「セブ島はもう行かないと感じる理由とは?」渋滞や治安問題、観光地の物価高など、セブ島旅行が期待外れになる理由を解説し、準備次第で楽しい旅行に変える方法をご紹介します。「セブ島は合わないかも」という方は、他のリゾート地も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
結論からいうと、「セブ島にもう行かない」という意見があるのは事実です。日中のほとんどの時間で起こる渋滞や観光客を狙った美人局やスリなどの犯罪もあり、人によっては向かないこともあるでしょう。
また、観光地が少ないことやビーチが遠いことから「思ったよりつまらない」という感想を抱く人もいます。
しかし、セブ島の観光地を事前にリサーチしたり、安全な移動手段を確保したりすれば、楽しい旅行に変えることは十分可能です。マリンアクティビティやスパを楽しめたり、街歩きをして歴史や文化に触れられる魅力的なリゾート地であることは変わりありません。
この記事では、「セブ島にはもう行かない」と言われるネガティブなポイントを詳しくお伝えするとともに、それらを回避するための対策についてもしっかりご紹介していきます。
セブ島に「また行きたい」と思える旅行にするためには、しっかりと事前準備をすることがポイントです。この記事を読んで、セブ島旅行を最高の思い出にする準備を整えましょう!
国内外から多くの観光客が訪れるセブ島ですが、なぜ「もう行かない」と言われてしまうのでしょうか?それには、大きく分けて3つの理由が挙げられます。
しかし、しっかりと対策をしておけば、セブ島は安全に楽しく遊べる観光地です。「もう行かない」と言われる理由と解決策について、それぞれ詳しく解説します。
セブ島は比較的穏やかな観光地として人気があり、フィリピンの他の都市と比較しても治安は良好といわれています。(出典:【安全対策情報】セブにおける安全対策(安全の手引き)の改訂)
しかし、日本に比べると犯罪発生率は高く、観光客を狙ったスリ・ひったくり・置き引きなどには注意が必要です。
とくに、混雑したナイトマーケットやバス・ジープニーを利用する際は、バッグをしっかり閉めて体の前に持ち、貴重品を最小限にするなどのセキュリティ対策が欠かせません。スマホはスリの被害に遭いやすいので、必要以上に取り出さないことがおすすめです。
他にも、相場より高いタクシー料金を請求するぼったくりタクシーや詐欺被害も後を断ちません。必ず複数人で行動し、少しでも怪しいと思ったら「NO」と断る勇気も大切です。
空港や観光地周辺ではとくに被害が多いため、「Grab」などの配車アプリを利用すると、料金トラブルもなく目的地までスムーズに到着できるでしょう。
セブ島では、とくに危険とされるダウンタウンエリアがあります。
カルボンマーケットは、「セブの台所」と呼ばれるほど、新鮮な魚や野菜が集まるセブ島最大のローカルマーケットです。一方で、「セブで一番危険な場所」として紹介されるほど、スリや置き引きの多発地帯でもあります。
パシル地区は、地元住民が暮らすエリアでカルボンマーケットから徒歩10分ほどに位置しており、治安が良いとは言えません。一部がスラムエリアになっていて、犯罪発生率が高くなっています。
ほかにも、マンゴースクエア周辺やマクタン島のリゾートエリア外なども犯罪発生率が高くなっているエリアです。
貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、夜の一人歩きや人通りの少ない場所は避けるなど、セキュリティ意識を高めておくことが大切です。
セブ島といえば「ビーチリゾート」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?しかし、実はセブ市内からアクセスしやすいビーチは少なく、一番近いマクタン島のビーチまで車で1時間以上かかります。そのため、思っていたほど「リゾート感がない」と感じる観光客も多いようです。
市内は交通渋滞も激しく、街中にはゴミが散乱しているところもあるため、「南の島の雰囲気をゆっくり感じたい」と思っている人にとっては、期待外れ感が否めません。
有名なテーマパークなどもないため、ホテルを出ると「やることがない」「観光地が少ない」と感じる人もいるでしょう。
美しいビーチやマリンアクティビティを楽しみたいなら、セブ島の南東に位置するオスロブやダイビングの聖地として知られるモアルボアルがおすすめです。どちらもセブ市内からバスで約2〜3時間ほどの距離にあり、ジンベエザメやウミガメウォッチングが楽しめます。
もっと手軽にリゾート感を楽しみたいなら、セブ島の東側に位置するマクタン島が有名です。白い砂浜と青い海が広がり、イメージ通りのリゾート感を楽しめるでしょう。
セブ市内を散策したいという人は、歴史的な観光スポットを中心に巡ってみるのもおすすめです。
フィリピンの歴史や文化を学びながら街歩きをすれば、今までと違ったセブ島の景色が見えてきます。
家族連れで楽しみたいという人は、アクティビティとホテルが一体となった「ジェイパーク アイランド リゾート アンド ウォーターパーク」や、買い物やゲームが楽しめる「アヤラセンターモール」「SMシティーセブ」もおすすめです。
セブ島をしっかり楽しむポイントは、目的に合ったエリアやアクティビティを選ぶところにあります。事前にしっかりリサーチして、最高のセブ島旅行にしてくださいね。
セブ島に行ったらナイトライフを楽しみたい!という人も多いですよね。しかし、地元の女性が親しげに接近してきたあと、強面の男性が現れて高額な金銭を要求してくる「美人局(つつもたせ)」の被害が多発しています。
フィリピンでは、セットアップと呼ばれる巧妙で大掛かりな詐欺事件も発生しているため注意が必要です。
セットアップは、未成年の女性を襲ったと言いがかりをつけ、保護者や弁護士、警官までも共犯となり、標的を犯罪者に仕立て上げます。
証拠を捏造されて言い逃れができない状況に追い込まれた結果、高額な示談金の支払いを余儀なくされます。甘い誘いには警戒し、未成年者が絡む場合は安易に応じないように注意してください。
とくに、マンゴーストリートはバーやクラブが立ち並んでいて、ナイトライフを楽しむ観光客に人気のエリアとなっていますが、犯罪の多発エリアとしても有名です。美人局や詐欺の被害も多いため、遊ぶ際には十分注意してください。
旅行中にスリや置き引きにあったり、高額な支払いを要求されて怖い思いをしてしまったら、そのあとの旅を楽しむ気分にはなれません。
セブ島でナイトライフを楽しむときは、一人歩きはできるだけ避け、繁華街や怪しいバーでの誘いに安易に乗らないなどの注意が必要です。食事をする際も、現地で評判の良いバーやレストランを利用すると良いでしょう。
ツアーやアクティビティを利用する際は、宿泊施設が提供するプランを利用すると安全に楽しめます。
万が一、美人局や詐欺などのトラブルに巻き込まれた場合に備えて、日本大使館や現地警察の連絡先を事前に確認しておくことも大切です。
もし問題が起きてしまったら、金銭を支払う前にホテルに相談するなど、落ち着いて対処するよう心がけましょう。
「セブ島はもう行かない」と言われる主な理由を3つご紹介してきましたが、実はその他にも不満に感じるポイントがいくつかあります。
ここからは、治安以外で不満が多いセブ島の現実と、その解決策について詳しくご紹介します。
セブ島は、近年経済発展がめざましく、新しいショッピングモールなども次々と建設されています。住民の生活水準も上がり、車を所有する家庭も増えたことで、セブ市内の主要道路は日中のほとんどの時間帯で渋滞するようになりました。
行き止まりが多く抜け道が少ないこと、信号機が不足しているなどの事情も重なり、交通事故の発生率も高くなっています。
とくに、空港のあるマクタン島からセブ市内を繋ぐ2つの橋は渋滞が激しいエリアです。スムーズに行けば30分で渡れますが、余裕を持って1時間半を目安に考える必要があります。
主要な観光地周辺も混雑しやすいため、スケジュールはゆとりを持って立てておくことがおすすめです。交通渋滞を避けるために、フェリーを使った移動も近年注目されています。
セブ島の食事は「口に合わない」と感じる日本人も少なくありません。というのも、フィリピン料理は酸味や甘味が強い料理が多く、日本人に馴染みのない調味料も多く使われるためです。
豚の丸焼きであるレチョンや炒め物のシシグ、春巻きのルンピアなどは代表的なローカルフードで人気もありますが、観光地のレストランで食べると値段の割に味が微妙なことも多くあります。
食事の事前リサーチは入念におこない、地元の食事がどうしても合わない場合は、日本食レストランを選択するのもおすすめです。
また、セブ島の浄水設備や水質はあまり良くないため、水道水を直接飲むと食あたりを起こす危険があります。激安の屋台などでは、まれに水道水が使われていることがあるため注意が必要です。
安すぎる店や衛生面に不安を感じる店は避け、飲み水はスーパーやコンビニでミネラルウォーターを購入するようにしましょう。
セブ島を訪れる際は、天候にも注意が必要です。とくに、6〜11月は雨季にあたるため、短時間で大雨が降るスコールが多くなります。
ビーチやアクティビティが制限されるほか渋滞も激しくなるため、セブ島観光が楽しめないだけでなく、移動のストレスも多くなるタイミングといえるでしょう。
雨季のセブ島を楽しむなら、ショッピングモールでの買い物やスパ巡りがおすすめです。セブ島の中心部には多くのショッピングモールが集まっており、買い物以外にも映画やゲーム、カラオケなどのエンタメも充実していて、移動なしで一日中楽しめます。
また、格安スパからホテル併設のリゾートスパまで充実しているのもポイントです。マッサージの種類も豊富で、日本に比べて安価で受けられるので、毎日通って日頃の疲れを癒すのも良いでしょう。
フィリピンの物価は日本の1/3といわれていますが、セブ島の物価は高いと感じることがあります。とくに、観光客向けのレストランやショッピングモールでは、現地の水準より高く設定されていることが多いです。
地元向けのレストランでは1食300ペソ(約800円)もあれば十分満足できる料理を楽しめます。しかし、観光地になると同じメニューが500ペソ(約1,300円)以上かかることもあり、「もう行かない」と言われる理由になっているのです。
旅行費用を抑えるなら、ローカルマーケットや屋台を利用するのも良いでしょう。観光地では味わえない地元ならではの食事やお土産を低価格で手に入れられます。
また、地元民が利用するMy Busやジープニーといった公共交通機関やホテルを利用するのもおすすめです。事前に価格情報をリサーチしておけば、コストパフォーマンスの高いセブ島旅行を実現できます。
「セブ島にもう行かない」といわれる理由の一つとして、虫が多いことが挙げられます。セブ島は亜熱帯気候で一年中日本の初夏のような気候が続くため、蚊・アリ・ゴキブリ・ハエ・ダニが多いことが特徴です。
ホテルの部屋の中でも虫を発見することがあるため、虫が苦手な人にとってストレスになることがあります。
なかでも、雨季は蚊が発生しやすいタイミングです。セブ島の蚊は日本の蚊と種類が違うため、刺されるとデング熱などの感染症にかかるリスクがあります。
セブ島を訪れる際はできるだけ肌の露出を控え、虫よけスプレーを持参しておくことがおすすめです。蚊取り線香もあれば、ホテルの部屋も快適に過ごせるでしょう。
食べかけの食事やお菓子を放置しないことも、虫を回避する大切なポイントです。
「セブ島はもう行かない」といわれる理由を紹介してきましたが、それでもセブ島の海外観光客は年々増加しています。その理由は、セブ島には「もう行かない」を上回る魅力と楽しみ方が溢れているからといえるでしょう。
セブ島の魅力と楽しみ方について、3つのポイントを詳しく解説していきます。
セブ島の魅力といえば、美しいビーチと海のアクティビティは絶対に外せないポイントですよね。
セブ市内からバスで約3時間ほどの場所にあるモアルボアルのホワイトビーチは、名前の通り白い砂浜が特徴です。ビーチ沿いにはレストランやバーが立ち並び、一日中のんびり海辺を楽しめます。
世界中からダイバーが集まるダイビングスポットにもなっているため、海に潜ればカラフルな魚やウミガメにも会えるスポットです。シュノーケリングツアーに参加すれば、幻想的なイワシトルネードに遭遇したり、ジンベエザメと泳ぐ貴重な体験もできるでしょう。
マクタン・セブ国際空港のあるマクタン島は、理想的な白い砂浜と青い海が広がっています。リゾートホテルも多く立ち並び、日本人にも人気のエリアの一つです。ダイビングやシュノーケリング、パラセーリングなどのアクティビティも充実しています。
マクタン島から船で約1時間の場所にあるパンダノン島は、「天国に一番近い島」という別名を持つ離島です。透き通った遠浅の海とホワイトサンドが美しく、南国らしいゆったりとした時間を過ごせます。
ほかにも、セブ島の周りには自然豊かな離島がたくさん点在しているので、お気に入りの離島を見つけてみてくださいね!
外国の文化や歴史に興味があるなら、セブ市内の街歩きもおすすめです。セブ島にはフィリピンの歴史を感じる観光名所がいくつかあり、リゾート地の顔とはまた違った一面を楽しめます。
なかでもおすすめなのは、サントニーニョ教会、フォート・サン・ペドロ要塞、マゼラン・クロスの3カ所です。
サントニーニョ教会は、1565年に建設されたフィリピン最古の教会の一つで、フィリピンのキリスト教発祥の地といわれています。毎年1月の第3日曜日には「シノログ」というサントニーニョのお祭りが開催され、一年で一番賑わう時期です。
セブ港の近くにあるフォート・サン・ペドロ要塞は、フィリピン最古の要塞で、完成まで700年もの時間を要しています。第二次世界大戦中は日本軍の捕虜収容所としても使われるなど、フィリピンの戦火の歴史が刻まれている場所です。
ポルトガル人の冒険家・マゼランが1521年に建てた十字架であるマゼラン・クロスは、フィリピン最初のキリスト教徒であるセブのフマボン王とファナ女王、400人の臣下が初めて洗礼を受けた場所といわれています。
1984年に建てられた八角堂の天井には、当時の洗礼式の様子が色鮮やかに描かれており、フィリピンのキリスト教の歴史を感じることができる場所です。
また、市民の台所といわれるカルボンマーケットを訪れれば、セブ島ならではの食文化も体感できます。マンゴーやパイナップルなど、南国フルーツも格安です!屋台もたくさんあり、安くて美味しい食事も楽しめます。
カルボンマーケットに行く際は、最低限の貴重品のみにして、日中の時間帯に訪れることがおすすめです。
セブ島は「スパ天国」と呼ばれるほど、多様なスパを体験できる場所としても有名です。街中の格安スパもおすすめですが、せっかくセブ島を訪れたなら、非日常的なホテルのリゾートスパを受けてみてはいかがでしょうか?
フィリピンは物価が安いため、憧れの贅沢なホテルスパが、日本の半額ほどの価格で受けられます。
ホテルスパならではの贅沢な空間で極上のサービスを受ける時間は、仕事や旅の疲れを完璧に癒してくれるでしょう。場所によっては送迎車も利用できるので、移動のストレスを感じることもありません。
旅の締めくくりに極上スパを受けて、身も心もリフレッシュしてくださいね!
ここまで読んで「やっぱりセブ島は合わないかも...」と思った人もいるかもしれません。そんな方におすすめのそのほかのリゾート地もご紹介していきます。
それぞれの魅力や選び方のポイントも解説していきますので、旅行先の参考にしてくださいね。
「セブ島のような渋滞や混雑は避けたい」という人におすすめなのがボラカイ島です。セブ島と同じくフィリピンの島の一つで、セブ島から飛行機で約45分の場所に位置しています。
約4kmにわたる白砂のビーチと透明度の高い青い海から、アジアで一番美しい島とも呼ばれていて、世界中から愛されるリゾート地です。そして、一日の入島観光客数を19,215人に制限しているため、過度な混雑がないことも特徴となっています。
観光インフラも整っていて、リゾートホテルやレストランに困らないところも嬉しいポイントです。価格もリーズナブルな宿泊施設から高級リゾートまで揃っているので、予算に合わせて楽しめます。
ボラカイ島なら、南国らしいゆったりとしたリラックスタイムを楽しめますよ!
リゾート比較 | セブ島 | ボラカイ島 |
渋滞・混雑 | しやすい | ほとんどなし |
環境保護 | ゴミ問題が多い | 入島制限がある |
物価 | 高い | 安い |
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「手付かずの自然を楽しみたい!」という人は、エルニドがおすすめです。エルニドはフィリピンのパラワン島にあるリゾート地で、透明度の高い海や美しいラグーン、切り立った石灰岩の断崖など豊かな自然が楽しめます。
ビッグラグーンやスモールラグーンが楽しめるアイランドホッピングが人気で、エルニドの自然を楽しむなら一度は参加したいツアーです。
1,700もの島々からなるエルニドは一島一リゾートとなっているため、静かで落ち着いた時間を過ごせるのも魅力の一つとなっています。セブ島の賑やかなビーチとは異なり、ゆったりとした時間が流れているリゾート地です。
リゾート比較 | セブ島 | エルニド |
ビーチの混雑 | 賑やか | 静か |
自然の豊かさ | 観光客が多い | 楽しめる |
環境保護 | ゴミ問題が多い | 自然環境に配慮 |
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「旅行に行ったらナイトライフを楽しみたい!」という人は、プーケットはいかがでしょうか?タイ最大の島であるプーケットには、大規模なクラブが多く点在し、多くの観光客で賑わっています。セブ島に比べて治安も良好なため、安心して夜の街を楽しめるでしょう。
もちろんビーチリゾートとして楽しめる魅力も満載で、白い砂浜と透明度の高い海があり、人気の観光地となっています。賑やかな雰囲気ならパトンビーチ、静かなリゾートが好みならカロンビーチやカタビーチがあり、好みに応じてビーチを選べるのも魅力です。
ビーチアクティビティ以外にも、カヤックやトレッキング、ジップライン、ラフティング、バイクなどが楽しめるスポットもあり、幅広い魅力で人々を楽しませてくれます。
さらに、トムヤムクンやパッタイなど、日本人にも人気のあるタイ料理が楽しめるのも魅力の一つといえるでしょう。
アクティビティと合わせてナイトライフを楽しみたい人は、ぜひプーケットを調べてみてくださいね!
リゾート比較 | セブ島 | プーケット |
ナイトライフ | 小規模で混雑が少ない | 国際色豊かで観光客も多い |
アクティビティ | マリンアクティビティが充実 | ジャングルアドベンチャーも楽しめる |
食事 | 甘味や酸味が強い | タイ料理が楽しめる |
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「美味しい食事を楽しみたい!」という人は、インドネシアのバリ島がおすすめです。「セブ島のフィリピン料理は口に合わなかった」という人でも、ナシゴレンやミーゴレンなど、日本でも馴染みのあるエスニック料理が楽しめます。
新鮮なシーフードが楽しめるレストランも多く、日本人からの人気も高いリゾート地です。ウブド地区ではヘルシーな食事を提供するカフェやレストランも多く、健康志向の人も楽しめる魅力があります。
他にも、街中にはインドネシアのヒンドゥー文化が色濃く残っていて、寺院巡りや伝統舞踊、ヨガ・スパなど選択肢が幅広いことも特徴の一つです。歩いて回れるエリアが多くフォトジェニックなスポットも多いため、食べ歩きを楽しむのも良いでしょう。
セブ島に比べて治安も比較的良好ですが、最低限のセキュリティ対策は忘れずにおこなってくださいね。
リゾート比較 | セブ島 | バリ島 |
食事 | 甘味や酸味が強い | スパイス系が多い |
街歩き | 都市的でローカル色が薄い | バリ文化が色濃く残る |
治安 | スリやひったくりが多い | 観光エリアは比較的安全 |
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「南国に行きたいけど虫は苦手!」という人には、インド洋に浮かぶ1,200の島々からなるモルディブがおすすめです。モルディブは、一島一リゾートとなっていて高級リゾート地として人気があり、自然環境が整備されているため、虫が少ないという特徴があります。
また、世界的なダイビングスポットとしても有名で、色とりどりの珊瑚礁や豊富な海洋生物と触れ合えるのも魅力の一つです。ウミガメやジンベエザメ、マンタ、ホワイトチップシャークなどの大型海洋生物も見られます。
水上ヴィラやビーチヴィラが主流となっているため、プライベート感あふれる空間でリラックスできるのもおすすめポイントです。都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた非日常を味わえるリゾート地となっています。
リゾート比較 | セブ島 | モルディブ |
虫の多さ | 蚊やハエが多い | リゾート地は少ない |
雰囲気 | 賑やか | プライベート感が強い |
費用 | 約70,000円〜 | 約120,000円〜 |
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セブ島も自然豊かでさまざまなアクティビティが楽しめる素敵なリゾート地ですが、ご紹介したように渋滞やスリ、天候や物価の問題などのデメリットがあることも事実です。
セブ島以外のリゾート地に行こうかどうか迷ったときは、まずはあなたにとっての優先順位を明確にすると選びやすくなります。旅の満足度を決める要素は人によって違うため、食事や治安、衛生環境など、譲れないポイントを洗い出してみましょう。
譲れないポイントが明確になったら、あなたの理想を叶えてくれるリゾート地が見えてくるはずです。せっかくの旅行が満足できるものになるように、ゆっくり時間をとって考えてみてくださいね。
今回は、「セブ島はもう行かない」といわれる理由や対策方法について、それぞれ詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか?
今回の内容を簡単におさらいします。
セブ島は自然豊かでたくさんの魅力があるリゾート地ですが、治安や衛生問題、渋滞や観光客の混雑といった問題も抱えています。
そのため、人によって向き不向きがあることが考えられますが、事前にしっかりリサーチして準備しておけば、楽しい旅行に変えることも可能です。
「セブ島はもう行かない」と後悔する前に、あなたに合った旅の楽しみ方を見つけることが、満足度をあげるキーポイントになります。
場合によっては代替案も検討しつつ、満足のいく旅行を楽しんでくださいね!