大隊のために建築された建物群だったギルマン・バラックス。2012年にリノベーションされ、アートギャラリーなどクリエイティブな空間に生まれ変わり、注目を集めている施設です。

現代アートを中心とした多様な展示のほか、カフェやレストランも併設されており、ゆったりとした時間の中でアートと食を同時に楽しむことができるスポットとしても人気があります。一部の特別な展覧会は有料ですが、基本的なギャラリーの入場は無料なので、気軽に訪れることができるでしょう。

住所:9 Lock Rd, Singapore
アクセス:MRTラブラドール・パーク駅(Labrador Park)から徒歩約10分
公式サイト:https://www.sla.gov.sg/visit-sla-properties/gillman-barracks-a-vibrant-lifestyle-enclave

美術館をもっと楽しむためのヒント

行くだけで特別な時間を味わうことができるシンガポールの美術館や博物館ですが、もっと楽しむためにはいくつか抑えておきたいポイントがあります。

まず、有料の施設に訪れる場合は、事前にオンラインでチケットを購入するのがおすすめです。当日にスムーズな入場ができることはもちろん、割引などの特典が利用できるケースもあります。施設によっては無料入館日を設けていることもあるため、その日を狙って訪れることで、よりお得に楽しむことができるでしょう。

また、オーディオガイドやガイドツアーを提供している施設も複数あります。より深く作品を理解したい方や、楽しみ方を知りたい方は、ぜひこれらのサービスを利用してみてください。

そして、館内には休憩できるカフェやレストラン、またミュージアムショップなどが併設されているケースも少なくありません。観覧の合間にひと息つきながら、建物や行き交う人を眺めるのも、美術館や博物館を楽しむポイントのひとつです。訪れた思い出を残すために、ミュージアムショップでお気に入りのお土産選びをするのも忘れずに。

まとめ

シンガポールの美術館・博物館は、単なる観光施設ではなく、歴史・文化・芸術の多様性を感じられる貴重な空間です。歴史的な建造物や大型の施設、また個性的なギャラリーまで、その種類は豊富で、訪れるたびに新たな発見ができるはず。だからこそ、今までよりも深くシンガポールについて知りたい方にもおすすめです。旅行中のひとときに、ぜひアートと触れ合う時間を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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