この記事では、初めてベトナムを訪れる方から、より深く探求したいリピーターまで、ベトナム遺に関する情報を詳しく解説いたします。
ベトナムには数多くの歴史的建造物が点在しますが、特に初心者にはユネスコ世界遺産に登録されている遺跡群がおすすめです。。
遺跡名 | UNESCO登録年 | 主な特徴 | 標準的な見学時間 | 拠点都市 |
ミーソン聖域 | 1999年 | ・チャンパ王国のレンガ建築・宗教的中心地 | 1.5~2時間 | ホイアン |
フエの建造物群 | 1993年 | ・阮朝の壮大な皇城と帝廟群 | 半日~2日 | フエ |
古都ホイアン | 1999年 | ・国際貿易港の面影・ランタンの灯る街並み | 半日~1日 | ホイアン/ダナン |
ハロン湾-カットバ諸島 | 1994年+ | ・石灰岩の奇岩群が織りなす絶景クルーズ | 日帰り~2泊3日 | ハノイ/ハロン |
タンロン遺跡 | 2010年 | ・歴代ベトナム王朝の中心地・地下考古遺構 | 1.5~2時間 | ハノイ |
チャンアン複合景観 | 2014年 | ・カルスト地形と古都遺構の融合・ボート遊覧 | 2.5~3時間 | ニンビン |
ポーナガル塔 | ― (国定) | ・海辺のチャンパ遺跡・女神信仰 | 1時間 | ニャチャン |
【画像】
4世紀から13世紀にかけて栄えたこの文明の精神的な心臓部であり、レンガ造りの塔が特徴的な建築様式を今に伝えています。
1999年にユネスコ世界遺産に登録され、かつては70棟あった塔のうち、現在は約20棟が現存しています。
敷地内の徒歩移動距離は約1.5kmで、実質的な見学時間は60分~90分程度です。
特に「B群、C群、D群などの塔頭(G群も含む)」は保存状態が良く、最も緻密なレリーフが残されており、チャンパ独自のレンガ彫刻技術の極致を見ることができます。
また、09時30分と10時30分に開演するチャムダンスショーは、文化体験として見逃せません。
雨季の後には、レンガと苔むした壁のコントラストが一層美しく、写真映えします。
ホイアン旧市街から車で約1時間、往復のタクシー料金は500,000から700,000ベトナムドンが相場です。
開場時間は06時00分から17時00分、入場料150,000ベトナムドンには電動バギーの料金が含まれています。
遺跡見学に約1時間、併設の博物館見学に約20分を見込むと良いでしょう。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
東京 羽田 (HND) に ハノイ (HAN)
から始まる 26,203円
Fri, 23 Jan 2026

中国国際航空
東京 成田 (NRT) に ハノイ (HAN)
から始まる 14,335円
Wed, 21 Jan 2026

中国国際航空
大阪 関空 (KIX) に ハノイ (HAN)
から始まる 14,573円

Cam Pho ward

Yzistel

9.7/10
•




Cam Pho ward
3,863円
3,442円
【画像】
フエは、ベトナム最後の王朝である阮(グエン)朝(1802年〜1945年)の都として栄えました。
1993年にユネスコ世界遺産に登録された建造物群は、皇城(ホアンタイン)、7つの主要な帝廟、そして多数の寺院から構成されています。
皇城単体でも見学に約2時間、帝廟は通常3ヶ所を巡る場合、それぞれ約1時間ずつを要します。
ミンマン帝廟は、その「水鏡軸線」と呼ばれるシンメトリーな設計が見事で、美しい写真撮影が可能です。
週末には皇城の城壁で夜間ライトアップやプロジェクションマッピングが実施されることもあり、現代的な演出も楽しめます。
また、王宮内にはアオザイ着用が必須とされるゾーンが存在する点も特徴的です。
フエ駅からGrabを利用すれば約10分(約50,000ベトナムドン)で皇城に到着します。
皇城の入場料は200,000ベトナムドン、帝廟3ヶ所共通券は420,000ベトナムドン(2日間有効)です。
開場時間は06時30分から17時30分となっています。
フエ市内の移動には、シクロ(1時間150,000ベトナムドン)やバイクレンタル(1日120,000ベトナムドン)が便利です。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
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Fri, 23 Jan 2026

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Loc Vinh Commune

Banyan Tree Lang Co Vietnam

9.5/10
•





Loc Vinh Commune
83,852円
62,889円
【画像】
ホイアンは、16世紀から19世紀にかけて国際貿易港として栄えた街並みが美しく保存されていることで知られ、1999年にユネスコ世界遺産に登録されました。
旧市街は約30ヘクタールの範囲に広がり、約1,100棟の歴史的家屋が残っています。
昼間の散策に約2時間、夜のランタン観賞に約2時間を見込むのが一般的です。
象徴的な存在である来遠橋(日本橋)は、夜になると青、橙、紫の3色にライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
毎月旧暦14日にはランタン祭りが開催され、歩行者天国となった通りや川面に映るランタンの灯りが格別の美しさです。
ダナン国際空港からシャトルバスで約45分(約150,000ベトナムドン)。街自体は24時間開放されていますが、外国人向けの共通入場券(120,000ベトナムドン、24時間有効)が必要です。
車両の進入は、09時00分から11時00分と15時00分から22時00分の時間帯で規制されています。
旧正月のランタン祭期間中は特別な交通規制が敷かれるため注意が必要です。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
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Cam Nam ward

ホイアン・メモリーズ・リゾート&スパ

9.0/10
•





Cam Nam ward
11,401円
10,628円
【画像】
ハロン湾からカットバ諸島は、石灰岩の奇岩や島々が織りなす広大で壮大な景観を誇ります。
1994年にハロン湾がユネスコ世界遺産に登録され、2000年に範囲が拡張、さらに2023年にはカットバ諸島が追加認定されました。
ハロン湾には約1,969の島々、カットバ諸島群には約336の島々が存在します。
観光は日帰り、1泊2日、または2泊3日のクルーズが一般的です。
2023年のカットバ諸島追加認定により、絶景エリアはさらに広がりました。
日帰りツアーの定番スポットとしては、スンソット洞窟やティートップ島が挙げられます。
より混雑を避け、カヤックなどを楽しみたい場合は、ランハー湾を巡るコースがおすすめです。
クルーズ船のデッキで楽しむサンセットBBQは、空撮写真のような美しいオレンジ色の空を背景に、格別な体験となるでしょう。
ハノイ旧市街からゴット港まではリムジンバスで約2.5時間(約350,000ベトナムドン)です。
クルーズ料金の目安は、日帰りで約600,000~2,200,000ベトナムドン(25~95USドル相当)、1泊2日で約2,900,000~6,000,000ベトナムドン(120~250USドル相当)です。
ベストシーズンは乾季にあたる10月から4月ですが、6月から8月はスコールが多くなります。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
東京 羽田 (HND) に ハノイ (HAN)
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Fri, 23 Jan 2026

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Bai Chay Ward

オークウッド ハロン

9.4/10
•





Bai Chay Ward
36,596円
27,447円
【画像】
タンロン遺跡は、11世紀から18世紀にかけてベトナム諸王朝の中心地であった場所で、2010年にユネスコ世界遺産に登録されました。
中央区画は約18.4ヘクタールの広さを持ち、地下には考古学的な遺構の展示館もあります。
日差しを遮る場所が少ないため、帽子の持参が推奨されます。
皇帝の進路であったとされる端門(ドアンモン)から龍の石段(龍階段)へと続くルートは必見です。
特に注目すべきは、18ホアンジエウ通りにある地下考古学ゾーンで、宋から黎朝にかけての陶磁器の破片などを間近に見学できます。
金曜日の夜には、「Decode Citadel」と題された約1.5時間の観光演出ツアーが開催され、特別な体験ができます。
ホアンキエム湖周辺からタクシーで約10分(約60,000ベトナムドン)です。
開場時間は08時00分から17時00分、入場料は30,000ベトナムドンで、オンラインでのQRコードチケット発券も可能です。
考古発掘区画の公開時間は10時00分から16時00分です。
滞在時間の目安は、地上部分の見学に約1時間、地下展示の見学に約30分です。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
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Fri, 23 Jan 2026

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Hang Dao Ward

上品なブティックホテル

9.4/10
•




Hang Dao Ward
8,637円
8,244円
【画像】
チャンアンは、カルスト地形の湿地帯と古都の遺構が融合した景観で、2014年に自然と文化の複合遺産としてユネスコ世界遺産に登録されました。
石灰岩の峡谷を小舟で巡る3つのルートが設定されており、その景観美が特徴です。
3つのボートトリップルートのうちの一つは、全長1,000mの洞窟を含み、映画『キングコング』のロケ地としても知られ、特に人気があります。
水上に浮かぶように建つチン寺では、シジミを供養する儀式が見られることもあります。
季節によって景観が異なり、3月から4月は黄色く色づいた稲穂と石灰岩のコントラスト、11月から12月の乾季には澄んだ水の色が楽しめます。
ニンビン駅からタクシーで約15分(約100,000ベトナムドン)です。
ボートのチケットは1人250,000ベトナムドン(4人乗り合い)で、所要時間は約2.5時間です。
週末の09時00分から11時00分は非常に混雑するため、14時00分以降の訪問が比較的空いています。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
東京 羽田 (HND) に ハノイ (HAN)
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Fri, 23 Jan 2026

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Ninh Tien Commune

ヌイ ヴァン チャン アン ホテル

9.5/10
•



Ninh Tien Commune
8,205円
7,643円
【画像】
ポーナガル塔は、8世紀から13世紀にかけて建立されたチャンパ王国の遺跡で、女神ヤーン・ポー・ナガルへの信仰の中心地でした。
レンガ造りの4棟の塔と香炉殿からなり、海抜10mの丘陵地に位置しています。
肌の露出が多い服装は禁止されています。
高さ25mの中央塔内部には、石造りのリンガ(シヴァ神の象徴)が祀られています。
チャム族による伝統舞踊や音楽の儀式が随時行われており、文化的な体験もできます。
市内のタップバー温泉とセットで観光するのも良いでしょう。
ニャチャン市中心部からGrabで約10分(約40,000ベトナムドン)です。
滞在時間の目安は、遺跡見学に約45分、展望テラスでの休憩に約15分です。
ベトナムの遺跡を俯瞰!時代別ざっくり年表&位置
ベトナムの地には、数千年にわたる人々の営みがあり、多様な文明が興亡を繰り返してきました。
それぞれの時代を代表する遺跡群は、その歴史の証人です。
Tue, 27 Jan 2026

ベトジェットエア
東京 羽田 (HND) に ハノイ (HAN)
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Fri, 23 Jan 2026

中国国際航空
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Loc Tho ward

メリア・ビンパール・ニャチャン・エンパイア

9.0/10
•





Loc Tho ward
7,096円
6,636円
現在のベトナム中南部に栄えた海洋交易国家で、ヒンドゥー教の影響を受けた独自の文化を育みました。
ミーソン聖域やポーナガル塔に代表されるレンガ造りの塔は、その特徴的な建築様式を今に伝えています。
ハノイのタンロン遺跡は、これらの諸王朝(李朝、陳朝、黎朝など)が都を置いた場所であり、ベトナム北部の政治・文化の中心地でした。
ベトナムを統一し、フエを皇都とした最後の王朝です。
フエの建造物群は、その時代の壮麗な建築と庭園様式を反映しています。
ビザについては、日本国籍の場合、一定期間内の観光目的の滞在であればビザが免除されることが一般的です。
気候については、北部(ハノイなど)は四季があり、冬(11月から3月頃)は涼しく乾燥し、遺跡観光に適しています。
中部(フエ、ホイアンなど)は乾季(1月から8月頃)と雨季(9月から12月頃)に分かれます。
南部(ホーチミン市など)は乾季(11月から4月頃)と雨季(5月から10月頃)があります。
既に世界遺産として名高い遺跡群に加え、ベトナムには将来的にその価値が国際的に認められる可能性を秘めた「ユネスコ世界遺産暫定リスト」記載の遺跡が存在します。
これらの遺跡は、まだ観光地化が進んでいない場所も多く、いわば「ブレイク前夜」の貴重な体験ができるかもしれません。
遺跡名 | 所在地 | 主な時代・文化 | 特筆すべき点 | 現在の観光状況 |
オケオ–バテ遺跡 | アンザン省 | 1–7世紀頃/扶南王国 | ・国際港湾都市跡・多様な出土品 | ・基礎インフラ整備中・探検的要素あり |
イェン・トゥ仏教聖域 | クアンニン省 | 13世紀 陳朝/竹林禅派発祥の地 | ・霊山・多数の寺院・ケーブルカーによるアクセス | ・観光開発が進展・多くの巡礼者 |
コーロア古城 | ハノイ市 | 紀元前3世紀 安陽王の都 | ・同心円三重土塁の独特な城郭構造・考古学的価値 | ・ハノイからの日帰り可能・広大 |
オケオ–バテ遺跡は、1世紀から7世紀頃にかけてメコンデルタ地帯で栄えた扶南(ふなん)王国の主要な港湾都市の跡地です。
2016年にユネスコ世界遺産暫定リストに登録され、2026年に正式な推薦書が提出される予定です。
遺跡群はバテ山の麓から平野部にかけて約433ヘクタールに及び、寺院跡、運河跡、墓域など40の遺構が確認されています。
現在の観光状況としては、保護区内の道は未舗装が多く、発掘現場には仮設の歩道が設けられている程度です。
バテ山の山頂にあるリンソンパゴダからは、リンガの祭壇と共に360度の平原の眺望が楽しめます。
オケオ地区の発掘トレンチでは、地層の断面や出土した土器片を間近に見学でき、管理人が常駐していれば説明を聞いたり、一部の土器片に触れたりする体験も可能です。
アンザン省博物館のオケオ・ギャラリーには、この遺跡から出土した金製の装飾品やローマ時代の貨幣などが展示されており、当時の国際交易の様子をうかがい知ることができます。
カントー市やチャウドック市、またはアンザン省の省都であるロンシュエン市からアクセスします。
ロンシュエン市中心部からは車で約1時間(約40km)、Grabタクシーで80,000から100,000ベトナムドンが目安です。
遺跡エリアの開場時間は7時30分から17時00分で、保護のための寄付金として20,000ベトナムドン、博物館の入場料は10,000ベトナムドン程度です。
モデルとなる滞在時間は、遺跡見学に1時間、山頂往復に30分、博物館見学に30分で、合計約2時間です。
乾季の午前8時から9時頃は、サイド光によってレンガの浮き彫りが強調され、青空とのコントラストも美しいでしょう。
バテ山山頂からは、夕焼けを背景にしたシルエット写真が狙い目です。
乾季は砂埃が多いため、レンズプロテクターの装着が推奨されます。
ドローンを使用する場合は事前の許可が必要で、高度は120m以内に制限されます。
イェン・トゥは、13世紀の陳(チャン)朝時代にベトナム独自の仏教宗派である竹林禅派(ちくりんぜんは)が発祥した霊山です。
最高峰は標高1,068mに達し、山麓から山頂にかけて約350ヶ所の寺院や祠が点在しています。
2022年にユネスコ世界遺産暫定リストに登録され、近年整備されたケーブルカーにより、年間約300万人の巡礼者や観光客が訪れます。
総延長4.2kmに及ぶ二連式のケーブルカーからは、眼下に広がる雲海や、11月頃には紅葉の美しい景色が楽しめます。
山頂に建つ「銅塔(ドンパゴダ)」は、重量70トンにも及ぶ青銅製の仏塔で、イェン・トゥの象徴的存在です。
ハロン湾からは車で約1時間、ハノイ旧市街からは高速道路E18号線を経由して約2.5時間です。
ケーブルカーの運行時間は7時00分から18時00分で、2ライン往復で350,000ベトナムドンです。
徒歩で巡礼する場合、登りに4時間、下りに3時間程度を要しますが、通常はケーブルカーと徒歩を組み合わせて4〜5時間程度の滞在となります。
日の出直後の銅塔は、雲海を抜けた瞬間にHDRブラケット撮影で捉えるのがおすすめです。
70〜200mmの望遠レンズで、僧侶と幾重にも連なる山稜を圧縮効果で表現するのも良いでしょう。
三脚の使用は可能ですが、堂内での使用は禁止されています。
ドローンは聖域内での飛行が禁止されており、山麓の駐車場から離陸する場合でも半径500mの制限があります。
コーロアは、紀元前3世紀に蜀(トゥク)の安陽王(アン・ズオン・ヴオン)が築いた都の跡です。
2023年にユネスコ世界遺産暫定リストへの推薦書が提出されました。
城郭全体の面積は約500ヘクタールに及び、堀の幅は20から30mにも達します。
安陽王を祀る祠(アン・ズオン・ヴオン祠)には、玉座や亀神伝説にまつわる石碑があり、特に旧暦1月6日には盛大な祭りが催されます。
内郭の午門(ゴモン)跡周辺は、三重の土塁がU字型にカーブしている様子が俯瞰でき、コーロアの特異な構造を理解するのに適しています。
敷地内の考古展示館では、約2万点もの青銅製の矢じりや、渦巻き文様の銅鼓など、貴重な出土品を見学できます。
ハノイ旧市街からは、ミーディンバスターミナル発の路線バス46番で約35分(約12,000ベトナムドン)、またはタクシーで約18km、30分(約220,000ベトナムドン)です。
開場時間は6時30分から18時、入場料は20,000ベトナムドン(展示館込み)です。
敷地内は広大なので、レンタサイクル(1時間30,000ベトナムドン)を利用するのが効率的で、見学の目安は約2時間です。
5月から7月にかけては、土塁沿いの蓮池と朝霧が美しい写真映えする光景を作り出します。
ドローンを使用する場合は、高度60m以下で螺旋状の城郭形態を撮影するのがおすすめです。
24mm程度の広角レンズで門と堀を三分割構図で配置するとバランスが良いでしょう。
夕方は西側の土塁の頂上から逆光のシルエットを狙うのも一興です。
旧市街へ戻る路線バスは17時台に混雑するため、タクシーを利用すると時間を節約できます。
旅のタイプ | 主な対象者 | 日数 | 予算目安(円) | 主な訪問エリア |
バックパッカー最速2泊3日 | ・学生・短期休暇・予算重視 | 2泊3日 | 約35,000円 | ・ハノイ・フエ |
女子旅ゆったり4泊5日 | ・写真・グルメ重視・快適さも追求 | 4泊5日 | 約60,000円 | ・ダナン・ホイアン・ミーソン |
子連れも安心の4泊5日 | ・未就学児~小学生連れの家族 | 4泊5日 | 約80,000円 | ・ハロン湾・ニンビン |
このプランは、学生や短期休暇を利用する旅行者を対象とした2泊3日の“最速バックパッカー”旅程で、総予算は約3万5,000円(交通費は約500万ベトナムドン、宿泊費は約50万ベトナムドン、アクティビティ費は約87万5,000ベトナムドン)に設定しています。
旅のスタートは1日目、7時30分にノイバイ国際空港へ到着したら、45,000ベトナムドンの86番バスで市内へ向かいます(所要約45分)。
9時からはタンロン遺跡を見学し、入場料30,000ベトナムドンで地下展示室もしっかり鑑賞しましょう。
昼食は12時30分、ハノイ名物のブンチャーを80,000ベトナムドンほどで味わい、14時からは旧市街を散策してホアンキエム湖にも立ち寄り、ビアホイで喉を潤します。
夜は19時25分発の国鉄SE3便寝台列車(4人部屋の軟臥、運賃約1,060,000ベトナムドン)に乗り込み、約14時間かけてフエへ向かいます。
2日目は9時30分にフエ駅に到着し、ゲストハウスに荷物を預けます(ドミトリー1泊約250,000ベトナムドン)。10時30分からはフエ皇城を見学(入場料200,000ベトナムドン)し、昼食にはフエ名物のブンボーフエを60,000ベトナムドンほどで堪能。
その後14時にGrabを利用してミンマン帝廟へ移動(約70,000ベトナムドン)し、帰路はフォーン川をドラゴンボートで下って風景を楽しみます。
夜19時からはナイトマーケットを散策し、屋台の総菜を120,000ベトナムドン程度で味わってローカル気分を満喫します。
最終日の3日目は7時、フエからダナンへ高速バスで移動します(所要約2時間、150,000ベトナムドン)。
ダナン到着後はそのまま空港へ向かい帰国便に乗るか、あるいは鉄道で次の目的地へと旅を延長するかを選択できます。
「女子旅ゆったり4泊5日」プランは、写真映えとグルメを重視しつつ、ある程度の快適さも求める女性旅行者を想定しています。
1人あたりの予算はおよそ6万円で、内訳は交通費が約6,250,000ベトナムドン、宿泊費が約6,000,000ベトナムドン、アクティビティ費が約2,750,000ベトナムドンです。
初日は午前中にダナン国際空港へ到着し、Grabを利用して約15分・80,000ベトナムドンで市中心部へ向かいます。
午後はドラゴン橋やハン市場周辺を散策し、おしゃれなカフェ巡りを楽しんだ後、夜にはピンク色が愛らしいダナン大聖堂を訪れ、海鮮BBQディナー(1人約250,000ベトナムドン)で締めくくります。
2日目は朝8時に出発するミーソン聖域への往復シャトルバス(約150,000ベトナムドン、所要約5時間)で神秘的な遺跡を見学します。
戻った後、14時30分からミーケービーチ前の高級スパで90分(約1,000,000ベトナムドン)のトリートメントを受け、旅の疲れをリフレッシュします。
3日目は世界遺産ホイアン旧市街へ。
朝にダナンからバスまたはミニバンで約45分(約100,000ベトナムドン)移動し、ランタンが美しいレストランでランチを堪能。
アオザイをレンタルして着付け体験(約200,000ベトナムドン)を楽しんだ後、夜は旧暦14日に開催されるランタン祭の幻想的な光景に浸ります。
ダナンへの帰路はタクシーを利用し、料金は約400,000ベトナムドンです。
4日目は午前中にアンバンビーチでSUP体験やパラソルを借りてのんびり過ごします(パラソルレンタル約100,000ベトナムドン)。
午後は五行山(マーブルマウンテン)で洞窟探検や写真撮影を満喫し、夕方にはルーフトップバーからサンセットを眺めてロマンチックなひとときを過ごします。
最終日はバクミーアン市場でローカル麺料理を味わい、旅の締めくくりに相応しい食体験を楽しんでから空港へ向かい帰国となります。
次に、子連れでも安心して楽しめる4泊5日の旅程をご紹介します。
ベビーカーを利用する幼児から小学生までのお子さまを想定し、総予算は約8万円で、交通費が約875万ベトナムドン、宿泊費が約450万ベトナムドン、そしてアクティビティ費が約300万ベトナムドンという内訳です。
初日はハノイに到着後、市内をのんびり散策します。
到着が早い場合はホテルのデイユースを利用して子どもたちをお昼寝させると移動の疲れが和らぎます。
夕方にはタンロンの水上人形劇を鑑賞し、ベトナムの伝統芸能を間近で楽しみます。
2日目は午前7時にリムジンバンでハロン湾へ向かい(所要約2時間半、片道35万ドン)、正午からはランハー湾を巡るミドルクラスのクルーズ船に乗船します。
1泊2食付きで大人約325万ドン、子ども約200万ドンと、雄大な石灰岩の景観をたっぷり堪能できます。
3日目の午前に下船した後は、専用車でニンビンへ移動します(約3時間、220万ドン)。
途中でバインカンなどのベトナム風うどんを味わいながら昼食休憩を取り、現地に到着したらゆったり過ごしましょう。
4日目は世界遺産に登録されているチャンアン複合景観で、約2時間半のボートトリップを楽しみます(1人25万ドン、膝上の幼児は無料の場合あり)。
午後はタムコックへ移動し、チャイルドシート付き自転車も選べるレンタサイクル(1日10万ドン)で、のどかな田園風景の中をサイクリングします。
最終日はニンビンからハノイへ戻り、時間に余裕があればハノイ動物園など子どもが喜ぶスポットに立ち寄ります。
その後、空港へ向かい帰路に就く流れです。
ベトナムの遺跡を快適かつ敬意をもって見学するためには、適切な服装、効率的なチケット購入方法、そして現地の習慣や遺跡保護に関するマナーを理解しておくことが大切です。
基本の服装では、綿や麻といった通気性の良い、軽量な素材の服がおすすめです。
日差しが強い場所が多いため、日焼け対策として薄手の長袖シャツや長ズボン、ロングスカートなどが役立ちます。
これらは、寺院など神聖な場所を訪れる際の肌の露出を避けるためにも有効です。
神聖な場所での服装では、パゴダ(仏塔)、寺院、祠、あるいはフエの王宮内の一部エリアやポーナガル塔など、宗教的・文化的に重要な場所では、肩と膝が隠れる服装が求められます。
タンクトップやショートパンツ、ミニスカートなど露出の多い服装は避けましょう。
履物では、遺跡の敷地は広く、石畳や未舗装の道も多いため、履き慣れた歩きやすい靴(スニーカーなど)が必須です。
寺院の堂内に入る際に靴を脱ぐ場合もあるため、着脱しやすい靴を選ぶと便利です。
日焼け対策グッズとして、日焼け止め(SPF50以上)、サングラス、つば広の帽子、UVカット機能付きの薄手の上着が必要です。
防虫対策では、虫除けスプレーまたはローションを用意してください。
雨具として、折りたたみ傘または軽量レインコートがあると安心です。
水分補給では、水筒またはペットボトルを持参しましょう。
便利グッズとして、ウェットティッシュ、携帯トイレットペーパー、ハンドサニタイザーがあると役立ちます。
充電器・モバイルバッテリーは、特に写真撮影が多い場合、バッテリー切れに備えて必要です。
現地通貨(小額紙幣)は、チケット購入、トイレ使用料、小規模な土産物店などで必要になります。
一部の主要な遺跡では、オンラインでのチケット購入やQRコードによる電子チケットシステムが導入されています。
例えば、ハノイのタンロン遺跡やホイアンの旧市街入場券などが該当します。
購入場所と注意点では、チケットは、各遺跡の公式サイトや信頼できるオンライン旅行代理店(OTA)、あるいは現地の正規チケット売り場で購入しましょう。
路上での客引きなどからの購入は、トラブルの原因となる可能性があるため避けるのが賢明です。
ベトナムにはフエの皇城やミーソン聖域など魅力的な遺跡が数多く点在し、訪れる季節やスタイルによって体験の彩りが変わります。
そこで旅を計画する際に押さえておきたいのが、気候への備え、支払い手段の選択、そしてガイド手配のコツといった基礎情報です。
以下では特に質問の多い3つのポイントについて順にお答えします。
はい、雨季でも楽しむことは可能ですが、いくつかの注意点があります。
メリットとして、観光客が比較的少なく、ゆっくりと見学できる可能性があります。
雨に濡れた木々や苔むした遺跡は、乾季とは異なるしっとりとした美しい表情です。
デメリットとして、突然の雨で観光プランが中断されたり、ハロン湾やチャンアンなどのボートトリップが天候により中止になったりする可能性があります。
湿度が高く、蒸し暑さを感じやすいでしょう。
遺跡内の道がぬかるんで歩きにくくなることもあります。
雨具(折り畳み傘、レインコート)は必需品です。
旅程には柔軟性を持たせ、天気予報をこまめに確認しましょう。
タンロン遺跡やフエの皇城内の博物館など、屋内施設も組み込むと良いでしょう。
ベトナムドン(VND)の現金とクレジットカードの両方を用意するのが最も便利です。
小規模な商店、屋台での食事、ローカル市場での買い物、一部の小規模な遺跡の入場料、チップなどには現金が必須です。
都市部以外では特に現金の重要性が高まります。
ホテル、比較的大きなレストラン、主要なツアー会社、オンラインでの航空券やクルーズの予約などでは、クレジットカードが広く利用できます。
ある程度の現金を両替して持ち歩き、高額な支払いや事前のオンライン予約にはクレジットカードを利用するという使い分けがおすすめです。
都市部にはATMも多数ありますが、手数料や引き出し限度額を確認しておきましょう。
状況によりますが、事前の検討と比較をおすすめします。
ミーソン聖域への日帰りツアーやハロン湾の1泊クルーズなど、人気の高いものは、特にピークシーズン(乾季や大型連休など)には事前に予約するのが賢明です。
オンラインや現地の信頼できる旅行代理店、ホテルのツアーデスクなどで、数日前から前日までに予約することで、確実に参加でき、料金や内容を比較検討する時間も持てます。
フエの皇城やタンロン遺跡などの主要な遺跡では、入口付近で遺跡専属の公認ガイドを雇うことができる場合があります。
これらのガイドは、その場で依頼できることが多いですが、時間帯や混雑状況によっては待つ必要があるか、希望の言語のガイドがいない可能性もあります。
特定のテーマに特化したツアーや、日本語ガイドを確実に確保したいプライベートツアーなどは、必ず事前に日本国内の旅行会社や現地の専門ツアー会社を通じて予約しましょう。
ベトナムの遺跡群は、2000年以上の歴史を持つ多様な文明が生み出した壮大な文化遺産の宝庫です。
チャンパ王国の神秘的な塔から阮朝の荘厳な皇城まで、その多様性と深い歴史性で訪れる者を魅了します。
本記事では、世界遺産7選の詳細ガイドから隠れた名所の紹介、旅行者のタイプ別モデルコース、写真撮影のテクニックまで、ベトナム遺跡を最大限に楽しむための情報をお届けしました。
ベトナムの遺跡は単なる「古い建物」ではなく、異なる時代、文化、宗教の物語を今に伝える生きた証人です。
ミーソン聖域やタンロン遺跡、ホイアン古町などは、アジアの文化交流の歴史を体現しています。遺跡探訪の真の価値は、石や煉瓦だけでなく、それを守り継承してきた人々の物語にあります。
現地ガイドの解説に耳を傾け、近隣の村々を訪れることで、遺跡の背後にある生きた文化と伝統を感じ取ってみてください。






