【タイでの服装、何が正解?】旅行の際に気を付けるべきマナーと、持って行くべき必項アイテム

Traveloka Japan
11 Jun 2025 - 読了時間:約 1 分

タイの気候についておさらい!

タイは、東京から約4,600km南西に位置する熱帯性気候の国です。一年を通して高温多湿なイメージがありますが、実際には主に3つの気候に分けることができます。

1.「乾季」11月~2月:雨がほとんど降らず気温が高い

旅行の気候的なベストシーズンといえるのが、11月~2月の乾季。最高気温は33度程度、最低気温は22度程度で、気温もそれほど暑くならず、寒くもなりません。また雨もほとんど降らないので過ごしやすい時期です。観光にはベストです。

2.「暑季」3月~5月:気温がさらに高くなり、蒸し暑さも増す

3月~5月はタイで一年を通じて最も気温が高い時期。平均気温は30度程度で、日中は40度近くまで気温が上昇することがあるほど。夜になっても気温が下がらないので熱中症対策は欠かせません。外歩きの観光には注意が必要な時期です。

3.「雨季」6月~10月:1日に数回スコールが降り、蒸し暑さも

6月~10月は雨の多い季節です。1日に数回スコールが降ることもあり、観光するにはちょっと大変な時期。とはいえ、暑季と比べると気温は過ごしやすいです。

タイの年間気温一覧表

タイの年間気温一覧表で、年間を通じた最高気温と最低気温の推移をチェックしておきましょう。

タイ(バンコク)の年間気温一覧表

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

最高気温

32℃

33℃

34℃

35℃

35℃

34℃

33℃

33℃

33℃

33℃

32℃

32℃

最低気温

22℃

24℃

26℃

27℃

26℃

26℃

26℃

25℃

25℃

25℃

24℃

22℃

※出典:タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/about/weather/

タイ旅行の基本的な服装

上記を踏まえて、タイに訪れる際の具体的な服装を男女別に考えていきましょう!

乾季・暑季・雨季の一年を通じて、日本の夏の気温とイメージして準備するとわかりやすいでしょう。

男性

・半袖・タンクトップ
・短パン・半パン
・帽子・日傘・サングラスなどの日よけ

女性

・半袖・ノースリーブ
・短パン・スカート・ワンピース
・帽子・日傘・サングラスなどの日よけ

服の素材は、綿やリネンなどの通気性のよい素材がおすすめです。

また時期ごとに、プラスアルファで次の服装も持参しておきましょう(男女共通)。

●乾季(11月~2月)に備えたいプラスアルファの服装

・涼しい時期や時間に備えて薄手の長袖シャツ・パーカー・カーディガン・ストール・ジーンズ・ロングパンツなど

・夜の肌寒さに備えて薄手のジャケット・セーター

●暑季(3月~5月)に備えたいプラスアルファの服装

・冷房対策としての長袖シャツ・カーディガンなどの羽織り物

●雨季(6月~10月)に備えたいプラスアルファの服装

・急なスコールに備えたレインコートやレインシューズなどの雨具

タイ旅行に適した男性の服装

基本的な服装は日本の真夏と同じでOK。上は半袖Tシャツやタンクトップ、下は短パンや半パンなどがよいでしょう。

ただし、日本と比べて蒸し暑さを感じることがあるため、通気性&速乾に優れた天然素材の綿やリネン素材のアイテムをチョイスするのがベター。

特に雨季は、スコールなどの急な雨にも耐えられるレインコートやレインシューズは必須です。乾季は比較的過ごしやすいですが、デパートやレストランの中は冷房が強く効いているので、冷えすぎに注意。カーディガンやパーカー、長袖シャツ、薄手のジャケットなどの羽織れるものがあると助かります。

タイ旅行に適した女性の服装

女性は、上は半袖・ノースリーブ、下は短パン・スカートのほか、半袖やノースリーブなどのワンピースを一枚着るのもよいでしょう。冷房に備えてカーディガンや長袖シャツ、薄手のジャケットなどの羽織れるものは必須です。

日焼け予防や朝晩の涼しい時期の対策として、ロングパンツをはくのも決して悪くありません。通気性のよいものを選びましょう。

タイ旅行に持って行くべき必項アイテム

タイ旅行には、ぜひ次のアイテムを持っていくのをおすすめします。

・折りたたみ傘……雨季は特に、ふいにスコールに遭うことがあるため、折りたたみ傘は必須です。日焼け対策にも使える紫外線防止機能が付いた晴雨兼用の傘があると便利です。

・日焼け止め……日焼け止めを塗るのは、タイ旅行では基本中の基本。特に日中、汗やこすれでとれてしまうので、何度も塗り直すようにしましょう。

・カーディガンやジャケットなどの長袖……年間を通して暑いタイですから、建物や車両内は冷房がガンガンに効いていると思って良いです。カーディガンやジャケットなどの長袖は必ず持参するのをおすすめします。

・汗ふきタオル・汗ふきシート……外歩きの観光中は汗をかくことが多いでしょう。汗ふき用のタオルや汗ふきシートをカバンに忍ばせておくと、常に清潔かつさわやかに過ごすことができますよ。

【マナー編】寺院や仏像見学の際の服装

タイには仏教の寺院などが数多くあり、現地の信仰している人々にとって、とても神聖な場所です。観光客は服装に配慮が欠けるケースがあるといわれているので要注意。

基本的に、肩や膝を隠した服装で訪れるのがマナーです。ノースリーブや半ズボン、ショートパンツなど肌の露出が多い服装はタブーとされています。

また身体のラインを強調するタイトな服や、シースルーなど透明素材の服もマナー違反となるため注意しましょう。立ち入る際には、帽子やサンダルを脱ぐことも礼儀であることを覚えておきましょう。

また、有名な寺院では入る前にほぼ間違いなく靴を脱ぎます。何度も脱ぎ履きするため、面倒に感じないよう、それを想定した靴選びを行いましょう。

男性の服装はこんなイメージ

寺院や仏像を見学する際の男性の服装としてふさわしいのは、長袖シャツやロングパンツ、薄手のジャケットなどです。タンクトップや短パンなどはNG。靴はスニーカーや革靴、かかとのあるサンダル(ビーチサンダルはNG)を選びましょう。

女性の服装はこんなイメージ

寺院や仏像を見学する際の女性の服装としてふさわしいのは、肩や膝、お腹が隠れるもの。つまり、長袖シャツやブラウス、ロングパンツもしくは膝下までのスカートなどです。半袖やノースリーブの衣類を着用している場合は、カーディガンを着たり、ストールを肩にかければ問題ありません。体にフィットしすぎない服をチョイスして。

靴はスニーカーやパンプス、かかとのあるサンダル(ビーチサンダルはNG)を選びましょう。かかとはあまりに高すぎるものはNGです。

【マナー編】高級レストランやクラブでの服装

©︎i viewfinder / Shutterstock.com

タイの中でも、バンコクには人気の高級レストランや、夜景がきれいなルーフトップバーが点在しています。短パンやジャージ、ビーチサンダルなどのカジュアルすぎる服装では入店できない可能性が高いため、気を付けましょう。

とはいっても、フォーマルにタキシードやスーツ、ナイトドレスを着なければならないわけではありません。基本的には、カジュアルより一つ上のスマートカジュアルを意識しましょう。

男性はこんな服装がおすすめ

高級レストランやクラブでの男性の服装は、襟付きシャツやジャケットにスラックスがおすすめ。ジーンズをはきたいならダメージ加工の少ないものを選びましょう。靴は、革靴や派手でないスニーカーなどが無難です。

女性はこんな服装がおすすめ

高級レストランやクラブでの女性の服装は、長袖シャツやブラウス、ジャケットに、ワンピースやロングスカートなど落ち着いた雰囲気の服装が好ましいです。靴はパンプスやフォーマル寄りのサンダルなどをチョイスすると良いでしょう。

まとめ

タイ旅行の際にふさわしい時期ごとの気候に合った服装や、気を付けたい服装のマナー、持って行くべきアイテムをご紹介しました。タイ旅行を存分に楽しむために、快適で健康にも配慮したり、シーンによってはドレスコードやマナーなども踏まえた服装を意識しましょう。

記事上で

• タイの気候についておさらい!
• タイの年間気温一覧表
• タイ旅行の基本的な服装
• タイ旅行に適した男性の服装
• タイ旅行に適した女性の服装
• タイ旅行に持って行くべき必項アイテム
• 【マナー編】寺院や仏像見学の際の服装
• 男性の服装はこんなイメージ
• 女性の服装はこんなイメージ
• 【マナー編】高級レストランやクラブでの服装
• 男性はこんな服装がおすすめ
• 女性はこんな服装がおすすめ
• まとめ
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