タイ旅行・気を付けること全て解説!

Traveloka Japan
24 Mar 2025 - 読了時間:約 1 分

「タイ旅行で気をつけるべき注意点ってある?」

「タイの治安や食事、衛生面や現地でのマナーを知りたい」

「タイ旅行前に準備した方が良い持ち物ってなに?」

今、あなたはこのように考えていませんか?

タイは正確な知識と準備さえあれば、一生の思い出に残る魅力的な旅先になります!

この記事では

タイの基本情報
タイに渡航する際に必要な手続き
タイ旅行の注意点
タイ旅行で必要な持ち物
タイ旅行で注意が必要なもの
タイにチップはあるのか?

について解説します。

※記事の内容は、2025年2月時点の情報です。

【時差は2時間!1バーツ=4.5円】タイの基本情報

タイ旅行の前に知っておきたい基本情報をまとめました。

■首都

バンコク(地図: Bangkok

■人口

6,609万人(参考:外務省H.P

■時差

日本より2時間遅い(例:日本が15時の時、タイは13時)

■公用語

タイ語(観光地では英語も通じることが多い)

■気候

年間を通して温暖で湿度が高いのが特徴です。大まかに分けるとタイには以下の3つのシーズンがあります。

・涼しい季節(11月〜2月):比較的過ごしやすい気温で、観光に最適な時期です。

・暑い季節(3月〜5月):気温が上昇し、特に内陸部ではかなりの高温となります。

・雨季(6月〜10月):短時間の集中豪雨が頻繁に発生し、湿度が高くなります。

■通貨

バーツ(THB)

※2025年2月時点で、1バーツ=約4.55円(参考:YAHOO!ファイナンス

■パスポート

パスポート:タイ入国には、残存期間が6ヶ月以上のパスポートが必要です。

■ビザ

日本国籍の場合は、観光目的で60日以内の滞在であればビザは不要です。

ただし、60日を超える滞在や観光目的以外の入国の場合は、事前にビザを取得する必要があります。(参考:外務省「海外安全ホームページ」

タイ旅行に必要な手続き【60日以内の観光ならビザ不要!】

タイ旅行をスムーズに楽しむためには、事前の準備が大切です。

ここでは、タイへ渡航する前に済ませておくべき手続きについて解説します。

観光目的の場合はビザ不要

日本国籍の方は、観光目的で60日以内の滞在であれば査証は不要です(2024年7月15日以降、無査証滞在期間が30日から60日に延長されました)※見出し改善案

ただし、入国時にパスポートの残存期間が6か月以上あることが求められます。

商用や長期滞在の場合

商用目的や60日を超える滞在の場合は、事前に査証を取得する必要があります。

申請には、滞在目的を証明する書類(例:雇用契約書や招待状)やパスポート、申請書などが必要です。

詳しくは、駐日タイ王国大使館ホームページ(https://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/)をご確認ください。

航空券の手配、予約時期と方法

タイ行きの航空券は、座席供給数や訪日観光客の影響で混み合うことが多いため、渡航が決まり次第、早めの手配をおすすめします。

予算を抑えたい場合、LCC(格安航空会社)の利用が有効です。

ただし、受託手荷物や機内食が有料の場合があるため、総費用を確認しましょう。

【LCC例】

快適さやサービスを重視する場合、タイ国際航空や全日空(ANA)などのフルサービスキャリアがおすすめです。

【フルサービスキャリア】

ホテルの予約

滞在先のホテルも事前に手配しておきましょう。

バンコクやチェンマイなどの主要都市では、観光シーズン中に人気のホテルが満室になることがあるので早めに予約しておきましょう。

予約時には、禁煙ルームや喫煙可能エリアの有無など、希望条件を確認することをおすすめします。

パッケージツアーの活用

航空券とホテルを別々に手配するよりも、パッケージツアーを利用することで、費用を抑えられる場合があります。

旅行会社が提供するツアーは、団体向けにまとめて手配するため、個別に予約するよりも割安になることが多いです。

海外旅行保険の加入

タイ旅行中の万が一のトラブルに備え、海外旅行保険への加入を強くおすすめします。

医療費や救援費用、盗難被害、フライトの遅延などをカバーする保険を選びましょう。

特に、タイでは医療費が高額になる場合があるため、十分な補償額が設定されているプランを選ぶことが重要です。

新型コロナウイルス関連の規制は撤廃されていますが、感染症に備えた保険加入も検討すると安心です。

保険はオンラインで簡単に申し込むことができます。

出発当日でも加入可能なプランも多いため、旅行直前に確認しておくと良いでしょう。

【海外旅行保険の会社例】

タイ旅行ではスリ・お釣り・タクシー・食中毒・マナーに注意!

魅力あふれるタイ旅行ですが、日本とは異なる文化や習慣、そして注意すべき点もいくつかあります。

安全で楽しい旅にするために、事前に確認しておきたい注意点をまとめました。

タイ旅行ではスリ・ひったくり・マッサージ店での犯罪に注意!

スリの注意点

スリは、観光地や公共交通機関などの人混みでよく発生します。

特に、バンコクの公共交通機関や観光名所では注意が必要です。

スリ被害にあわないために、旅行中はできるだけ以下の点に注意しましょう。

・所持品は身体から離さず、バッグは前で持つ。

・大きなバッグやリュックは避け、貴重品をポケットに入れない。

・貴重品(パスポート、現金、クレジットカードなど)は宿泊先のセーフティボックスに保管する。

ひったくりの注意点

ひったくりも特に多く、バイクや自転車に乗った犯人によって行われることがあります。

ひったくりを避けるためには以下のポイントに注意してください。

・車両に乗る際は、バッグや手荷物を車両の内側に保持する。

・人通りの少ない場所では油断せず、周囲を確認する。

・盗まれても慌てず、冷静に警察に通報する。

マッサージ店で気をつけること

タイのマッサージは非常に人気ですが、すべてのマッサージ店が良心的とは限りません。

一部の店舗では過剰な請求やサービスの強要があるため、以下の点に注意してください。

・事前に店の評判を確認し、口コミを参考にする。

・明瞭な料金表示がある店を選ぶ。

・不安な場合は、他の店に移動する勇気を持つ。

タイ旅行中は紙幣へのお釣り・クレカのスキミングに注意!

1,000バーツ紙幣へのお釣りが払えないお店がある

タイでは、1,000バーツ札や500バーツ札などの高額紙幣を使用する際、小規模な店舗や屋台、タクシーなどで「お釣りがない」と言われることがあります。

特に、20バーツ程度の少額の買い物で1,000バーツ札を出すと、店員に嫌がられることがあります。

■対策

空港や市内の両替所で両替する際、可能であれば小額紙幣を多めにもらうようリクエストしましょう。

セブンイレブンなどの大手コンビニエンスストアで買い物をして高額紙幣を崩すのも効果的です。

高額紙幣しか持っていない場合は、購入前に店員や運転手にお釣りが用意できるか事前に確認することをおすすめします。

両替時の注意点

タイでの両替は、一般的に日本国内で行うよりも現地で行ったほうがレートが良いとされています。

ただし、空港内の両替所はレートがあまり良くない場合があるため、最低限の金額を両替し、市内のレートの良い両替所を利用するのが賢明です。

■対策

・銀行や公式の両替所などの信頼できる場所で両替する。

・両替前にレートを比較し、お得な場所を選ぶ。

クレジットカードの利用

タイでは、大型ショッピングモールや高級レストランでクレジットカードが使えますが、以下の点に注意が必要です。

・手数料がかかる場合がある:特にVISAやMasterCardを使う際、海外利用手数料がかかることがあります。

・スキミング被害に注意:クレジットカード情報を盗まれる「スキミング」被害が報告されています。

■対策

・スキミング防止のため、ICチップ付きのクレジットカードを利用する。

・目の前でカード決済してもらい、暗証番号入力時には手元を隠す。

・帰国後、カードの利用明細を確認し、不正利用がないかチェックする。

タイではタクシーのトラブル・渋滞に注意

タイ旅行では、交通渋滞やタクシー利用時のトラブルを避けるための準備が重要です。

以下で詳しく解説します。

タクシー利用時の注意点

メーターの使用確認

タクシーに乗車する際は、必ずメーターが作動しているか確認しましょう。

一部の運転手はメーターを使わず、高額な料金を請求することがあります。

乗車前に「メーターを使ってください」と伝えることが重要です。

目的地の明確化

目的地は具体的に伝えましょう。

例えば、スクンビット通りだけでなく、「BTSアソーク駅」や「スクンビットソイ○○」など、詳細に伝えることで誤解を防げます。

支払い時の注意

支払いの際、大きな紙幣しかないとお釣りがない場合があります。

小銭や小額紙幣を用意しておくと安心です。

配車アプリの活用

「Grab」などの配車アプリを利用すると、料金が事前に分かり、運転手の情報も確認できるため、安心して利用できます。

渋滞対策

渋滞の多いエリアと時間帯

バンコクのシーロム通りやスクンビット通りなどは、特に渋滞が激しいエリアです。

ラッシュアワー(朝夕)は避けて移動するのが賢明です。

代替交通手段の利用

渋滞を避けるため、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)、水上バスなどの公共交通機関を活用しましょう。

これらは渋滞の影響を受けにくく、効率的に移動できます。

バイクタクシーの利用

短距離の移動や渋滞時には、バイクタクシーが便利です。

ただし、安全面に注意し、ヘルメットの着用を忘れずに。

タイでの飲食は水道水・生の野菜やシーフードを避けよう

食事や水で気をつけること

タイでは、日本と異なる衛生環境のため、以下の点に注意が必要です。

水道水を避ける

タイの水道水は飲用に適していません。

現地の人もミネラルウォーターを使用するのが一般的です。

飲み水は必ずペットボトルの水を購入し、氷も避けるか、信頼できる店で提供されたものを選びましょう。

屋台の食事

タイの屋台は安くて美味しい料理が楽しめますが、衛生面に注意が必要です。

特に、生野菜や生のシーフードは避けるのが無難です。

また、卓上に置かれた水や調味料は、衛生状態が不明な場合があるため使用を控えましょう。

お店の選び方

タイで安全に食事を楽しむためには、以下のような信頼できるお店を選ぶことをおすすめします。

繁盛しているお店を選ぶ

地元の人や観光客で賑わっているお店は、食材の回転が早く、鮮度が保たれている可能性が高いです。

口コミサイトを活用

タイでは「Wongnai」や「ミシュランガイド」などのグルメサイトが充実しています。

これらを活用して、評判の良いお店を事前に調べておくと安心です。

フードコートを利用

初めてタイを訪れる方や衛生面が気になる方には、ショッピングモール内のフードコートがおすすめです。

清潔で、地元の味を楽しめるメニューが揃っています。

食中毒になったときの対処法

万が一、食中毒の症状が出た場合は、細菌性の感染を疑い、自己判断せずにできるだけ早く医療機関を受診して下さい。

食中毒の主な症状

食中毒の症状は、感染した細菌やウイルスの種類によって異なりますが、一般的には以下のような症状が見られます。

吐き気や嘔吐
腹痛
下痢(時には30回以上になることも)
発熱
脱水症状

下痢や嘔吐が続く場合、脱水症状を防ぐために経口補水液(ORS)やココナッツウォーターなどを摂取しましょう。

タイ旅行中は赤・黄色の服はNG【服装マナー】

タイ旅行を計画する際、現地の文化やマナーに適した服装選びは非常に重要です。

特に避けるべき色や服装のマナーについて理解しておくことで、現地でのトラブルを未然に防ぐことができます。

避けるべき色とその理由

タイでは、特定の色が政治的なシンボルとして認識されています。

特に赤色と黄色は、それぞれ異なる政治団体の象徴とされており、これらの色の服装は避けるのが無難です。

迷彩柄の服装も軍隊を連想させるため、控えることが推奨されています。

寺院訪問時の服装マナー

タイの寺院は神聖な場所とされており、訪問時の服装には特に注意が必要です。

ノースリーブ、ショートパンツ、ミニスカート、ビーチサンダルなど、肌の露出が多い服装は避けましょう。

また、帽子やサングラスも禁止されている場合があります。

寺院によっては、入り口で服装のチェックが行われ、不適切な服装の場合、上着やズボンをレンタルできる場所もあります。

高級レストランやホテルでのドレスコード

バンコクなどの都市部では、高級レストランやホテルのルーフトップバーなどでドレスコードが設けられている場合があります。

短パンやタンクトップ、サンダルなどのカジュアルすぎる服装は控え、カジュアルスマートな服装を心掛けると良いでしょう。

タイ旅行中は蚊を媒介とする感染症・狂犬病対策を!

タイは旅行中の衛生面や感染症対策には十分な注意が必要です。

以下で詳しく解説します。

タイ旅行中の衛生面で気をつけること

水道水は飲まない

タイでは水道水をそのまま飲むことは避けましょう。

水道水には細菌や寄生虫が含まれている可能性があり、飲用には適していません。

飲み水は必ずペットボトル入りのものを購入し、氷にも注意が必要です。

特に屋台で提供される氷は水道水から作られている場合があるため、避けるのが無難です。

屋台での食事に注意

タイの屋台料理は魅力的ですが、衛生状態が十分でない場合があります。

以下の点に注意してください。

作りたての料理を選ぶ
生野菜や生もの(刺身や半生の貝類など)は避ける
賑わっている屋台を選ぶ(回転率が高いほど新鮮な可能性が高い)

手洗いと消毒を徹底

旅行中は手洗いを徹底し、消毒用のウェットティッシュやアルコール消毒液を携帯しましょう。

特に屋台や公共の場で食事をする際には、手指の清潔を保つことが重要です。

虫や動物による感染症とその予防策

蚊を媒介とする感染症

タイではデング熱、マラリア、チクングニア熱など、蚊を媒介とする感染症が多く見られます。

特に雨季には蚊の活動が活発になるため、以下の対策をしましょう。

長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を減らす
DEET(ディート)成分を含む虫除けスプレーを使用する
蚊帳や蚊取り線香を活用する
よどんだ水たまりを避ける(蚊の繁殖地となるため)

狂犬病や動物由来の感染症

タイでは野犬や野生動物との接触に注意が必要です。

狂犬病はタイでも報告されている感染症の一つで、動物に咬まれたり引っかかれたりすることで感染する可能性があります。

野犬や野生動物には近づかない
動物に触れた場合はすぐに石鹸と水で洗浄し、医療機関を受診する
渡航前に狂犬病ワクチンを接種することを検討する

タイ旅行中は王室への敬意を!他人の頭を触ったり指差しするのもNG

タイでは宗教や文化に深い敬意が払われており、知らずに失礼な行動を取ってしまうと、現地の人々を不快にさせる可能性があります。

以下で詳しく解説します。

タイ旅行で気をつけるマナー

寺院での服装と行動

タイの寺院(ワット)は神聖な場所とされており、訪れる際には以下の点に注意が必要です。

■露出の多い服装はNG:ノースリーブ、ショートパンツ、ビーチサンダルなどは避けましょう。必要に応じてショールやパーカーを持参すると便利です。

■靴を脱ぐ:寺院の本堂に入る際は必ず靴を脱ぎます。

■仏像より高い位置に立たない:仏像は神聖視されているため、仏像より高い位置に立つことや、寄りかかる行為は不敬とされます。

■女性は僧侶に触れない:女性が僧侶に触れることは禁じられています。物を渡す場合は、直接ではなく布や台を介して渡しましょう。

王室への敬意

タイでは王室が非常に尊敬されており、王室に関する批判や軽率な発言は法律で罰せられることもあります。以下の点に注意してください。

■紙幣やコインを丁寧に扱う:タイの通貨には王室の肖像が描かれているため、踏んだり投げたりする行為は厳禁です。

■公共の場での国歌:毎朝8時と夕方6時に公共の場で国歌が流れる際は、立ち止まって敬意を示しましょう。

頭や足に関するタブー

タイでは身体の一部に関する独特の文化的タブーがあります。

■頭を触らない:頭は「精霊が宿る場所」とされており、他人の頭に触れることは非常に失礼です。

■足の扱いに注意:足は「不浄」とされており、人や仏像に足を向けることは避けましょう。また、他人をまたぐ行為も失礼とされています。

タイ旅行で避けるべきジェスチャーや行動

不適切なジェスチャー

■指差し:人を指差す行為は失礼とされます。代わりに手のひら全体を使って示すようにしましょう。

■怒りを露わにしない:タイは「微笑みの国」として知られ、感情を穏やかに保つことが重視されます。怒りや苛立ちを表に出すことは避けましょう。

公共の場でのスキンシップ

タイでは公共の場での過度なスキンシップ(ハグやキスなど)は好ましくありません。特に寺院内では控えめな行動を心がけましょう。

タイのWi-Fi環境【現地のフリーWi-Fi・SIMカードが利用可能】

タイのインターネット接続に関して、以下で詳しく解説します。

フリーWi-Fiの利用

カフェやレストラン、ショッピングモール、ホテルなどの民間施設でも無料のWi-Fiが提供されています。

これらの多くは、店内にパスワードが掲示されているか、スタッフに尋ねることで利用可能です。

ただし、利用者が多い時間帯や場所では、通信速度が低下することがあります。

セキュリティの注意点

無料のWi-Fiは便利ですが、セキュリティ面でのリスクもあります。

暗号化されていないネットワークでは、第三者に通信内容を傍受される可能性があり、個人情報やパスワードの漏洩リスクが高まります。

そのため、公共のWi-Fiを利用する際には、オンラインバンキングや重要な情報の送受信は避けることをおすすめします。

安全なインターネット利用のための対策

タイで安心してインターネットを利用するための方法として、以下の選択肢もあります。

ポケットWi-Fiのレンタル

日本からポケットWi-Fiをレンタルして持参することで、セキュリティ面の不安を軽減できます。

例えば、「WiFiBOX」や「ZEUS WiFi」などのサービスでは、1日あたり数百円から利用可能で、無制限プランも提供されています。

これらのデバイスは、空港や自宅で受け取り・返却が可能で、手続きも簡単です。

現地のSIMカードの利用

SIMフリーのスマートフォンをお持ちの場合、タイの主要な通信キャリア

(AIS、TrueMove H、DTAC)からプリペイドSIMカードを購入することができます。

これにより、現地の通信ネットワークを利用してインターネットにアクセスできます。

ただし、購入時にはパスポートの提示が必要で、設定やチャージの手間がかかる場合があります。

海外ローミングサービスの利用

日本の携帯キャリアが提供する海外ローミングサービスを利用することで、現地での設定なしにインターネットを利用できます。

しかし、料金が高めに設定されている場合が多いため、事前にプラン内容や料金を確認することが重要です。

タイ旅行には予約確認書類・現金・参拝用の衣類・変圧器を忘れずに!

タイ旅行を快適に楽しむためには、事前の準備が重要です。

特に、現地の電圧事情や変圧器の必要性を理解しておくことで、旅行中のトラブルを防ぐことができます。

タイ旅行で必要な持ち物をリストアップし、タイの電圧事情について詳しく解説します。

タイ旅行で必須の持ち物リスト

1.パスポートと関連書類

パスポート(残存有効期間が6か月以上あることを確認)
航空券やホテル予約確認書
海外旅行保険証書(万が一のトラブルに備えて)

2.現金とクレジットカード

タイの現地通貨である「バーツ」は、タイ到着後に両替所や銀行で日本円から簡単に交換できます。

日本国内でタイバーツを用意するのは難しいため、出発前に日本円を持参しておくと便利です。

現地での両替レートは、タイの両替ショップや銀行で行う方が有利な場合が多く、手数料の面でも節約につながります。(参考:JTB公式サイト) 

クレジットカードは、ホテルや大型ショッピングモール、国際的なチェーン店などで広く使えるため、安心して決済ができます。

ただし、一部の屋台や小規模な店舗では現金のみとなる場合があるので、現金とクレジットカードをバランス良く準備しましょう。

3.衣類と靴

軽装:タイは年間を通じて暑い気候のため、通気性の良い服装が適しています。
寺院参拝用の服:肩や膝を隠す服装が必要です。
歩きやすい靴:観光地巡りにはスニーカーやサンダルが便利です。

4.日用品

虫除けスプレー:蚊が多い地域では必須です。
日焼け止め:紫外線が強いため、肌を守るために必要です。
ポケットティッシュやウェットティッシュ:屋台や公共トイレで役立ちます。

5.電化製品と充電関連アイテム

スマートフォンやカメラ
モバイルバッテリー:観光中に充電が切れるのを防ぐため。
変換プラグ:タイのコンセント形状に対応するために必要です(詳細は後述)

タイの電圧事情と変圧器の必要性

タイの電圧とコンセント形状

■電圧:タイの電圧は220Vで、日本の100Vとは異なります。

■コンセント形状:タイでは主にAタイプとCタイプのプラグが使用されています。日本のAタイプはそのまま使える場合が多いですが、Cタイプに対応する変換プラグを持参すると安心です。

変圧器は必要か?

■不要な場合:最近のスマートフォン、カメラ、ノートパソコンなどは「100V〜240V」に対応しているため、変圧器なしで使用可能です。これらの製品には、変換プラグだけを用意すれば問題ありません。

■必要な場合:ドライヤーやヘアアイロンなど、一部の日本製電化製品は220Vに対応していないことがあります。この場合、変圧器が必要です。ただし、変圧器は重く高価な場合が多いため、海外対応の製品を購入する方が便利です。

変換プラグと変圧器の選び方

■変換プラグ

タイのAタイプとCタイプに対応したものを選びましょう。

USBポート付きのものを選ぶと、複数のデバイスを同時に充電できて便利です。

■変圧器

持参する電化製品の消費電力に対応したものを選ぶ必要があります。

特にドライヤーやヘアアイロンは消費電力が高いため、対応する変圧器を事前に確認してください。

ただし、この2つの製品は消費電力が約1,200wと高く、安価な変圧器では対応していないことが多いです。

これらの高消費電力の製品に対応した変圧器を日本で購入してから持参するという方法もありますが、高価になるためあまり推奨できません。

また、現地で購入した場合、帰国後に使用できないというデメリットがあります。

そのため、海外対応の製品を日本で購入して持参することをおすすめします。

タイへの電子タバコ・加熱式タバコの持ち込みは絶対NG!

タイ旅行を楽しむためには、持ち込み禁止品や制限品目については十分な注意が必要です。タイ旅行で気をつけるべき重要なポイントをまとめました。

電子タバコと加熱式タバコの厳格な規制

タイでは、電子タバコや加熱式タバコに関する規制が非常に厳しいです。

2014年12月に発令された「電子タバコ禁止条例」により、これらの製品の輸入、販売、所持、使用がすべて禁止されています。

この規制には以下の製品が含まれます。

IQOS(アイコス)などの加熱式タバコ
Vapeなどの電子タバコ
プルームテックなどの類似製品

違反した場合の罰則は非常に厳しく、最高で10年の懲役または50万バーツの罰金が科せられます。

個人的な使用目的であっても例外ではありません。

タバコの持ち込み制限

通常のタバコについても、持ち込み数量に制限があります。

紙巻タバコ:200本(1カートン)まで
葉巻、刻みタバコ、嗅ぎタバコ:総重量250gまで

これらの制限を超えると、1カートンあたり約4,785バーツ(約15,000円)の罰金を科せられます。(参考:JAL公式H.P

アルコールの持ち込み制限

アルコール類の持ち込みにも制限があります。

1本(1リットル)以下で、それ以上の持ち込みは原則没収及び罰金の両方を科せられます。(参考:タイ国政府観光庁H.P

その他の禁止品目

タイへの持ち込みが禁止されている主な品目には以下のものがあります。

あらゆる種類の麻薬(大麻、阿片、コカイン、モルヒネ、ヘロイン)
わいせつな文書、写真、物品
許可のない火器および弾薬

タイではレストラン・ホテル・マッサージ店でチップが必要

タイでは、日本と違ってチップを渡す習慣があります。

いつ、どこで、どれくらい渡せばいいのか、シーン別の目安をわかりやすく説明します。

チップが必要な場面と相場

レストラン

高級レストランや冷房設備のある店舗では、請求額に10%のサービス料が含まれていない場合は、請求額の5%〜10%程度のチップが一般的です。

10%のサービス料が含まれている場合、チップは払わなくてもよいでしょう。

屋台のような屋外に席があるお店でも、チップの必要はありません。

ホテル

ホテルのクラスによってチップの相場が異なります。

格安ホテル:20バーツ
中級ホテル:40〜50バーツ
高級ホテル:100バーツ

ホテルで個別サービスを提供してくれる従業員(ベルボーイ、ベッドメイキング、ルームサービスなど)に個別で渡します。

担当者は日替わり制のことが多いため、サービスを受けた都度チップを渡すことをおすすめします。

ベッドメイキングへのチップは、枕の上やベッドの周りに置いておくとよいでしょう。

マッサージ

タイでマッサージを受ける際、施術時間に応じて以下のチップを渡すのが一般的です。

90分以上のコース:100バーツ
90分未満のコース:50バーツ​

ただし、サービスの質に応じて金額を調整しても構いません。

タクシー

基本的にチップは不要ですが、おつりをチップとして支払うのが一般的です。

(例:料金が95バーツの場合、100バーツを支払う)

大きな荷物の積み下ろしなど、特別なサービスを受けた場合は20バーツほど追加で渡すとよいでしょう。

ゴルフ

キャディには300〜500バーツ程度のチップが相場です。

打ちっぱなしでクラブを持ってくれたスタッフには20〜50バーツ程度が適切です。

チップを渡す際の注意点

・硬貨ではなく紙幣で渡しましょう。

・直接やり取りできるスタッフには、別れ際に渡すことをおすすめします。

タイにおいて、チップは良いサービスへの感謝の表現です。

チップを渡さないと次回以降のサービスが低下する可能性があるため、特にサービスの質が著しく低い場合を除き、適切なチップを渡すことをおすすめします。

【ディスクリプション】

タイ旅行の全情報を徹底解説!首都・人口・時差など基本情報から渡航手続き、治安・犯罪、マナー、金銭・交通、食事・持ち物、電圧・Wi‑Fi、チップ相場まで、安心安全な旅のための注意点を余すことなく網羅した完全ガイドです!

記事上で

• 【時差は2時間!1バーツ=4.5円】タイの基本情報
• タイ旅行に必要な手続き【60日以内の観光ならビザ不要!】
• 観光目的の場合はビザ不要
• 商用や長期滞在の場合
• 航空券の手配、予約時期と方法
• ホテルの予約
• パッケージツアーの活用
• 海外旅行保険の加入
• タイ旅行ではスリ・お釣り・タクシー・食中毒・マナーに注意!
• タイ旅行ではスリ・ひったくり・マッサージ店での犯罪に注意!
• スリの注意点
• ひったくりの注意点
• マッサージ店で気をつけること
• タイ旅行中は紙幣へのお釣り・クレカのスキミングに注意!
• 1,000バーツ紙幣へのお釣りが払えないお店がある
• 両替時の注意点
• クレジットカードの利用
• タイではタクシーのトラブル・渋滞に注意
• タクシー利用時の注意点
• メーターの使用確認
• 目的地の明確化
• 支払い時の注意
• 配車アプリの活用
• 渋滞対策
• 渋滞の多いエリアと時間帯
• 代替交通手段の利用
• バイクタクシーの利用
• タイでの飲食は水道水・生の野菜やシーフードを避けよう
• 食事や水で気をつけること
• 水道水を避ける
• 屋台の食事
• お店の選び方
• 繁盛しているお店を選ぶ
• 口コミサイトを活用
• フードコートを利用
• 食中毒になったときの対処法
• 食中毒の主な症状
• タイ旅行中は赤・黄色の服はNG【服装マナー】
• 避けるべき色とその理由
• 寺院訪問時の服装マナー
• 高級レストランやホテルでのドレスコード
• タイ旅行中は蚊を媒介とする感染症・狂犬病対策を!
• タイ旅行中の衛生面で気をつけること
• 水道水は飲まない
• 屋台での食事に注意
• 手洗いと消毒を徹底
• 虫や動物による感染症とその予防策
• 蚊を媒介とする感染症
• 狂犬病や動物由来の感染症
• タイ旅行中は王室への敬意を!他人の頭を触ったり指差しするのもNG
• タイ旅行で気をつけるマナー
• 寺院での服装と行動
• 王室への敬意
• 頭や足に関するタブー
• タイ旅行で避けるべきジェスチャーや行動
• 不適切なジェスチャー
• 公共の場でのスキンシップ
• タイのWi-Fi環境【現地のフリーWi-Fi・SIMカードが利用可能】
• フリーWi-Fiの利用
• セキュリティの注意点
• 安全なインターネット利用のための対策
• ポケットWi-Fiのレンタル
• 現地のSIMカードの利用
• 海外ローミングサービスの利用
• タイ旅行には予約確認書類・現金・参拝用の衣類・変圧器を忘れずに!
• タイ旅行で必須の持ち物リスト
• タイの電圧事情と変圧器の必要性
• タイの電圧とコンセント形状
• 変圧器は必要か?
• 変換プラグと変圧器の選び方
• タイへの電子タバコ・加熱式タバコの持ち込みは絶対NG!
• 電子タバコと加熱式タバコの厳格な規制
• タバコの持ち込み制限
• アルコールの持ち込み制限
• その他の禁止品目
• タイではレストラン・ホテル・マッサージ店でチップが必要
• チップが必要な場面と相場
• レストラン
• ホテル
• マッサージ
• タクシー
• ゴルフ
• チップを渡す際の注意点
ホテル
航空券
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