台湾旅行で行きたい遊園地6選!絶叫ジェットコースターが話題の「麗宝楽園」や「六福村」テーマパークを徹底ナビ

Traveloka Japan
01 Jul 2025 - 読了時間:約 1 分

台湾にはどんな遊園地がある?

台湾各地には、子どもから大人まで一日中遊び尽くせるユニークな遊園地やテーマパークが点在しています。その歴史は1938年にさかのぼり、台北で開園した公営の「児童遊園地(兒童樂園)」が最も古いとされ、当時は多くの市民の憩いの場となっていました。

1980年代に入ると、民間主導によるレジャー産業が発展。現在に至るまで異国情緒を取り入れた複合型遊園施設が続々とオープンしました。エリアによっては、地域密着型の小規模パークやウォーターパークなどもあり、主要な大型アミューズメント施設だけでも10箇所以上が営業されています。日本でも定番のジェットコースターやバイキングのほか、現地ならではの建築や伝統的なショーも充実しているのが魅力です。

そんな人気のアトラクションを満喫できる遊所の中から、トラベロカ視点でおすすめの遊園地を6つピックアップ。観光はもちろんのこと、アトラクションを心ゆくまでエンジョイしたい方は、次で紹介する情報も押さえておきましょう。

台湾最大級の遊園地「六福村テーマパーク(ロクフクムラテーマパーク)」

©︎ leungchopan / Shutterstock.com

新竹市にある台湾最大級の遊園地「六福村テーマパーク(ロクフクムラテーマパーク)」。国内唯一の遊園地とサファリパークが融合した複合型レジャー施設で、敷地面積は約75ヘクタール(東京ドーム約16個分)を誇ります。

広大な園内では、世界各地の著名な文化エリアを中心に、「アメリカ西部」「南太平洋」「アラビア宮殿」「アフリカ部族」といった4つのユニークなゾーンを楽しめる点が特色です。人気の絶叫系アトラクションから子ども向けのメリーゴーランドなどが設置されており、家族そろって一日中遊び尽くせるのがうれしいポイント。

また、毎年6月~9月の季節限定でウォーターパークも利用することが可能。ほかにも、70種類以上の多種多様な野生動物を至近距離で観察でき、癒やされながら知的好奇心を刺激されると話題になっています。

乗るべきアトラクションは「笑傲飛鷹(スクリーミングコンドル)」

「六福村テーマパーク」で乗るべきアトラクションは、スリルと興奮が同時に体験できる、U字型のレール吊り下げ式ジェットコースター「笑傲飛鷹(スクリーミングコンドル)」。コースは全長190m、最高速度は時速122kmという手に汗握るスピードで急降下するため、緊迫した特別な瞬間を味わえます。乗車の際に身長制限があり、140cm~190cmの方が対象となる点に注意しましょう。

テーマパーク名:六福村テーマパーク(六福村主題樂園)
住所:新竹県關西鎮仁安里拱子溝60号
アクセス:台湾鉄道、高速鉄道、シャトルバスがおすすめ

【台湾鉄道】台湾鉄道中壢駅で下車し、新竹客運中壢北駅へ。新竹客運5653番に乗り換え、六福村主題樂園まで約50分

【新竹高速鉄道】新竹駅で下車し、駅構内4番出口から新竹県観光バス2番(休日のみ運行)、または駅構内4番出口からタクシーで六福村主題樂園へ

【シャトルバス】①台連バス5350番(直通)、台連ドライウェイズプレミアムシャトルサービス、KKday直通プライベートバス②台中バス9012番(乗り換え必要)③アジア太平洋バス 5653→六福村主題樂園


営業時間:【平日】9:30~17:00【祝日】9:00~17:00/アフリカ部族動物エリア【平日】9:30~16:00【祝日】9:00~16:30
7月と8月の営業時間【平日】9:00~18:00【祝日】9:00~20:00/アフリカ部族動物エリア【平日】9:00~17:30【祝日】9:00~17:30
入場料などかかる費用:【大人】NT$1,400~NT$2,000(約6,700~9,600円)
公式サイト:https://www.leofoovillage.com.tw/

台中で唯一無二の一大リゾート施設「麗宝楽園(リーパオランド)」

台中に位置する「麗宝楽園(リーパオランド)」は、遊園地やサーキットのほか、大型アウトレットモール、ホテルなどの娯楽施設からなる一大リゾート施設です。陸上・水上といった2つのコンセプトを持ち、どちらの区画も、胸踊るエキサイティングな冒険が待ち受けており見逃せません。。

陸上の「探索楽園」には、台湾最大級の観覧車「天空之夢」をはじめとする23種類のアトラクションがあり、季節や気温を問わずオールシーズン満喫できる点が特徴の一つ。一方で、水上の「馬拉湾楽園」には、人工波を用いた遊泳プールの「馬拉湾」を含む13種類のウォーターアクティビティが勢ぞろい! 旅の目的にあわせて遊び方の選択肢を広げられる名所として、旅行客から人気を集めています。

乗るべきアトラクションは「搶救地心(チュウキュウチシン)」

「麗宝楽園」を訪れた際に必見なのが、世界初の断軌道式ローラーコースター「搶救地心(チュウキュウチシン)」。海外のテーマパークファンや、絶叫マシンマニアの間でも知名度が高く、その魅力はなんといっても独自のギミックにあります。このアトラクションの醍醐味は、なんといってもレールが水平から90度に傾いた後、コースターが垂直に落下する点。爽快感やしびれる快感を味わうことができ、最高速度は時速約90kmに達し抜群のスピード感を誇ります。一度乗ればやみつきになること間違いなしの一台です。

テーマパーク名:麗宝楽園
住所:台中市后里區福容路8號
アクセス:台湾鉄道、無料シャトルバスがおすすめ

【台湾鉄道】豊原駅駅から台湾中部バス(155号線)、または嘉順交通(811番バス)に乗り、麗宝楽園まで約30分

【無料シャトルバス】潮馬駅、后里駅、リゾート線で麗宝楽園まで直通

営業時間:【平日】9:30~17:00【土・日】9:30~20:00
入場料などかかる費用:【大人】NT$1,300~NT$1,800(約6,200~8,600円)
公式サイト:https://www.lihpaoresort.com/LihpaolandApp

都市型ファミリー遊園地「台北市立児童新楽園(タイペイシーアートンシンラーユァン)」

©︎ liu yu shan / Shutterstock.com

「台北市立児童新楽園(タイペイシーアートンシンラーユァン)」は、ファミリーそろって楽しめる子ども向けのテーマパーク。入場料やアトラクションの利用料などコスパ抜群で、雨天の場合も室内で楽しめるコーナーが設置されています。コンセプトは親子学習や社会見学とされるものの、大人も童心に返って満喫できる「フルーツ観覧車」や「空中ブランコ」に加え、園内を一周するモノレール「銀河號」など、計13種類の施設を展開。写真撮影の際は、エリアによっては許可が必要となるため、事前に確認しておくと安心です。また、退場後の再入場はできません。

乗るべきアトラクションは「魔法星際飛車(マジカルスペースコースター)」

3階のオープンエリアにある小型ジェットコースター「魔法星際飛車(マジカルスペースコースター)」は、適度なスピード感とアップダウンを体験することが可能。SFをモチーフにしたデザインが目を引き、回転ループなどの激しい動きはなく、スリリングな演出が苦手な方も乗車しやすい仕様です。ただし、身長が110cm未満の児童は安全面を考慮して搭乗できないケースがあるため、利用前に現地の案内表示をチェックしておくのがマスト!。

テーマパーク名:台北市立児童新楽園(兒童新樂園)
住所:臺北市士林區承德路5段55號111063
アクセス:MTRからバスへの乗り換えがおすすめ

【MRT剣潭駅3番出口】MRT剣潭駅3番出口から、以下のバスで台北市立児童新楽園へ

・41番

・紅30番

・児童音楽2号線

・529番(※休日は運休)

・市民ミニバス8番

【MRT士林駅1番出口】MRT士林駅1番出口から、以下のバスで台北市立児童新楽園へ

・255番

・紅30番

・児童音楽1号線(※平日は運休)

【MRT芝山駅1番出口】MRT芝山駅1番出口から児童音楽1号線(※平日は運休)に乗り、台北市立児童新楽園へ

【MRT士林駅1番出口】MRT士林駅1番出口から、以下のバスに乗車。国立科学技術博物館駅で下車し、徒歩で台北市立児童新楽園へ

・紅12番

・557番

【MRT士林駅1番出口】MRT士林駅1番出口から北環状幹線(旧620番)に乗車。士林監督管理駅で下車し、徒歩で台北市立児童新楽園へ

営業時間:冬休み・夏休み・連休【月~日】9:00~20:00【祝日】9:00~18:00/その他の休暇期間【火~金】9:00~17:00【土・日】9:00~18:00
入場料などかかる費用:【大人】NT$30~NT$200(約140~960円)
公式サイト:https://www.tcap.taipei/Default.aspx

スリル満点!絶叫好き必見の「剣湖山世界主題楽園(ジャンフスンファンシーワールド)」

西台湾最大規模を誇る「剣湖山世界主題楽園(ジャンフスンファンシーワールド)」は、雲林の山々に囲まれたアミューズメントパーク。園内は3つの大型テーマエリアに分かれており、屋外アクティビティが豊富な「摩天樂園」、親子で思う存分遊べる「兒童玩国」、世界の海賊をインスパイアした「小威の海賊村」が主要施設となっています。そのほかにも、シアター恒例の大ヒット作の公演をはじめ、魔法とおもちゃが融合した演劇、躍動感あるリアルな恐竜とふれあえるショーなども必見です。

乗るべきアトラクションは「飛天潛艇G5(ダイビングマシンG5)」

「飛天潛艇G5(ダイビングマシンG5)」は、遊園地の地形にあわせて設計されたスリル満点のダイビングジェットコースター。大自然の中を駆け抜けるような構造が特長で、全長384m、140kWの馬力で高さ65mまで上昇した後、最高時速約110kmで垂直に急降下します。このとき、全身にかかる重力は、驚異の「5G(5倍の重力加速度)」を突破。絶叫必至の迫力をぜひ堪能してみてください。

身長140cm未満の方は乗車制限があります。

テーマパーク名:剣湖山世界主題楽園(剣湖山世界主題樂園)
住所:雲林県古坑郷永光村大湖口67號
アクセス:台湾鉄道、高速鉄道がおすすめ

【台湾鉄道】台湾鉄道(台鐵)で雲林斗六駅に行き、台西客運、または台湾好行バスに乗り換えて剣湖山世界主題楽園へ

【高速鉄道】台湾高速鉄道(高鐵)で雲林斗六駅に行き、高鐵快捷バスに乗り斗六駅で下車。そこから台西客運、または台湾好行バスに乗り換えて、剣湖山世界主題楽園へ

営業時間:【平日】9:20~17:30【休日】9:20~18:00
入場料などかかる費用:【大人】NT$599~NT$999(約2,900~4,800円)
公式サイト:https://www.janfusun.com.tw/fancyworld.php

ギリシャ神話風のテーマパーク「義大遊楽世界(イーダーテーマパーク)」

高雄市大樹区に位置する「義大遊楽世界(イーダーテーマパーク)」は、ギリシャ神話をテーマにした壮大なスケールのテーマパーク。敷地面積は約90ヘクタール(東京ドーム約19個分)と広く、古代ギリシャの神殿を模した建物が並ぶ「A區 衛城」、石畳の小路や街並みのカラーを取り入れた「B區 聖托里尼山城」、トロイ城と木馬を題材にした大規模な室内遊園地がある「C區 特洛伊城堡」の3つのエリアに分かれているのが特徴です。また、パーク内にはショッピングモール「義大世界購物広場」も併設。天候に左右されず、休憩しながら余すところなくアクティビティを満喫できるため、台湾旅で一度は訪れる価値があります。

乗るべきアトラクションは「天旋地転(トゥワールアンドターン)」

「天旋地転(トゥワールアンドターン)」は、ビル18階(約50m)に相当する高さから、360度グルグルと上下左右に回転する刺激的なスピードブースター。長いアームの両端に座席が取り付けられており、低速から高速へと不規則に変速しながら、強力な遠心力に圧倒され前後不覚になるような浮遊感が五感を刺激します。単なる垂直落下だけでなく、予測不能な動きと高所からの眺望が織りなす開放感に、度肝を抜かれる搭乗客が続出中。ほかにはない、突飛な“究極のスリル”を体感してみるのはいかがですか?

テーマパーク名:義大遊楽世界
住所:高雄市大樹區學城路一段10號840
アクセス:台湾鉄道、高速鉄道、シャトルバスがおすすめ

【台湾鉄道】以下の台湾鉄道(台鐵)各駅から義大客運バス(8506番)に乗り換えて、義大遊楽世界へ

・岡山駅

・楠梓駅

・新左営駅

・鳳山駅

【高速鉄道】左営駅2番出口から5番バス乗り場へ行き、義大客運バス(8501番)に乗車し、義大遊楽世界へ

【シャトルバス】高鐵左営駅5番から乗車し、義大遊楽世界へ

営業時間:【月~日】9:00~17:30/【午後のチケット販売・入場時間】13:30~15:30
入場料などかかる費用:NT$750~NT$1,080(約3,600~5,200円)
公式サイト:https://www.edathemepark.com.tw/

世界を25分の1サイズで巡る「小人國主題楽園(ショウジンコクシュダイラクエン)」

台湾北部・桃園市にある「小人國主題楽園(ショウジンコクシュダイラクエン)」は、世界の著名な建築物や観光名所を実物の25分の1スケールで巧妙に再現した、台湾屈指のテーマパークです。このサイズは、各ストラクチャーのディテールを感じられる最適な大きさとしてデザインされており、作品を通して歴史や文化を学ぶことが可能。台湾のランドマークである「国父紀念館」や「中正記念堂」のほか、イタリア史跡の「ピサの斜塔」、日本を代表する「大阪城」などを、ミニチュア視点で観察できることから、思わずカメラを向けたくなると話題になるほど。

乗るべきアトラクションは「轟浪(ゴウロウ)」

風と波に乗る興奮を味わいたいなら、ウォータースライダー「轟浪(ゴウロウ)」の乗車がマスト。ビル12階に相当する高所から、ピラミッドを模したトンネルの中を轟音とともに疾風のごとく駆け抜け、一気に水中へと滑り落ちる爽快感が圧巻です。なお、このアトラクションは落下時に大量の水飛沫がかかります。濡れたくない方は、入口付近にある売店でカッパ(レインコート)を購入しておきましょう。午後からは行列ができるほど人気があるため、比較的混雑の少ない午前中の利用が狙い目です。

テーマパーク名:小人國主題楽園(小人國主題樂園)
住所:桃園市龍潭區高原路891號325
アクセス:台北の台連バス(5350番)で小人國主題楽園まで直通
営業時間:9:00~16:30(施設の営業時間)10:00~16:00
入場料などかかる費用:【大人】NT$1,050(約5,000円)
公式サイト:https://www.wow.com.tw/

まとめ

台湾には、ファミリー層から絶叫マシンマニアまで大満足できる遊園地が豊富にそろっています。なかでも「六福村テーマパーク」は、サファリパークが併設された国内最大級のレジャースポットで、動物とのふれあいとスリリングなアトラクションが同時に楽しめる点が、このスポットならではの魅力的な仕掛けです。ほかにも、陸と水の2つのエリアを備えた一大リゾート施設「麗宝楽園」や、ギリシャ神話をテーマにした「義大遊楽世界」も、ユニークかつ唯一無二の遊び方ができます。旅のスケジュールに余裕があれば、ぜひ足を運んで、思い出に残る特別な一日を過ごしてみてください。

記事上で

• 台湾にはどんな遊園地がある?
• 台湾最大級の遊園地「六福村テーマパーク(ロクフクムラテーマパーク)」
• 乗るべきアトラクションは「笑傲飛鷹(スクリーミングコンドル)」
• 台中で唯一無二の一大リゾート施設「麗宝楽園(リーパオランド)」
• 乗るべきアトラクションは「搶救地心(チュウキュウチシン)」
• 都市型ファミリー遊園地「台北市立児童新楽園(タイペイシーアートンシンラーユァン)」
• 乗るべきアトラクションは「魔法星際飛車(マジカルスペースコースター)」
• スリル満点!絶叫好き必見の「剣湖山世界主題楽園(ジャンフスンファンシーワールド)」
• 乗るべきアトラクションは「飛天潛艇G5(ダイビングマシンG5)」
• ギリシャ神話風のテーマパーク「義大遊楽世界(イーダーテーマパーク)」
• 乗るべきアトラクションは「天旋地転(トゥワールアンドターン)」
• 世界を25分の1サイズで巡る「小人國主題楽園(ショウジンコクシュダイラクエン)」
• 乗るべきアトラクションは「轟浪(ゴウロウ)」
• まとめ
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