ワットアルンの絶対見るべきスポット5選をご紹介!意外と知らない服装マナーやモデルコースも解説!

Traveloka Japan
01 Jun 2025 - 読了時間:1分未満

タイの首都、バンコクにそびえ立つ神秘的な寺院「ワットアルン」をご存じでしょうか。
チャオプラヤー川沿いで日の光を浴びるその姿は、タイ語で「暁の寺」と呼ばれています。
この記事では、ワットアルンを見学するうえで知っておきたい文化背景や、具体的な観光ルートや撮影ポイント、覚えておきたい注意点をご紹介します。

“暁の寺”ワットアルンの歴史と魅力をサクッと解説

「暁の寺」と呼ばれるワットアルンは、タイの長い歴史の中で築かれた建築手法、文化背景によって唯一無二の存在となっています。
背景を知ってから現地で実物を見ることで、さらに見学を楽しめるよう、魅力を簡潔にご紹介します。

ワットアルンの正式名称と由来

ワットアルンの正式名称は「ワット・アルン・ラーチャワララーム」で、タイ語で「暁の寺」を意味します。英語表記は「Wat Arun Ratchawararam」、タイ語表記は「วัดอรุณราชวรารามราชวรมหาวิหาร」となります。

18世紀、当時の王タークシンがこの寺院を訪れ、朝日をを受けて輝く陶器製のモザイク模様の美しさに感銘を受けたという逸話から、「夜明けの寺」を意味する「ワット・チェーン」と呼ばれるようになりました。その後、ヒンドゥー教の暁の神アルナ(Aruna)にちなんで現在の名前になったと言われています。

歴史と文化的背景

ワットアルンは、タイの黄金期と呼ばれるアユタヤ期(17世紀前半)に建設されました。
その後、ビルマ軍の侵攻を受けてトンブリー王朝に王室寺院として再建され、1782年以降現在も続くラタナコーシン朝で大改修が行われました。
大改修はラーマ2世の命により、未完成であった中央大仏塔の基礎工事から始まります。
ラーマ3世によって当時のタイで最大級の主塔(約82m)が完成し、周辺の小塔や回廊なども整備されたことで現在の姿に至りました。
ラーマ3世が盛んに貿易していたとされる中国から輸入された陶磁器、中華風のデザインが多数引用されている点も、当時の時代背景を読み取れるポイントです。

複雑な歴史を持つタイですが、歴代の王朝とワットアルンの関係を紐解くと、さらに観光が楽しくなるはずです。

営業時間・入場料・所要時間

年中無休のワットアルンは、旅行プランに組み込みやすい観光地です。
日曜日・祝日も例外なく、毎日8:00〜18:00(最終入場は17:30頃)で開門されています。
比較的人が少なく静かな朝や、ワットアルンが夕日に照らされるゴールデンタイム、ライトアップが川面に映える夕方〜夜など、時間によって異なる体験ができます。

外国人観光客の入場料金は200バーツ(2025年現在200バーツに値上がり)です。
ゆったりと写真を撮りながらの散策や参拝、見学にかかる滞在時間は、おおよそ1〜1.5時間が見込まれます。

時間ごとに違う表情を見せる寺院の様子、歴史的背景や建築仕様をじっくりと楽しめるよう、旅行の目的に合わせたプランを作ってみてください。

ワットアルンへの最も便利な行き方は船×MRT(地下鉄)!

【画像】

チャオプラヤー川沿いに位置するワットアルンへのアクセスには、川を渡る船と地下鉄の組み合わせが便利ですが、トゥクトゥクや配車サービスを使う方法もあります。
滞在先のホテルや体験してみたい移動手段に合わせて検討してください。

一番おすすめのアクセス:船×MRT(地下鉄)

最も便利かつ渋滞にも左右されないアクセス方法は、バンコクの地下鉄であるMRTブルーラインと渡し船の組み合わせです。
サナームチャイ駅→船着場→渡し船→ワットアルン入口までの所要時間は約30分ほどで、運賃は出発駅によりますが約20〜50バーツほど(MRT運賃16〜40バーツと渡し船の約4バーツ)となります。
チャオプラヤーを渡る船は5〜10分ほどの間隔で出ており、少ない待ち時間で乗船できるので便利です。


アクセス方法

1.
MRTブルーライン「サナームチャイ駅」で下車
2.
Exit 1(ワットポー方面)から徒歩10〜15分ほどのTha Tien (ターティアン)船着場に向かう
3.
船上からチャオプラヤー川の景色を眺めていると、2〜3分ほどでワットアルン側の岸に到着
4.
歩いて1〜2分ほどで寺院の入り口、チケット売り場に到着

バンコク市内の渋滞などを避け、渡し船で旅気分を味わいたい場合におすすめの行き方です。

タクシー・トゥクトゥク利用の注意点

バンコク市内の渋滞は、朝と夕方〜夜にかけてが特にひどく到着時間が読みにくいため、前後に予定がある場合は上記でご紹介したMRT+渡し船のルートが安心です。
もし時間に余裕がある場合は、タイならではの交通手段であるトゥクトゥクを利用するのも一手です。
ただ、トゥクトゥクにはメーターがないため、こちらから値段を提示して料金の交渉をする必要があります。

おすすめの交渉方法は、配車アプリGrab(事前提示の金額でタクシー代わりに配車できる)での目的地までの金額を提示しながら、「〇〇バーツなら乗ります(If 100 baht, I go)」ときっぱり言う方法です。
トゥクトゥクドライバーと上手くコミュニケーションが取れない場合、ぼったくりのリスクがあるのでスルーしましょう。

他寺院とのアクセス(ワットポーなど)

ターティアン船着場からチャオプラヤー川を渡ればワットポーにもアクセス可能なため、一度に2つの寺院を見学できます。

チャオプラヤー川で運行している船は2種類で、上述した渡し船と川沿いを南北に運行するボートバス「チャオプラヤー・エクスプレス」があり、目的に応じて使い分けられる点が魅力的です。
ルートによって14〜33バーツほどかかりますが、川沿いのスポットを複数観光したい場合はチャオプラヤー・エクスプレスを利用しましょう。

船移動×地下鉄、船移動×徒歩など、目的地に合わせて交通手段を組み合わせることがバンコク観光のポイントとなります。

ワットアルンの見どころ5選【写真映えスポットも紹介】

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ここからは、ワットアルン内で注目すべき見どころをより詳しく紹介します。
時間帯によって見られる景色が異なるため、気になるスポットと回り方を事前に決めておきましょう。
1回で物足りないようであれば複数回訪れて、違いを体感するのも良いかもしれません。

見どころ①:大仏塔(プラーン)と陶器の装飾

プラーンと呼ばれるトウモロコシ型の大塔は、高さが約82mあるバンコク随一の存在感を放つシンボルで、遠くからでも写真映えします。

塔全体に施されているモザイク装飾も特徴的で、19世紀に輸入された色彩豊かな中国陶磁器を細かく砕いた破片が一つ一つ丁寧に貼り付けられています。

大塔の写真を撮るポイントは、望遠レンズよりも広角レンズで塔全体を収めることです。
撮影の定番スポットは、チャオプラヤー川越しに大塔を写せる東側中段テラスです。
午前9〜10時は陶磁器の破片が光を柔らかく反射し、連なる装飾の細部が一層際立つため特に人気があります。

階段が約60度と急勾配なので、滑り止め靴を用意し両手を塞がずに登ることを意識すれば、安全な写真撮影に挑めるでしょう。

見どころ②:小仏塔とバランスの美しさ

主塔の東西南北を囲んで配置されている小塔の特徴は、左右対称・前後対称という完全なシンメトリーを形成していることで、建築美的にも完璧なバランスと言われています。

小塔は四方それぞれを守護する四天王的役割を持っています。
壁部などには守護神像の装飾、上部には日を受けて輝く風見飾りが施され、仏教的な世界観を生み出しているので、ぜひ望遠レンズで細部を捉えてみてください。
主塔×小塔の対称構図で、手前に小塔、奥に主塔を意識すると、美しいシンメトリーを撮影できます。

人気の時間帯は主塔最上部の混雑が見込まれますが、小塔脇は人が少ない穴場で、背景抜けの構図を抑えられます。
夕方は柔らかい横光が差し、陶器の淡いパステルブルーやピンクの色合いが浮き立つため、朝昼とはまた違った印象のワットアルンを写真に収められる貴重な時間帯です。

見どころ③:山門と門番像(ヤック&モック)

ワット・アルンの門を守る高さ5m超の巨大な鬼神像ヤック(緑の像)&モック(白の像)は魔除けの役割がある守護神と言われており、タイの伝統劇「ラーマキエン」にも登場します。

表情から衣装まで精巧に彫り込まれた像は、タイの職人技と文化的な背景が融合した撮影人気No.1のスポットで、11〜15時あたりがピークとなります。

2つの像を左右対称に捉えつつ中心軸を少しずらすと奥行きのあるSNS映えしやすい写真が撮れ、やや浅めの被写界深度(2.8〜F4程度)で像にピントを合わせ背景の本堂をぼかすと、立体感を演出できます。
像の大きさを際立たせるために、あえてローアングルで撮るのも良いかもしれません。

朝一の開門直後か閉門間際の時間帯にポジションを狙い、人の写り込みを最小限に抑えましょう。

見どころ④:本堂と仏像群

ワットアルンは外観だけでなく、内部も見逃せません。

黄金に輝く釈迦如来坐像を囲む壁画はラーマキエン神話や仏伝図を表現しており、荘厳な空間でタイの伝統美術と仏教の世界観を体感できます。

鑑賞ポイントは、ストゥッコ浮彫りと呼ばれる石膏彫刻装飾です。
立体的に彫られている蓮の花などを見ることができ、本尊が座している蓮華座も、近くで見るとガラスモザイクが施されているのが分かります。
参拝順路は左回りで、入口側最後列の中央寄りが、本尊と壁画を同時に収められるベストスポットなのでぜひチェックしてみてください。

タイの寺院では三脚が禁止されているため、手持ちのカメラで手ブレ補正をかける方法がおすすめです。

また、参拝前には靴を脱ぐルールがあるので、スリッポンなど着脱しやすいシューズを用意するとストレスなく本堂の見学を楽しめるでしょう。

見どころ⑤:ライトアップと夜景

日没〜22時までの間、黄金色にライトアップされるワットアルンは感動的な美しさとなります。

王道の撮影スポットは対岸のターティアン船着場で、川に反射するライトや寺院全体を正面から臨めます。
夜間も人通りが多く、比較的安全に撮影準備ができる点もおすすめです。
三脚の使用が許可されているレストラン「The Deck」の4階テラスは、遮るものがないリバービューが格別の特等席です。
夜景が見えるゴールデンタイムは予約必須なため、プランを事前に固めておきましょう。
水面のリフレクションも滑らかに撮影できるおすすめの設定は、ISO400・F8・シャッタースピード3-6秒です。

新年のカウントダウンやロイクラトン(毎年11月頃)限定の演出が見られる時期は、花火と寺院のライトアップが同時に見られるレアな機会です。
ぜひ、タイミングを狙って計画を立ててみてください。

【朝イチor夕方がベスト】ワットアルンを90分で楽しめるおすすめ時間帯

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限られた時間で最大限、観光地の魅力を味わいたい海外旅行では、混雑を回避しつつ、効率的な回り方を検討することが重要です。
ポイントを絞ればコンパクトに過ごせるワットアルンの詳細をチェックしていきましょう。

滞在目安と時間の使い方

ワットアルンの平均滞在時間は60〜90分で、主塔を上るのに30分、境内散策に20分、写真撮影に10〜40分ほどの分配となります。

サクッと1時間以内で巡りたい場合は、本堂見学→主塔の外観撮影→門番像のルートがおすすめです。
移動距離も少なく、気軽な観光として散策するのにぴったりです。

じっくり90分ほど楽しみたい場合は、主塔からの展望撮影→境内のモザイクの接写→本堂回廊の壁画鑑賞に時間をかけるルートが良いでしょう。

午前9時以前は階段の渋滞がほぼゼロですが、11〜15時頃に団体ツアーが集中し混雑が見込まれるため、滞在する時間帯は調整してください。

また、境内は屋根が少なく直射日光が強めです。
10時半以降は、日陰での休憩や室内展示を楽しむことで日差しを避けつつ、水分補給や帽子の着用などで快適に過ごす準備も必要です。

朝・夕のベストショット時間と混雑回避術

朝一(開門時間の8:00〜9:00)は逆光が少なく、柔らかい光に照らされたモザイク柄がはっきりとシャープに見える時間帯です。
気温が涼しく、観光客は他の時間帯の1/3程度のため、快適に過ごせます。

混雑ピークの11〜15時には塔に登らず、下から広角で見上げる構図がおすすめです。
夕方(17:00~18:00)は、主塔が西日で照らされ黄金色に染まる「ゴールデンアワー」で、閉門の17:30前に人が減少するため、静かな雰囲気で鑑賞できます。
夜景狙いの場合は対岸のターティアン船着場やルーフトップレストランへ移動しましょう。
ライトアップは18:30頃で、タイミングを合わせた場所の確保が重要になります。

また、雨季(6〜10月)は15〜17時にスコールの発生率が高まるため、撮影は朝に済ませるのが無難です。
天気の急変を考慮し、折りたたみ傘やレインコートも忘れずに準備してください。

服装とマナーの注意点【寺院訪問前にチェック】

仏教寺院であるワットアルンは神聖な場所で、宗教的、文化的に守るべきルールが存在するため、NG行動を事前に把握しておきましょう。
特に服装は、他の観光地における規制も考慮し、柔軟に対応できる準備が必要です。

入場時に求められる服装ルール

ワットアルンを含むタイの寺院では、服装のルールが厳格に定められています。
仏教では肌を多く見せることを無礼・不敬とする場合が多く、露出のある服装はふさわしくありません。
本堂では警備員によって特に厳しくチェックされる可能性が高いです。
肩と膝を隠すのは必須で、タンクトップやショートパンツもNGに当たります。

レンタル衣装・巻きスカート情報

ワットアルンではサロン(腰巻き布)とショール(肩掛け布)をレンタルできます。
本堂エリアの入口前、チケット売場近くのレンタルブースでスタッフに声をかければ、それぞれで30〜50バーツ前後で対応してもらえます。
ただし数には限りがあるため、 大判のストール、薄手の羽織りやワイドパンツ、巻きスカートなどを携帯し、肩や膝の露出対策のマナーと暑さ対策とを両立させましょう。

マナーと注意事項まとめ

服装以外にも、観光客に求められるルールを事前にチェックしておく必要があります。

まず、神聖な信仰対象である仏像に触れてはいけません。
様々な場所に仏像や貴重な装飾が施されていることを知らずに腰掛けたり、寄りかかったりしてしまう例も多いです。
仏像より高い位置に立つことも不敬とされるので、記念撮影をする場合も注意してください。

また、僧侶に対しては十分な敬意を払わなければなりません。
無断撮影もマナー違反です。
特に女性が僧侶に触れたり、物を手渡したりする行為はタブーとされるため、世俗から離れて修行をしている僧侶には話しかけず、見守りましょう。

その他、フラッシュ撮影や撮影自体が禁止されている場所も多々あります。
参拝前に周囲の看板や指示を必ず確認し、知らぬ間にルールを破らないよう対策しましょう。

ワットアルン周辺の絶景スポット

【画像】

ワットアルンが位置するチャオプラヤー川周辺には、有名な観光地が集まっています。
移動も簡単で気軽に絶景ポイントにアクセスできるため、撮影巡りもおすすめです。
ここからは、ワットアルン観光のスケジュールに組み込みやすいスポットを紹介します。

観光スポット:ワットポー・王宮

ワットアルンから対岸のワットポーへは船約5分+徒歩5分と非常にアクセスの良い位置にあります。
入場料は300バーツ、開門は8:00〜19:30の間で、1番の見どころは全長46mの巨大な涅槃仏です。
また、タイ古式マッサージの総本山とされているワットポーの敷地内には、マッサージ・サービスセンターという施設があり、本場のマッサージを30分から受けることができます。
ゆったりと施術を受けた後は無料のボトル水も受け取れるので、暑さでバテた体にぴったりです。

バンコク王宮もワットポーから徒歩10分と合わせて観光できる距離にあります。
入場料400バーツ、開館時間は8:30〜15:30で、安置されているタイの守護仏であるエメラルド仏や、タイ様式とヨーロッパ様式が融合した豪華なラーマ期の建築群を見ることができます。
快適に過ごすためにイチオシなのは、午前の涼しい時間にワットポーを訪れ、お昼前に王宮へ移動して午後の炎天下を回避するルートです。
ワットアルン同様、正装(肩・膝・足首を隠す服)が必須です。

カフェ・レストラン

チャオプラヤー川沿いのワットアルン周辺スポット回遊におすすめのカフェ・レストランを4つまとめてご紹介します。

店名

平均予算(バーツ)

メニュー・雰囲気

The Deck by Arun Residence (デック・バイ・アルン・レジデンス)

約1,000

・タイ料理がメインだが、一部の創作料理も評判
・サンセットの時間帯に人気のリバービュー席は争奪戦になる可能性が高く、事前予約が必須

Rongros (ロンロス)

約500〜800

・ターティアン船着場の近くにある本格タイ料理レストラン
・ワットアルンを真正面から見られる立地が人気で、予約推奨

ARUN Riverside(アルン・リバーサイド)

約600~900

・ミクソロジストが常駐する本格派バー
・ホテルの屋上にあるが、宿泊者以外も利用できる
・照明が控えめで、夜景撮影にも最適

The Sixth (ザ・シックス)

約300

・王宮から徒歩圏内にある家族経営で現金払いのみの小さなカフェ

・定番のタイ料理やスムージーなど、休憩に適した軽食を提供
・ローカルな雰囲気を感じられるところがおすすめポイント

予約が埋まってしまう可能性が高い人気のレストランは早めに抑えましょう。
タイ料理を味わいながらチャオプラヤー川とワットアルンを臨む特別な体験をぜひ検討してみてください。

半日〜1日で満喫!リバーサイドモデルコース(観光+食事)

すでにご紹介したワットアルン周辺の観光地とチャオプラヤー川周辺のレストランを組み合わせ、写真撮影の時間も確保したモデルコースをご紹介します。

8:00

ワットアルン開門直後に参拝→塔頂から朝日を撮影

9:30

渡し船(約30バーツ)でワットポーまで移動→涅槃仏を見学→マッサージ体験(200バーツ/30分)

12:00

Rongrosでランチ&川を見ながら休憩 (予約推奨)

13:30

徒歩で王宮へ移動→エメラルド仏を拝観→15:30時の閉門前に出発

16:00

ARUN Riverside 屋上のカフェでクールダウン→夕景を待機

18:00

The Deckに到着→黄金に染まるワットアルンとサンセットを撮影



費用目安は、交通費100バーツ+拝観料700バーツ+マッサージ代200バーツ+飲食代1,500バーツ=1人あたり約2,500バーツほどです。
歴史、文化、食事、建築を堪能し、適度な休憩を取り入れられる余裕のあるコースなので、ぜひ参考にしてみてください。

ワットアルン訪問時のFAQ

ここでは、ワットアルンを訪れる際の疑問点を3つご紹介します。

現地の支払い方法は?

大型レストラン、ホテル、高級カフェなどでは基本的にクレジットカードを使用できますが、ワットアルン周辺は利用不可な場面も多く、現金とカード両方の携帯が必須です。

屋台や渡し船、チャオプラヤー・エクスプレス、トゥクトゥクやマッサージのチップ、一部施設の入場料などは現金のみが多いため、1日あたり800〜1,200バーツほど用意しておくと余裕をもって過ごせます。

写真撮影はどこまでOK?

本堂では、フラッシュや三脚、自撮り棒、ドローンは使用禁止です。
記念撮影であっても、仏像に背を向けたりジャンプしたりする行為は不敬とされます。

また、僧侶を撮影したい場合は必ず敬意を払って許可をとりましょう。
通行の妨げ、手すりの占領などをせず、他の観光客の写り込みにも配慮することが重要です。

子供連れや高齢者でも安心して観光できる?

ワットアルンの敷地内には段差や階段が多く、主塔は非常に勾配のきつい階段を上る必要があります。
手すりはあるものの、段の高さは30〜40cmほどで体力を削られます。

また、境内は屋根が少ないため、日傘や帽子で直射日光を遮り適度に涼む時間をとるなど、日差しが強い日の暑さ対策は特に重要で、熱中症対策がマストです。

敷地内のトイレは、入場口、境内の数か所など散策の動線上に設置されているため、お子さまの急なトイレ休憩にも対応しやすいです。
一部の有料トイレはバリアフリー対応で、車いすの方でも無理なく利用できるよう整備されており、比較的安心して観光できます。
サポートが必要なお子さまや、体力に自信がない高齢者は無理のない範囲での観光を心がけてください。

まとめ

ワットアルンの基本情報から事前知識、周辺の観光スポットや注意点などをご紹介しました。
背景にあるストーリーや具体的な観光方法への知識が、より深まったのではないでしょうか。仏教と建築、タイの自然と世界観が絶妙に融合したワットアルンには、まだまだ奥深いトピックがあります。実際に目にし撮影した際に、新たな発見がいくつもあることでしょう。
事前準備をしっかり行い、安全かつ効率的にワットアルンを楽しんでください。

記事上で

• “暁の寺”ワットアルンの歴史と魅力をサクッと解説
• ワットアルンの正式名称と由来
• 歴史と文化的背景
• 営業時間・入場料・所要時間
• ワットアルンへの最も便利な行き方は船×MRT(地下鉄)!
• 一番おすすめのアクセス:船×MRT(地下鉄)
• タクシー・トゥクトゥク利用の注意点
• 他寺院とのアクセス(ワットポーなど)
• ワットアルンの見どころ5選【写真映えスポットも紹介】
• 見どころ①:大仏塔(プラーン)と陶器の装飾
• 見どころ②:小仏塔とバランスの美しさ
• 見どころ③:山門と門番像(ヤック&モック)
• 見どころ④:本堂と仏像群
• 見どころ⑤:ライトアップと夜景
• 【朝イチor夕方がベスト】ワットアルンを90分で楽しめるおすすめ時間帯
• 滞在目安と時間の使い方
• 朝・夕のベストショット時間と混雑回避術
• 服装とマナーの注意点【寺院訪問前にチェック】
• 入場時に求められる服装ルール
• レンタル衣装・巻きスカート情報
• マナーと注意事項まとめ
• ワットアルン周辺の絶景スポット
• 観光スポット:ワットポー・王宮
• カフェ・レストラン
• 半日〜1日で満喫!リバーサイドモデルコース(観光+食事)
• ワットアルン訪問時のFAQ
• 現地の支払い方法は?
• 写真撮影はどこまでOK?
• 子供連れや高齢者でも安心して観光できる?
• まとめ
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