沖縄の穴場リゾート「ナガンヌ島」ってどんなところ?|行き方・楽しみ方・おすすめツアー情報も

Traveloka Japan
29 Apr 2025 - 読了時間:約 1 分
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ナガンヌ島とは?

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©tutae/shutterstock

沖縄本島の沖合い約12km、東シナ海に浮かぶナガンヌ島。“ナガンヌ”とは沖縄の方言で“長いもの”という意味で、実際この島の南北の距離はわずか約200m、東西に約1.7kmという横に細長い形をしています。

神山島とクエフ島に並び、珊瑚礁でできた慶伊瀬島(チービシ環礁)のひとつに数えられ、ビーチの砂はすべて珊瑚のかけらなのだとか! “ケラマブルー”に彩られた海と真っ白な砂浜のコントラストが織りなす絶景が、訪れる人を魅了しています。

ナガンヌ島はアジサシと呼ばれる渡り鳥の繁殖地となっていて、東西の両端が特別鳥獣保護区に指定されているほか、ウミガメの産卵地でもあることからそのエリアは立ち入り禁止区域となっています。

観光客が楽しめるのはそれ以外となる中央の白砂が広がるエリア。船が到着する桟橋は南側中央にあり、その目の前に「ダイニングテラス」が建っています。ここでは沖縄そばやカレーライスといった食事からホットドッグやフライドポテトなどの軽食、ソフトドリンクやビールなどのアルコール飲料も楽しめますよ。

「ダイニングテラス」を北へ進むと、シャワーや更衣室、そしてコインロッカーなどの設備が整う「パームハウス」、その横に海水浴が楽しめるビーチがあります。

島の中央にはトイレが設営されているほか、マリンスポーツや宿泊、コテージなど各種問い合わせができる「総合カウンター」も完備。宿泊棟となる「レストハウス」は、「総合カウンター」南のビーチ沿いに並んでいます。

ナガンヌ島への行き方&宿泊ツアー

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ナガンヌ島は那覇から船で約20分の距離にあり、直接アクセスできるという利便性の高さも人気を後押ししています。

定期船が出航するのは、那覇の市街地から車で約20分の泊港(とまりこう)の「泊ふ頭旅客ターミナル」。泊港周辺は渋滞が多いそうなので、出発の際は早めに港に着けるようにしておいた方が安心です。

港付近には有料パーキングが複数あるので、レンタカーを利用している場合は港に駐車しておくこともできますよ。ナガンヌ島への定期便は株式会社とかしきが1日1~2便運航しています。スケジュールは時期によって異なるので、公式サイト(https://www.nagannu.com/index.php)で事前に確認しましょう。

ナガンヌ島は無人島ですが、日帰りだけでなく宿泊することもできるんです。その場合はツアーに申し込む必要があり、宿泊プラン付きのツアーは例年5月から9月頃に催行。

島内にはエアコン&ベッド付きの宿泊棟「レストハウス」があります。温水シャワー付きの共用スペースがあり、環境にやさしいシャンプーやリンス、石けんが用意されています(昼間はソープ類が使用禁止のため、夕方以降の利用となる)。他の洗面用具と着替えは自分で用意が必要です。

日帰り観光客が帰った後、宿泊者のみの限られた人数だけが残る無人島での宿泊。海に囲まれた小さな島でロマンチックな夕暮れ時や、都会では見られないような満天の星空が広がる夜など、非日常を味わう忘れられない時間となりそうです。

宿泊プランは公式サイトでチェックしてみてくださいね。
https://www.nagannu.com/index.php_

※2025年4月1日から開催が予定されていたナガンヌ島ツアーは、那覇泊港-ナガンヌ島間の運航予定船舶の使用が出来なくなったため、2025年度泊港発着のナガンヌ島ツアーの販売は停止されています。発着地や運航スケジュール・一部ツアーの内容を変更し、販売に向けて調整中とのことです(2025年3月現在)。

ナガンヌ島での楽しみ方

ナガンヌ島ではどのような過ごし方ができるのでしょうか? 具体的にご紹介します。

➀絶景ビーチでのんびり

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南国リゾートでの醍醐味といえば、澄んだ海が目の前に広がるビーチでのゆっくりとしたくつろぎの時間。海水浴用ビーチは島の北側に広がり、遠浅で波も穏やかなので子ども連れなどの家族にもぴったりです。

“ケラマブルー”の海を一望する絶景ビーチで、思い思いの時を過ごしましょう。日差しが強い時はパラソルのレンタルが利用できるほか、ビーチの近くのレストコテージをレンタルで利用することも可能です。

②シュノーケリング

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珊瑚礁に囲まれたナガンヌ島の魅力をさらに満喫したい人は、水面から気軽に海の中を覗けるシュノーケリングがおすすめ。

ビーチに近い場所でも、ハリセンボンやコバルトスズメ、クマノミなどの南国らしい魚たちとの遭遇率が高く、初心者から上級者まで楽しめると評判です。

島周辺の珊瑚礁までボートで案内してくれるガイド付きツアーも催行。シュノーケリングツアーの期間は、例年4月~11月頃です。インストラクターが同行し遊泳区域外にも連れて行ってくれるので、通常では訪れることができないポイントへ足を延ばせるチャンスです。

③無人島でバーベキュー

島にはレストハウスでの食事のほか、バーベキューランチというオプションも。那覇からの往復の乗船代とバーベキューの道具、施設利用料、そしてお肉や野菜、ライスといった食材までセットになったツアーが4月〜11月頃に催行しています。無人島という開放的な場所でのバーベキューは、いつもとは違う格別な味わいとなりそうですね。

日帰りと宿泊どちらがおすすめ?

日帰りの場合は、比較的短い時間で美しい海や無人島の雰囲気を楽しめるため、他の観光スポットと組み合わせやすいです。

宿泊の場合は、夕日や星空など、日帰りでは味わえない島の魅力を体験でき、ゆっくりと過ごすことができます。ただし、宿泊施設は限られているので、早めに予約したほうが良いでしょう。

短時間でナガンヌ島の美しい海を楽しみたい人、他の観光スポットも巡りたい人は、日帰りがおすすめ。ナガンヌ島の美しい景色を時間を気にせず満喫したい人、特別な時間を過ごしたい人には、宿泊が向いています。

ナガンヌ島で過ごすための注意点

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自然が大切に守られ特別鳥獣保護区もあるナガンヌ島では、ツーリストが訪れる際に注意しておくべき点もあります。ナガンヌ島に行く際は事前にチェックしてルールを守って旅を楽しみましょう。

まず、島内への持ち込みについて。島内のゴミを最小限に抑えるため、個人の飲食物は持ち込みできません。大きな手荷物(クーラーボックスや折りたたみ式の椅子など)のほか、銛(モリ)槍(ヤリ)などの鋭利な物も持ち込み不可となっています。また島内の生態系の保護の観点から、ペットを同行させることもできません。

海に囲まれた環境ではありますが、ナガンヌ島で釣りと潮干狩りは禁止されています。海洋環境保護とゴミ削減の観点からシャンプーや石鹸の使用もできません。

レストランでの飲食、マリンスポーツのレンタルやオプションツアーの支払いなど、島内ではクレジットカードの使用ができません。現金を必ず用意しておきましょう。ツアー代のみクレジットカードでの清算が可能です。

島内はほぼ自然の状態が保たれており、バリアフリーの体制が整っていないことから、自力歩行が困難な方など状況に応じて乗船できないケースも。高速航行の船は振動が大きく、妊娠中の人は乗船できないほか、海のコンディションによっては、小さな子どもや高齢者もその対象となることがあるようです。

まとめ

慶伊瀬島(チービシ環礁)に属す珊瑚礁でできたナガンヌ島。四方を海に囲まれた小さな無人島ならではの贅沢な環境で、遠浅の白い砂浜が広がる絶景ビーチを存分に楽しんでください!

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